では、その他の裁量取引の手法はどうでしょうか。
まず、テクニカル分析を重視する手法は、全く私に合いませんでした。
これは、儲かるとか儲からないとかの問題ではないのです。
単純に、複雑なものは面倒くさい。そして、胡散臭く感じる。
特に一目均衡表とか、それこそ五里霧中です。
なんというか、それは過去はそうだったかもしれなけれど、未来はそうなるか分からないし、複雑なテクニカル分析の結果でわずかに上がる未来予測の精度の差が、つぎ込む労力や精神力に見合うとは、私にはとても思えない。
そんなのは、FX取引を仕事として、労働時間の全時間、全精力、全知力をつぎ込んでやっているプロの方々にお任せすればよろしい。
あくまで趣味と実益を兼ねてやっている素人に毛の生えた程度の私が、真面目に取り組むべきことには思えない。
素人は素人なりに、四角いところを丸く掃くべきです。
これは、MT4を使った取引にも言えることで、ちょっと齧ってみただけの今の段階では、とても今の私の手に余る。しかも使えるようになったからと言って、そんなに利益率が上がるとも思えない。
やっぱり自動トラップメソッド最高!です。
ということで、私は、裁量取引については、基本的にローソク足(週足、日足、一時間足、15分足)とそれから何となく目視できる下値支持線と上値抵抗線だけで、イフダン張ってます。
トレンドラインで下値支持線と上値抵抗線に修正かけることすらしません。
あと、分かりやすいので、ボリンジャーバンドとMACDは、参考に同時に表示させていますが、あくまで参考にすぎません。
この辺り、ゴルフと一緒だなと思います。
PGAのプロは、全ホールバーディー狙いでないと勝負にならないので、難しいピン位置でも全部ピンデッドに狙う感じですが、日本のプロは半分くらい。我々アマチュアは、ピン位置に関係なく、基本グリーン中央狙いです。時にはグリーンを狙わず、花道狙い。
それが結局、一番、スコアがまとまります。
FXもそれと一緒! ・・・だと、思います。
次に、売りから入って、買いで裁定する取引も私に合いませんでした。
これは、読んだ本の中に、効率よく稼ぐには、マイナー通貨の円ペアの売りでやると値動きが大きいので良いと書いてあったのを見て、主要通貨でもやってみました。
ですが、なんか売り時も買い時も全然ピンと来ずに、イフダンしてもちっともしっくり来ず、損切りしてばっかりになってしまったので、諦めました。
多分、こっちがしっくりくる人も居るのでしょう。
単純に相性の問題で、良い悪いではないのですが、私には合いませんでした。
ただし、現時点のようにほぼ全通貨に対して売りポジだとスワップを払うという状況では、数字的にもかなり不利なんじゃないかなと思います。
最後に、エントリーポイントを減らして、一日の取引数を減らして、一回の取引のロット数を大きくして稼ぐ手法も、私には、全く合いませんでした。
つまり、小ロットで、多通貨の円ペアにこまめにエントリーポイントをたくさん作って、塵積もで結果的に大きく稼ぐ、言わば、手動でリピート型システムトレードを真似るように自動トラップメソッドを使うのが、私に合った裁量取引のやり方だということです。
以下、参考に、LIGHTFXの2023年11月の収益カレンダー。
月次で売買差益は出ていますが、全体的に大乱調です。
ほとんどの損は、売りポジから入って失敗した損切りとスワップポイント支払いです。売りさや狙いの実験の結果ですから、仕方ありません。