こんな自分でも信頼し合える人達が居る!なんて自分は幸せなんだ!
『 エリックを探して / 77点 / LOOKING FOR ERIC 』 2009年 イギリス/フランス/イタリア/ベルギー/スペイン 117分
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★★★★★★★☆☆☆(77点)
個人的には、爆笑できたシーンも、サッカー(とくにヨーロッパの)を全く知らない人にはしんどいかも・・・
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆(75点)男性向き!!!サッカー好きは必見!!!
ケンローチ監督ということを考えるとむちゃくちゃコメディなんやけど、コメディ映画として見ると重すぎるかも?
【内容】
□大のサッカー好きという社会派の名匠ケン・ローチ監督が、かつて名門マンチェスター・ユナイテッドでエースとして君臨した元フランス代表のスーパースター、エリック・カントナとの異色のコラボで贈る、心温まる人生一発逆転コメディ。なにもかも上手くいかず、どん底で苦しむ中年男が、突然現われた憧れのヒーロー、カントナのアドバイスに勇気を得て難局を乗り越えていく姿を仲間たちとの熱い絆を軸に描く。
マンチェスターの郵便配達員エリック・ビショップは、しょぼくれた中年オヤジ。2度の結婚に失敗した彼は、7年前に出て行った2度目の妻の連れ子2人を一人で育ててきた。しかし、その2人の息子はいまやすっかり問題児。おまけに、未だに心から愛しているものの、今さら合わせる顔がないと感じていた最初の妻リリーと再会しなければならなくなり、気持ちが沈んでいた。そんな彼の心のアイドルは、地元マンチェスターの英雄、エリック・カントナ。今日も自室に貼った彼のポスターに向かって愚痴をこぼすエリックだったが、なんと突如どこからともなくカントナ本人が現われた。そして含蓄ある格言で彼を励まし始めるのだったが…。【allcinema 】
【感想】
ケン・ローチ監督は、実はちょっと前まで全く知らなかった監督(←映画好き失格やね、わし)なんで、2-3本しか作品を観たこと無いんやけど、自分の中では"硬派な作品を撮るじーさん"というイメージやったのが、"エリック・カントナ主演のコメディ映画を撮った"なんて聞いたら、観に行かんわけにはいかんやろ!?
っつーことで、嫌いな(←言わんでええって!)テアトル梅田に「エリックを探して」を観に行ってきました♪
いやー♪面白いなー♪こうやってミニシアター系の映画を観てみると、今年のシネコン映画のレベルの低さに驚くっすねー・・・やっぱミニシアターが潰れんように応援(通い続ける)せなあかんね!!!
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結構シビアな設定で、シリアスなドラマ部分がかなり多いんで、コメディとして観るよりも、シリアスドラマ(+笑い)ぐらいの感覚で観た方がええかも!?
実際に観てるときも、ほとんどの時間は、館内がシーーーンっと静まり返ってて、ところどろろで、ドッっと爆笑が起きるつー感じ・・・もちろん、つまらないという意味で静まり返ってるんではなくて、複雑な家庭の家族のドラマをのめり込んで観てるんで、静まり返ってるっつー感じなんすね♪
むちゃくちゃ笑えるわけでもないし、
むちゃくちゃ泣けるわけでもないし、
むちゃくちゃ感動するわけでもないんやけど、
しんみりと、"本当に良い映画を観たな~♪"っと思える映画なんすね(」°□°)」<エエ映画やの~♪
シリアスでリアルな設定に、とんでもファンタジーをトッピングして、訴えるのは不変のテーマ((φ(・д・。)
家族
信頼
親子
信用
仲間
つながり
エリック(主人公)は、金持ちでは無いし、頭が良い訳でもないし、性格もそんなに良くないし、強いわけでもないし、健康ですらないし、何か特別なものをもってるわけでもない・・・(´・ω・`)
どーしよーもなくて、弱い人間やけど、悪いヤツでは無い・・・
悪いヤツでは無い・・・
そして、マンチェスターユナイテッドを愛してる・・・
マンチェスターユナイテッドが好きで、悪いヤツじゃない・・・それ以外に何がいる?
だからみんなは、エリックを愛してる(°∀°)b
エリックには、信頼しあえる仲間が居る(°∀°)b
そして、愛する息子達が居る(°∀°)b
だからエリックは、だれよりも強い(°∀°)b
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いつの時代でもつながれるし、繋がらなくちゃいけない!
悪いヤツじゃなければ、みんなが助けてくれるし、自分も助けてあげる(」°□°)」<マカセロ!
良い映画です♪
サッカーを多少でも知ってれば、より一層楽しめます(」°□°)」<ワールドカップを観るレベルでOK!
あ、カントナは、ワールドカップ出てないかш(`∇´*)ш
個人的満足度 77点! オススメ度 75点!
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↓よれよれのおっさん
↓悪い奴らにからまれて。。。
↓どーしよーカントナ~
↓ジャンプだ!!!
↓カモメだ!!!
↓カモメ~
↓イタリアだけは許さん!
↓ま、最後は爽快ですなー♪
地味に感じる人も多いかな~・・・面白いんやけどなー♪
どっちかゆーと男向きの映画であることは間違いないかも