AGP関東 語る会開催のお知らせ   イベント部


久々に関東(東京)で、語る会が開催されます!
関西では40回を重ねる「語る会」でありますが、関東におきましてはなかなか開催が難航していたものの、なんとかこぎつけることができそうです。


 普段の生活にまぎれて、なかなか話せないこと。こんな話をしたら、笑われるんじゃないか・・・と不安に思うこと。ほかの人はどのように思うんだろう? って思うこと。
 日曜の昼下がりに、ゆっくりと一緒に話し合ってみませんか。
 いろんな考えがあり、「正解」というものが存在しないからこそ、それぞれが社会的なしがらみにとらわれることなく、じっくりと耳を傾け、話をしましょう。


 AGPというと、専門家会議という名称のため、カウンセリング的なことを期待される方もいるかもしれませんが、この会においてはピア的な、その場に参加している皆さんと一緒に考えていく方針です。

 話題を共有することで参加者の皆さん(もちろんスタッフも)の中にエンパワーメントできるような会にできるようスタッフ参加者ともども作り上げていきたいと考えております。



<レズビアン・ゲイである自分を語る会(関東) vol.9>


日時:2011年8月28日(日) 開場 13:00 開始 13:30  終了予定 16:30
会場:東京都内の公共施設(申し込みいただいた方に、詳細をお知らせいたします)

参加費(会場費・資料代など):学生500円 一般1000円


グループディスカッションなども予定しておりますので、事前申し込み制としております。

 一週間前(8/21)をめどに、募集を締め切らせていただく予定でありますが、定員(20名を予定)になりましたら締め切り前でもお申し込みをお断りすることもありえますのでお早めにお申し込み下さい。

申し込み(もしくは問い合わせ)アドレス:katarukai0828@agp-online.jp




AGP関西より、第45回「ビアン・ゲイである自分を語る会」のお知らせです。


AGP関西では、8月21日(日)に第45回「ビアン・ゲイである自分を語る会」を開催します。
(前回の5月に開催出来なかった事を、深くお詫び申し上げます)

「昼間にお酒のない場で、ざっくばらんに日常生活の事柄やセクシュアリティについて話し合えたら」
とのコンセプトで、3ヵ月に1度、語り合いの場を持っています。


今回は特にテーマ設定はせず、堅い話・柔かい話・興味のある事を気軽に話し合って、楽しく交流する場にしたいと思います。


日時:8月21日(日)午後1時から午後5時まで
会場:大阪市内の公共施設の会議室
参加費:2,000円(定期的収入のない方は1,000円です)


参加を希望される方は、AGP関西(agpkansai07@yahoo.co.jp)までメールでお申し込みください。
(お手数ですが、文中のアドレスの@マークを小文字に変えて下さい)

その際、以下の4点をご記入ください。

・お名前(ニックネームで結構です)
・自認している性別・セクシュアリティ
・年齢
・メールアドレス

折り返し、こちらより連絡致します。

http://agp-kansai.seesaa.net/

参加受け付けの締め切りは8月14日(日)ですので、申し込みはお早めにお願いします。


また、AGP関西では月に2回、こころの電話相談を行っています。

同性愛に理解のある相談員が担当していますので、セクシュアリティに関連する人間関係や日常生活などに悩みがある方は、お電話下さい。

詳しくは、以下のURLからご覧下さい。

http://agp-kansai.seesaa.net/category/3338076-1.html


では、皆様のご参加をお待ちしています。





QWRC連続講座
LGBTの医療・福祉II ―豊かなサバイバルを考えよう―


2011年7月19日 大阪   

AGPのブログ

副代表 井戸田 一朗


QWRC連続講座は、QWRCがファイザープログラムによる支援を受け、立案実施している企画です。本講座に講師として再びお声をかけて頂いたので、当日の模様をご報告します。


去る2009年9月に、連続講座Iが実施されました。連続講座Iは、主に医療従事者を対象とした講座であり、井戸田はしらかば診療所の紹介を兼ね、LGBTへ向けた医療について発表をしました。 今回は当事者に向けられた企画であり、LGBTが自分らしく医療・福祉を利用するための講座です。参加者は、40名近くいらっしゃったように思います。


井戸田は、「医療機関でのカミングアウトの意味」と題し、医療機関・福祉の現場で、医療側が患者・ユーザーのセクシュアリティを知っておいた方がいいと思われる三つの場合を軸に、具体例を挙げながら、自分なりの考えを述べさせて頂きました。 しらかば診療所の患者層や現状を紹介し、三つの場合の例として、厚労科研費「HIV検査相談体制の充実と活用に関する研究班」での、12のSTDクリニックでのインタビュー調査、入院時のキーパーソンについての事例と考察、そしてしらかば診療所における精神科の利用状況について、40分ほどお話しました。


発表後は、ディスカッションに15分間ほど充てられました。 予めお願いしておいた質問紙には、フロアーから様々なご質問やご経験が寄せられました。 特に、精神科受診時に「カムアウト損」になりたくない、どのように医者を見極めればいいのか、といった質問があり、私だけではお答えできず、フロアにいらっしゃった他の精神科医の方々にお答え頂きました。 すでに様々な方法で、病院でのキーパーソンについての問題に取り組まれ、クリアされている方もいらっしゃり、大変参考になりました。 私自身、キーパーソンについて真面目に考えたことは今回が初めてで、勉強になりました。なお、本発表の実現にあたり、平田代表に様々なアドバイスを頂きました。


お呼び頂いたQWRCさん、スタッフの方々、有意義なディスカッションをさせて頂いた参加者の皆さんに感謝します。