一昨日は、二ヶ月に一度の血液科外来。結果はこのとおり。どうやら、再発することなく、新年度を迎えることになりそうです。多発性骨髄腫と分かって、かれこれ四年になります。

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2013年
3月:病的骨折
4月:腫瘍生検・気管切開
5月:多発性骨髄腫(igD)確定・ベルケイド・レナデックス→PAD療法による寛解導入療法
9月:造血幹細胞採取・自家移植
10月:生着・退院
12月:職場復帰

2014年
1月〜7月:レブラミド・レナデックス維持療法
8月〜12月:血小板減少等の副作用のため休薬

2015年
1月〜7月:レブラミド・レナデックス維持療法
8月〜11月:血小板減少の副作用のため休薬
11月:レブラミド・レナデックス維持療法再開

2016年
4月:レブラミド・レナデックス維持療法をいったん終了。今に至る。

というわけで、多発性骨髄腫のなかでも、予後が悪いといわれたigD型の割に、今のところは平穏無事に過ごしています。

こうして四年を過ごしてきましたが、その間、新薬も続々と登場しました。

はじめは単純に嬉しかったんだけど。
前評判(海外)では効果がとてもあり、副作用が少ないとの情報ばかりだったのに、実際、日本で使ってみると、あまり奏功しなかったり、副作用が酷かったりと、話が違うやん…ということも多かったりする。

これらの問題も、日本での使用例が増えれば、使い方、量、その他使用上のコツが分かってきて、使いこなせるようになり、解決されるもの…と期待しては…いるんだけどね。

私は完治まで望んでいるわけではない。
ただ、それなりに奏功して、副作用が軽く、長く続けられる薬がふたつみっつあればなあ…と思ったりはする。それだけで、十分なんだけどな。

東日本大震災から6年。
14:46  たまたま行った蔦屋書店泉店にて、家族揃って黙祷しておりました。
思うことはたくさんありますが、うまくまとめられないので、今日は、受診結果のみご報告させていただきました。