「FXで目指せ!ゴルフ三昧!」の朝は、早い。
平日は、大体、5時前に自然に目が覚める。
自分にはFXのために早起きしたと言い聞かせているが、
単に年をとって朝が早くなったのと、トイレに行きたくなるからだ。
それでも目覚ましは、念のため、5時半にセットしてある。
なり始める瞬間には、大抵、FX用のパソコンの前に座っているので、速攻で止めることになるが。
この時間、ほとんどの場合、FXの市場は静かで新たな取引をする必要はない。
だが、時々、悪夢のようなことが起こる。
そう2024年5月1日(米国時間では4月30日)の早朝の介入のように。
このときは、ふと目が覚めて、トイレに入った瞬間、
IFDで事前に設定していたドルのナンピンの新規注文の成立通知がバンバン来て、
なすすべもなく、約800万円の含み損が目の前で積みあがっていった。
できれば、ああいう思いはあまりしたくないと思っている。
それで、夏時間のNY市場の締めの6時を待つ30分の間、
念のために、LightFXのIFD注文と、マネースクエア(トラリピ)とインヴァスト(トライオート)の自動取引の設定を確認し、必要があれば修正することにしている。
ついでにSBI証券と楽天証券にもアクセスして、資産の評価と前日の取引の確認をする。
そうこうするうちに6時になると、野村證券にアクセス(野村のオンラインはいまどき6時にならないと稼働しないので。遅いのは昔日の大手の傲慢か?)して、やっぱり資産の評価と前日の取引の確認をする。
すぐにFXの締めに入らないのは、マネースクエア(トラリピ)が一旦6時に締めた後、6時10分から15分くらいの間にスワップの端数を切り上げ調整するからだ。
これが終わる前に集計すると、翌日、合計が合わず、日締めを始めた初期のころのように、原因究明に無駄な時間を使うことになる。
6時15分、いよいよFXの締めを始める。
使うのは、エクセルで自分で作った集計用の表である。
特に難しいことをしているわけではない。マクロも使っていない。
基本的な四則演算とsum関数を使う程度で、5社の前日の取引結果を纏めていく。
特に注意することがあるわけでもない。
各社ごとに、前日の売買による実現損益、スワップポイントによる実現損益、含み益(含み損)を計算し、それを集計する。
スワップポイントについては、真面目に計算しようとするならば、
発生主義か、決済主義かを全社で統一して計算すべきなのかもしれない。
しかし、LightFXの収益カレンダーは発生主義、マネースクエア(トラリピ)の成立カレンダーとインヴァスト(トライオート)の運用成績は決済主義なので、
別に計算するのもめんどくさく、それを使っている。
見やすい日別集計がないひまわり(ループイフダン)については、
同じ自動取引組の決済主義で計算している。
各社の数字を拾い(ほとんどの場合、前日の決済記録のcsvをエクセルで処理して、売買差益、スワップポイント別に前日の合計を計算する必要がある)、
集計用エクセルにコピペすることで、日締めが終わる。
日締めが終わると、あらかじめ作ってあるXへの投稿用テンプレートの数字が埋まり、
Xへの投稿の準備も完了する。
最後に、内容をさっと確認してから、日締めの本文を投稿し、
さらに日によってちょっと異なるコメントを追加して、Xへの投稿が終了する。
大体ここまでで、6時30分から40分。
コメントも含めてXの投稿が終了すると、
やっと次の「朝の日課」に移ることができるようになる。
以上
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新シリーズです。
このシリーズでは、FX取引を始めてしまったばかりに、日常生活がどんどんFX取引に浸食されてしまった、そんな男にありがちな日常の一コマを切り取ります。(多分)