最後の忠臣蔵 / 70点 / 2010年 日本 133分 | ゆるーく映画好きなんす!

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ゆるーく映画好きなんす!-最後の忠臣蔵001

なかなか面白いストーリーですなー♪でも、演出がペライですなー♪


『 最後の忠臣蔵 / 70点 』 2010年 日本 133分


監督: 杉田成道
製作: 小岩井宏悦

服部洋

椎名保

酒井彰

名越康晃

井上伸一郎

喜多埜裕明

川崎代治

大橋善光
プロデューサー: 野村敏哉

岡田渉

宮川朋之
製作総指揮: ウィリアム・アイアトン
企画: 鍋島壽夫
原作: 池宮彰一郎

『最後の忠臣蔵』(角川文庫刊)
脚本: 田中陽造
監督補: 小笠原佳文
美術: 原田哲男
美術監督: 西岡善信
撮影監督: 長沼六男
衣装デザイナー: 黒澤和子
編集: 長田千鶴子
音楽: 加古隆
音響効果: 柴崎憲治
スーパーバイザー: 角川歴彦

成田豊
スクリプター: 中田秀子
殺陣: 宇仁貫三
照明: 宮西孝明
整音: 瀬川徹夫
装飾: 中込秀志
録音: 中路豊隆
出演: 役所広司 /瀬尾孫左衛門

佐藤浩市 /寺坂吉右衛門

桜庭ななみ /可音

山本耕史 /茶屋修一郎

風吹ジュン /きわ

田中邦衛 /奥野将監

伊武雅刀 /進藤長保

笈田ヨシ /茶屋四郎次郎

安田成美 /ゆう

片岡仁左衛門 /大石内蔵助

(特別出演)

柴俊夫

佐川満男

こぐれ修

福本清三

田畑猛雄

芝本正

結城市朗

井上肇

芹沢礼多

望月章男

高橋信吾

片岡功

白井滋郎
【満足度】

★★★★★★★☆☆☆(70点)

なかなか面白いストーリーやけど、この演出はどうにかならんですか?もっと面白くなりそうで不満ですなー


【オススメ度】

★★★★★★★☆☆☆(70点)

なんやかんやゆーて面白い!非常に日本人にうけるストーリーやと思う!惜しむらくは演出が・・・


【内容】

□『四十七人の刺客』の池宮彰一郎が忠臣蔵の後日譚を描いた同名時代小説を役所広司と佐藤浩市の主演で映画化。赤穂浪士の中にあって名誉の死を果たせなかった2人の男を主人公に、忠義を貫き私心を捨てて自らに課された使命を全うするべく生き抜いたその後の過酷な人生を明らかにしていく。共演は桜庭ななみ、安田成美、片岡仁左衛門。監督はTV「北の国から 」シリーズ、「優駿 ORACION」の杉田成道。

◇赤穂浪士の討ち入りから16年。すでに、とうに終わった事件と思われていたが、四十七士の中にあってただ一人、切腹することなく生き延びた男がいた。その男、寺坂吉右衛門は、大石内蔵助より生き証人として討ち入りの真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助せよとの使命を受けていたのだ。遺族を捜して全国を渡り歩き、ついにその旅も終わりを迎えようとしていた。そんな時、彼は討ち入りの前夜に突如逃亡したかつての友、瀬尾孫左衛門と出会う。固い絆で結ばれていた2人は、主君内蔵助のために命を捧げようと誓い合ったはずだった。そんな吉右衛門の非難にも決して真相を語ろうとしない孫左衛門。しかし彼にもまた、裏切り者の汚名に耐えてでも生き延びなければならないある使命があった。それは、内蔵助の隠し子、可音を密かに育て上げるというものだった。その可音にも晴れて縁談話が持ち上がり、孫左衛門の使命もいよいよ終わりを迎えようとしていたが…。【allcinema 】


【感想】

無料パスポートを有効利用するために、初詣を奈良の橿原神宮にして、ついでにTOHOシネマズ橿原で映画を2本観るというアクロバティックな方法で、『最後の忠臣蔵』を観てきました♪(あと1本は、『武士の家計簿』)


面白い!!!ストーリーが面白い!!!・・・・けど、演出が~・・・うーん・・・いやー、ベテラン監督さんなんで、わざとやってるんやろけど、個人的には好きや無いな~(´・ω・`)


このクエスチョンマークがつきまくりの演出は狙ってるんすよね?


□■□■□


【ネタバレしてます】


えーっと、とりあえずストーリーはかなり面白くてに全く文句は無いし、出演者の演技もピカイチで全く文句は無いんで、基本的には十分面白い作品としてオススメ致します!


その上で、とにかく演出上の不満点をたらたら書きますんで、この映画が好きな方は、ココから先はすっ飛ばしてください♪


とにかくカメラの存在感がありすぎやん!!!


ワンカットで魅せりゃぁええシーンでもバンバンカットを繋ぐんやけど、これは撮影監督がやってんのん?監督が指示してんのん?


演技で魅せるシンプルなシーンでも、変に凝って撮ったカットが挟まれたりするんで、むちゃくちゃ気が散るんやけど(´・ω・`)ワンカットでみせてーや!


別に絶対に悪いっつーことでもないし、ほとんどの人は気になれへんレベルやと思うけど、個人的には、カットが変わるたびに"え?マジで?"って思ってまうんで、ぜんぜんのめりこまれへんかったっすね~(´・ω・`)


なんつーか、TVドラマっぽいんすよね・・・(TVドラマが全てそうというわけではなく、撮影期間や予算に縛られるTVドラマの性質上で、よくある観辛さっつー感じで捉えて下さい)


吉右衛門が孫左衛門の後をつけるシーンで、望遠の深い被写界深度で撮ってるワケわからんカットもあるし・・・いや、それやと圧縮効果がでるからすぐ近くを歩いてるように見えてしまうんすけど?せめて深度は浅くせんとあかんのちゃうのん?


なんかもうそういう細かい違和感が多すぎて、気になってしゃーないんやけど・・・←気にしすぎやって言われたらそれまでなんやけどね!


あー、これだけで長くなってしまった(;^_^A


あと、可音の恋愛感情を強く描きすぎてるせいで、まござえもんがただのバカに見えたり、ゆうのエピソードが雑すぎてぜんぜん効果なかったり、ラストで列に加わるそれまで出てきてない武士が多すぎて萎えることとか・・・


観客の好意的補完解釈に頼るシーンが多すぎることも書きたかったんすけど、これぐらいにしときます((φ(・д・。)


□■□■□


とまぁ、不満を書きまくったんすけど、基本的には満足してます←マジです!


なんやかんやゆーても、やっぱストーリーがイイと、面白く観れるんすよねー(」°□°)」<やっぱストーリーが大事♪


ある程度、好意的にそれぞれの感情を補完解釈してあげれば、かなり深い映画になります♪


個人的満足度 70点! オススメ度 70点!


□■□■□



↓有名じゃない子を使ったのが正解!演技も悪くない!
ゆるーく映画好きなんす!-最後の忠臣蔵002
↓こういう画をなんでもっと有効活用しないのか?
ゆるーく映画好きなんす!-最後の忠臣蔵003
↓この2人が出てるだけで映画になる!
ゆるーく映画好きなんす!-最後の忠臣蔵005
↓でも、演出がペライので・・・
ゆるーく映画好きなんす!-最後の忠臣蔵006
↓非常に勿体無い!!!
ゆるーく映画好きなんす!-最後の忠臣蔵004

もっともっと面白くなったはず!!!

あまりにも勿体無い感があるんで、点数は70点なのです!!!