とび抜けて顔の青いようこ(2) | 喜劇 眼の前旅館

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短歌のブログ

キャンディーを穴があくほど転がして舌からスタジアムになればいい


鏡のなかの公園も人だかりしてややうれしくなるときがくるのか


こんな部屋には住人が必要、と言って靴をそろえる背中から欠ける


運命にさからうビュフェに跳び乗れば窓をながれるかげみな帽子


ひとりでは蛇口に蒲公英つめこんで終らせた気でいたんだろうね