はひふへほ・即詠 | 喜劇 眼の前旅館

喜劇 眼の前旅館

短歌のブログ

開始10:33

箸を蜘蛛のように持つひと静かだと眠くなれない人いつかいた
昼のテレビに夜の場面は少なくておろしたての靴履いて見ている
服と服交換すれば切り替えたTVカメラに陽のさす隘路
減る心 あおければあおいほど硬くみちがえる空 息は自由に
放送後鳴りっぱなしの電話口に犬の息だろうかこの風は

終了11:22