鳥インフル、過去最多を更新 | 西田直史

西田直史

自然サービス業

サービス業という立ち位置から農林業に携わっております。
(有)おはたま本舗 兵庫県小野市
築50年のそろばん倉庫をリノベして店舗兼事務所にして営業中。

おはようございます。

ここ最近早寝早起きが身についてきて、朝起きるのが早すぎてしまい

出勤前に自宅で投稿しております。

 

そういえば朝から救急車のサイレンを聞きました。

 

 

2022/1/5

 

全国の養鶏場などで発生した高病原性鳥インフルエンザが4日までに54例に上り、1シーズンとして過去最多を更新した。

 

 家禽への感染は一般的に、鳥の死骸を食べるなどしたネズミなどの野生動物が媒介するとされる。ただ、小沢准教授は「出水の養鶏農家は防疫意識が高く、人為的なミスでウイルスが入る可能性は低い」と強調。「死骸の毛やふんが風に乗り、ちりなどに混ざって鶏舎に入るのではないか」と、対策の難しさを指摘する。

 

 

今年はホンマに多い。

窓のない鶏舎でも発生してます。

 

令和4年度シーズン 高病原性鳥インフルエンザ発生状況

全国各地で発生してます。

 

 

 

鹿児島県出水市は全国有数の養鶏地帯で、防疫レベルも高い“モデル地域”とされる。それでも多発するのはなぜか。鹿児島大学共同獣医学部の小澤真准教授(ウイルス学)は「出水は今季、環境中のウイルスの濃度が非常に高く、防疫が難しい地域と言える」と指摘する。

 

一方で出水市では、9例中7例は密閉性が高いとされる窓のない鶏舎だった。小澤准教授は「農家が制御できるレベルを上回っている」として、より微細な粉じんや、野鳥の飛沫(ひまつ)や羽根を媒介して鶏舎にウイルスが侵入している可能性にも言及した。

 

 

専門家として小澤教授ばっかり登場してますけど。

 

このウインドレスの鶏舎で感染っていうのが不思議なんですよねぇ

防ぎようがない。

 

そして感染していない鶏も全部殺処分。

 

そうなると鶏の数も足りなくなり卵の相場も上がります。

今の相場を見ますと大阪でLサイズ294円になっています。

Lサイズは約60gですので約16個で294円。

 

 

 

去年の10月に餌代が3割ほど値上がりしてますので養鶏農家も大変な苦労の時です。

 

 

 

実は弊社が契約している養鶏場も生産者の高齢化と飼料の高騰があって鶏の数を減らしてます。その影響を受けてこの春で弊社との取引が終了となります。

 

養鶏に限らず今の農業が抱える問題に直面しております。

 

春以降でウチの餌で卵を作ってくれるところを探すか、どこかの養鶏場の卵を仕入れるか。

できれば鮮度重視で今のように卵を洗浄せず売りたい。

 

 

 

個人経営の養鶏場はどこも同じような境遇で、40年前にブームが起きて養鶏を始めたものの息子さんが後を継いでないケースが多く1代で終わりを迎えそうです。

 

365日世話しないといけないし単価安いし糞の処理あるし

まあ色々大変です。

 

 

そんな訳で今後の進路を検討中です。

 

こういう状況やし今年はできる限り多くの人に会ってビジネスにおける色んな可能性を見出したいですね。

 

 

 

 

今日から3連休。

お客さん沢山来てくれたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/11/25 地球の記録

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