2013年の秋、自家移植を終えた私ですが。

2014年1月~7月  レブラミド維持療法
2014年8月~12月  骨髄抑制のため休薬
2015年1月~7月   レブラミド維持療法
2015年8月~現在   骨髄抑制のため休薬

という、あたかも1年=1クール(7ヶ月服薬5ヶ月休薬(笑))というサイクルでレブラミドによる維持療法を受けています。夏場になると、血小板が下がってくるので、お休みに入る…というパターン。おかげさまで(?)今のところ、再発なしに2年を過ごすことができました。というわけで、自分なりに納得して、レブラミド飲みながら職場復帰してばりばり(?)働いているところです。

しかし、先日公開されたアキバキャンサーフォーラム2015の講演動画を見ると、果たして、このまま維持療法を続けた方がいいのかどうか悩んでしまうなあ(^_^;)。

レブラミドの維持療法を受ければ、1日1錠でも、高額療養費限度額の44,400円/月になってしまう。実際には共済組合からの給付金などで12,500円ほど賄われるんだけど、それでも月3万超える負担がある。

ちょうど塾の費用ぐらいやがな(笑)。あるいは給付金を受けた場合の私立高校の学費くらいか(^_^;)。

そこまでしても、無増悪期間の延長にはなるが、生存期間の延長については、エビデンスが得られていないとなると。さて、どうしたものか。

もっとも、埼玉医大の木崎先生も、明確に否定しているわけでもなく、エビデンスがないので、維持療法をやるなら理解した上で受けてくれ…というスタンス。

もっとも、長期生存率をデータが出揃うには、これまた長い年月が必要でもあるしなあ。

今後、データが蓄積されれば、見解が変わる可能性もある。また、メルファランとレブラミドの組み合わせやメルファラン自体がまずいとの可能性もある…

というわけで、現時点で、維持療法が無意味なのか、やった方がいいのか、断言できるヒトはいるのかなあ(^_^;)。

現在は、再発していないので、維持療法を打ち切るのも一つの手だろう。そうすれば、鬱陶しい副作用もなく、身体はラクだし、金もかからず(社会保障関係費の増加を少しだけ削減できるし)いいことづくめだ。特に腎臓や骨髄へのダメージを考えると、ムダ玉打った挙句、死ぬときは同じ…ではあんまりだもんなあ。

しかし、一方で、無増悪期間の延長には効果があるという。こちらはエビデンスがあるそうな。

となれば、維持療法を継続し、少しでも再発を遅らせる方が、その間にも、新薬が出てくる可能性も高いので、良いではないか。とも言える。

しかしまた一方で、レブラミドの維持療法を長く続けることで、二次発がんのリスクがあったり(しかし、これも意見が分かれる)、何よりも骨髄が疲弊しきって、新薬が使えなくなる状態もまた困る。これが怖いからこそ、去年も今年も夏でいったん打ち切ったわけだし。

この件については、堂堂巡りなのだ。
思えば去年も、そこで悩み、某病院にセカンドオピニオンを受けに行ったんだけど、あらぬ方向に話しが進み、結果としては、あんまり役に立たなかったという苦い経験がある(^_^;)。

理想的には、維持療法をやめて、しばらく平穏無事に過ぎたあと、抗体医薬品であるエロツヅマブだのダラツムマブだのといった期待のエースが承認されてめでたしめでたしとなれば良いのだが。

…これら抗体医薬とて、本当に副作用の軽い素晴らしい薬という保証はあるのか…と懐疑的になるし(ポマリドミドがあれほど、期待されながら、あちこちで副作用の問題が起きている以上、あまり、新薬に過剰に期待する気にはなれない)。

割り切って、維持療法として、少量のレブラミドをダラダラと飲み続ける方針で、納得してやってきたんだけど、この動画をみると、またまた混迷のどつぼな世界に落ち込むのでありました(笑)。

さて、どうするかなあ。

そもそも、私の骨髄腫は、メジャーなIgG型ではなく、超マイナーな(骨髄腫の3%)IgD型であり、髄外形質細胞腫を生じやすく(実際、喉頭部にできたし)予後も悪いタイプとされているので、一般論でくくれるのかな?という問題もあるし。

そもそもサンプルが少なすぎて、エビデンスもへったくれもないのかもしれないし(笑)。

結局のところ、一般論はともかくとしても、患者各自につきオーダーメイド治療せざるを得ず、どの作戦がベスト・ベターなのかは運次第…と開き直るしかないのかもなあ(^_^;)。

とりあえず、11/26までは、少なくともレブラミドの再開はないので、もう少し、じっくり情報を集めてみよう。盛岡のセミナーで何かつかめるかも知れないしね(^_-)-☆