ブランド米 飽食 「最高評価」44銘柄、ひずむ市場 | 西田直史

西田直史

自然サービス業

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(有)おはたま本舗 兵庫県小野市
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おはようございます。

朝はいいお天気で、気温は低いですけど日差しに暖かさを感じてきて春きてるなぁって感じです。

 

今朝の日経新聞

ブランド米 飽食 「最高評価」44銘柄、ひずむ市場 

 

2016年産米の食味ランキングが発表され141銘柄のうち最高評価の特Aが44銘柄と全体の3割を占めたそうです。産地がおいしい米づくりに走る一方、外食・中食用の業務用米が不足しているそうです。

 

また特Aのブランド米は市場は飽和状態で、店頭の価格競争を起こしていて値崩れしてるそうです。

 

確かに最近知らない名前の米増えましたね。品種改良が進んで行きつく先に行きついて、どんな地域でも美味しいお米は作れるようになったけど、その時には消費者のコメ消費量は落ち込んでいて結局安い値段でしか売れないっていう流れのようです。

 

そういう流れもあってかつい最近産地偽装の話もあがりましたね。

「JAのコメ」に産地偽装の疑い、魚沼産に中国産混入

真相はまだ明らかにされてませんが、、、

 

ウチもコメ扱ってますが、生産者が直接売ってるところは順調に売れてるみたいですよ。

生産者がしっかり思いを伝える営業すればね。

 

先日コメ農家を紹介されて「兵庫県の認証とりました!」的なことを言われていました。

それがどうした。だからってコメが売れる訳ではないですよ。

そういう商品を扱ってくれるお店とかの販路は広がるでしょうが、、

ゴールの設定を「おいしいコメを作ること」に設定しているとそこがゴールになりますけど、

そこから売ることが大事で「おいしいコメを作ってしっかり売って稼いでまた来年おいしいお米を作れる環境にすること」が本来あるべきゴールの設定でしょうね。

 

 

 

時代の流れとしてモノ消費でなくコト消費ってことなのではないでしょうか。

ブランド米だからそれがどうした。いいモノは世の中に溢れかえっています。

その中から選んでもらうことを深く考えて実行しないと売れない時代ですね。

 

 

(有)おはたま本舗

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