ダウン症 ライトくん(7歳)のママ、あぐです。

 

 

夫と、こども3人の5人暮らし。

 

浜ねえちゃん(小学4年生 弟大好きな優しい女の子)

ライトくん(7歳7ヶ月。養護学校のピカピカの新一年生。いたづら好き。

ダウン症候群(21トリソミー)。生後半年で心臓手術。現在は、夜間のみ在宅酸素使用)

あづのすけ(4歳年少さん ショベルカー大好きなやんちゃ男子)

 

7年前、夫の仕事の関係で横浜から長野県安曇野(あづみの)りんごに引っ越し。

当初3年で横浜に戻る予定でしたが、安曇野がとても気に入り、移住を決めました虹

 
 
 

いなくなったダウン症息子、まさかここに!

 

 

↓こちらの記事の続きですニコ

 

 

 

 

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田んぼの真ん中で行われた地域イベント(どんど焼き)で、ほんの1~2分くらいの間に姿が見えなくなったダウン症息子(1年生 7歳)。

 

 

 

青くなって探す。

 

 

 

 

どこを探してもいない!!

 

 

 

あぐ

「いや、でもこんなに見晴らし良い場所で、いなくなるってありえないよね・・・なんでいないの?」

 

 

 

いないなんてありえない。

 

いないなんてはずない。

 

いつもいなくなっても、そこらにいてすぐに見つかったじゃん。

 

こんな見晴らし良い場所でいなくなったなんてありえない。

 

 

いないはずない。

 

 

 

そんな気持ちから、祈るような気持ちで、何度も同じ言葉を繰り返していました。

 

 

 

あぐ(夫へ)

「なんでいないの。これだけ探してもいないなんて。

 

もう警察に連絡するしかないかも。。。」

 

 

 

「家に帰りたがってたよね。」

 

そう言って、家の方角を見る。

 

 

あぐ

「一人で歩いて行った??自転車鍵閉まってるよ。」

来た時、鍵をしめなくてもいいと何度も言ったのに、ライトくんは納得せずに自転車に鍵をしたのでした。

 

 

「そういえば、自転車みたいなポーズでなんか訴えてたのって、もしかして鍵を開けてくれって言ってたとか?」

 

 

「私、家のほう探してくる! あづちゃん連れてくから、きみはこの辺りそのまま探してて!」

 

 

あづのすけの手を引っ張って走る走るダッシュ

 

 

 

ライトくんの自転車は、そのままそこにありました。

 

 

 

あぐ

「ライトくん、いないよねアセアセ どこ行っちゃったんだろ。」

 

 

あづのすけ

「ライト!」 

先の方向を指さして、あづのすけ(3歳)がそう言いました。

 

 

え?? いないよ。見えないよ。

でも、目を凝らしてよく見ると、はるか先の方に、なんか小さな人影が!!!

 

 

 

あのカラフルな帽子らしき色。

 

 

 

ライトくん!!!?キラキラ

 

 

あづのすけ

「あづ、ここで(ライトくんの自転車が停めてあるところ)待ってる。お母さん、急いで行って自転車でお迎えしてきて。」

 

 

この時ほど、我が子ができた子だと思うことはなかった!

 

 

あぐ

「ありがとう!あづちゃん!!絶対ここから動いちゃだめだよ。お母さんすぐ戻って来るから。」

 

 

自転車で走る走る!!!

 

 

 

キラキラキラキラキラキラ

 

いたよ、ライトくん!!

 

乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

 

 

一人で前を向いて、普通に歩いてた汗うさぎ

 

 

 

ホッとして。

 

拍子抜けしたような、

 

よくここまでこの短時間で歩いてきたな、というのと。。(あともうしばらくで家じゃん!)

 

 

 

 

あぐ

「ライトくん!!!」

 

 

ライトくん、悪びれる様子のまったくない様子で私を見る。

 

あぐ

「なに?一人で歩いてきたの?自転車の鍵あかないから歩いてきたの?」

 

 

ライトくんうなづいて、家の方向を指さす。

 

 

 

ほっとした気持ちから、

 

ライトくんの淡々とした様子をみて、拍子抜け。

 

 

 

安心して、ほっとしたら。。

 

次に、怒りが湧いてきたダッシュ

 

 

あぐ

「なんで一人でここまで歩いて来てるの?? あぶないじゃん。お母さんに言わなくちゃだめじゃん! 自転車もそのままだし。

 

おかあさんたち心配して、ずっと探したんだよ。」

 

 

 

 

まあ、後から考えれば、話せないライトくん。

 

「お母さんに言わなくちゃだめじゃん」じゃないよな。なんか色々訴えていたけど、

 

「帰りたいの?ちょっと待って。」

 

私と夫がそうずっと言ってたから、しびれを切らして自分で帰ったんだろうな・・

 

 

 

 

1年生になって、できることも増えてきたライトくん。

 

 

「自分でできることが増えてる」

 

その自信から、歩いて帰れると思ったんだろう。

 

 

 

 

大きな車のよく通る通りまで、もうすぐのところまで来てました。

 

 

 

間に合ってよかった!!

 

「車の通りを見て道路を渡る」ことは、「危険の認識ができない」ライトくんにはまだできない。

 

もう少し遅かったら、事故にあっていたかもしれない。

 

 

 

よかった。。

 

 

 

ライトくんを自転車の後ろに乗せて、あづのすけのいるところに急いで戻る。

 

 

よかった!

 

あづのすけは夫と一緒にいました。

 

 

 

あぐ

「ライトくんいたよ! 家の方に歩いてた。」

 

ほんとよかった。。。  帰ろっかね。

 

 

 

 

よかった。

 

でも、なんかほんと疲れたネガティブネガティブ

 

 

 

 

ハムスターハムスターハムスター

 

 

帰ってきて、独り言

 

あぐ

「イベント楽しみだから、毎年三九郎も楽しみにしてたけどさ。

 

もう来年は、三九郎行くのイヤだなぁ。

 

ライトくん連れて行くの大変だし、また行くって考えただけで疲れるよ絶望

 

 

浜ねえちゃん&夫

「だよね。お母さん、よく『行く』って言うと思ってさ。ほんと真顔

 

だよね~真顔

 

 

 

 

学校で作った鬼のお面を被ってご機嫌にやり

 

 

 

 

でも、よく考えると、毎回何か行く度に、

私同じこと言ってるんだよね驚きアセアセ

 

 

 

 

性懲り(しょうこり)もなく

また次のイベントも、きっと行くんだろうな~にやりスター

 

 

 

 

 

私たちからも、

そして、今回の事件を知った学校の先生からも

(私が連絡帳で先生に告げ口しましたグラサン

 

 

「一人で勝手に帰らない!」

 

と、さんざん言われたライトくん。

 

 

でも、ライトくんもこれまた性懲りもなく、またなんかやらかすんだろうな。

 

 

 

ライトくんとどこかに出かける&イベント参加する、

 

って、ほんと全集中キープが必要ですショックネガティブ

 

 

 

 

 

でも、

 

春休みの今日も、大声でライトくんがやりたい放題やっているということは

 

何も事故がなく平和だということお願い

 

 

よく考えると、それってありがたいことだなあ星

 

 

この記事を書きながら、あらためてそんな風に感じるあぐですニコ

 

 

 

 

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ほんとお手柔らかに頼むよ!!

 

 

 

 

 

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見ているだけで懐かしく幸せになれる本ですお願いハート

 

 

 

 

 

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