「昼間にお酒のない場で、ざっくばらんに日常生活の事柄や セクシュアリティについて話し合えたら」というコンセプトで、 これまでに定期的に「レズビアン・ゲイである自分を語る会」をAGP関西が中心となって開催してきました。昨年8月に久々に関東でも「レズビアン・ゲイである自分を語る会」を開催しましたが、今年も継続的に開催をしていく予定です。

 直前の告知となりましたが、2012年はまず1/29(日曜)午後に行います。


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 普段の生活にまぎれて、なかなか話せないこと。
 こんな話をしたら、笑われるんじゃないか・・・と不安に思うこと。
 ほかの人はどのように思うんだろう? って思うこと。

 日曜の昼下がりに、ゆっくりと一緒に話し合ってみませんか。
 いろんな考えがあり、「正解」というものが存在しないからこそ、
 それぞれが社会的なしがらみにとらわれることなく、
 じっくりと耳を傾け、話をしましょう。

 AGPというと、専門家会議という名称のため、

 カウンセリング的なことを期待される方もいるかもしれませんが、
 この会においてはピア的な、その場に参加している皆さんと

 一緒に考えていく方針です。
 話題を共有することで参加者の皆さん(もちろんスタッフも)の中に
 エンパワーメントできるような会にできるよう、スタッフ参加者ともども
 作り上げていきたいと考えております。



<レズビアン・ゲイである自分を語る会(関東) vol.10>


 日時:2012年1月29日(日)
 開場 13:00 開始 13:30  終了予定 16:30

 会場:東京都内の公共施設
 (申し込みいただいた方に、詳細をお知らせいたします)

 参加費(会場費・資料代など):学生500円 一般1000円


グループディスカッションなども予定しておりますので、事前申し込み制としております。
下記のアドレスまで、メールでお申し込みください。

定員(20名を予定)になりましたらお申し込みをいただいてもお断りすることもありますのでご了承下さい。

申し込み(もしくは問い合わせ)アドレス:0129@agp-online.jp



※AGPは,医師,心理臨床家,看護師,ソーシャルワーカー,教員など医療,心理,福祉,教育の分野の職に就く者や,そのような職業を目指す学生等から成る,レズビアン,ゲイ,バイセクシュアル(LGB)のための団体です。

 活動内容など詳しくは、当ブログの他記事や、以下をご参照ください。

 (AGP online) http://www.agp-online.jp/
 (AGP twitter) https://twitter.com/#!/AGP_twit



AGP関西では、2月19日(日)に第47回「ビアン・ゲイである自分を語る会」を開催します。

「昼間にお酒のない場で、ざっくばらんに日常生活の事柄やセクシュアリティについて話し合えたら」
とのコンセプトで、3ヵ月に1度、語り合いの場を持っています。

皆様から戴く事前アンケートをもとにして、堅い話・柔かい話・興味のある事を気軽に話し合って、楽しく交流する場にしたいと思います。


 日時:2月19日(日)午後1時から午後5時まで
 会場:大阪市内の公共施設の会議室
 参加費:2,000円(定期的収入のない方は1,000円です)


参加を希望される方は、AGP関西(agpkansai07@yahoo.co.jp)までメールでお申し込みください。
(お手数ですが、文中のアドレスの@マークを小文字に変えて下さい)

その際、以下の4点をご記入ください。


 ・お名前(ニックネームで結構です)
 ・自認している性別・セクシュアリティ
 ・年齢
 ・メールアドレス


折り返し、こちらより連絡致します。

http://agp-kansai.seesaa.net/


参加受け付けの締め切りは2月12日(日)ですので、申し込みはお早めにお願いします。



また、AGP関西では月に2回、こころの電話相談を行っています。

同性愛に理解のある相談員が担当していますので、セクシュアリティに関連する人間関係や日常生活などに悩みがある方は、お電話下さい。

詳しくは、以下のURLからご覧下さい。

http://agp-kansai.seesaa.net/category/3338076-1.html



では、皆様のご参加をお待ちしています。


あけましておめでとうございます! 共同代表の平田です。

2012年になりました! どうぞみなさま、今年もよろしくお願いします!


最近、ブログ記事の更新がすっかり滞っていてすみません!!

更新すべき記事はいろいろあるのですが、おいおい一つずつ更新していきたいと思っています。


そんな中で、『こころの科学』の最新号(2012年1月号)に載っていた記事が面白かったので、ご紹介いたします。

すぎむらなおみさんという高校の養護教諭の方が書かれた、「身近な『ジャンダー・トラブル』」という記事です(pp.132-133)。


すぎむらさんが以前勤めていた高校に在籍していた、みため男女どちらかわからない生徒の話、

すぎむらさんの長男が、女の子に間違えられやすかったことから起きたいくつかのエピソード、

などが書かれています。

で、そのような、ジェンダーに関わるエピソードに対する、すぎむらさんの姿勢が、読んでいてすばらしい!です。


上記の「中性的」な生徒が卒業するときに、プレゼントする本をどんな本にするか悩んだ、とすぎむらさんは書いています。

「セクシュアル・マイノリティに関する良書はたくさんでているが、すべて同性愛、性同一性障害、インターセックスなど、一テーマで本一冊である。私は一冊の本にセクシュアル・マイノリティもマジョリティ(異性愛者)も登場する本をケイにあげたかった」

と書いておられるのをみて、「あ、ホントにそうだな~」と思った平田でした。

「あ、ホントにそうだな~」と思い、「でも、現状じゃ、しゃあないよな~」と同時に思い、しかしさらに、「でも、これからは、すぎむらさんが言うような本も書かれるかもしれないな~(書かれるといいな~)」と思った平田でありました。


このような、保健室の先生が増えると、子どもたちの未来(日本の将来)はけっこう明るくなるかも。



http://www.nippyo.co.jp/magazine/maga_kokoro.html

「こころの科学」(2012年1月号)通巻161号 認知症――地域で支える

■こころの現場から
身近な「ジェンダー・トラブル」(保健室)/すぎむらなおみ