彼女たちには共通する印象がある。
それは、自分自身の課題にしっかり取り組んで、安らぎとリラックスが訪れた時に妊娠しているようだ。
その課題とは、自分に優しくしてあげること。自分を労わってあげること。
セッションで明確になった課題は、私が決めて与えたものではなく、筋肉反射からクライエントさん自身の身体が伝えてくれているもの。時には私が変性意識状態になり、身体から発せられることばを通訳して伝えている状態になることはある。
筋肉反射をとっていて常々感じるのは、ひとつの有機体全体は、どうやったら自分と周囲にとって心地よいか、幸せと感じるか、エネルギーが流れていくか、知っていて伝えてくれている。「こうしたらいいよ」というのと、「こうしてほしい」というのが混在している感じ。
いつもいつもクライエントさんに見せてもらう在りように、人間存在の神秘を教えられている気がする。そこがキネシオロジーの楽しいところ。
そして、セッションを受けにサロンに足を運ぶクライエントさんは、せっぱつまっているというか、流れが最高潮に達しているというか、ちゃんとその時に迎えられているタイミングでやってきて、身体から発せられた助言を、実行している。
自分に優しくしてあげる、自分を労わってあげるとは、明確な行動によるものなのだ。
身体が発してくれるメッセージに耳を傾けて行動すると、そのエネルギーの流れから逸れずに、ちゃんと乗れるようだ。
とにかく嬉しい、嬉しい、おめでとう！
