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☆枯れ木ゼリコ☆のParallel☆Fiction!!

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夏から秋に掛けて見た映画の感想①
 
 
『まほろ駅前協奏曲』…原作読んで話を知っているのに楽しめました。笑えるシーンもちょこちょこあったし、原作にないシーンもあって楽しかった。
(↑多田が行天の勝手なイメージを膨らませるシーンは笑いました。)
 
子どもを苦手とする行天がはるちゃんと由良公を守り通そうとするシーン。
 
病院内でだだを捏ねる子どもにビンタをしようとする母親に行天が
『駄目だよ。暴力は駄目だよ。』と言うシーン。
 
カルト教団の幹部(行天の幼馴染み)と
 
行天(幼い頃、カルト教団に入信させられ、神の子として崇められ、親から虐待されていた。)
 
が殴りあうシーンで
 
行天が『やめようよ、もう僕たち自由なんだよ…。』と言う所
 
が、凄く良かった。
 
原作読んだ時は目頭が熱くなったのを覚えていますが、
 
映画版は、どちらかというと少し救われた気持ちになりました。
 
まほろシリーズはいつまでも続いてほしいです。
 
 
『STAND BY ME ドラえもん』
…さんざん道具をポンポンと簡単に出したくせに『道具にたよるなよ努力しないと』とドラえもんが言ったのは『何言ってんだこいつ。なんの躊躇もせず道具出しただろ』と思いました(笑)
 
短編の話を繋げているのでツギハギ感が若干ありましたが『雪山のロマンス』から『さようならドラえもん』までの流れが凄く良かった。
 
エンドロールにNG集があったおかげでのび太のがんばりも全部作り物ぽく見えて興ざめしたのと、『さようならドラえもん』部分の展開がわりと早く、決闘シーンも夜から夕方に変更されて…
 
ドラ泣きなんてしませんでした。
 
(↑芝山シリーズの渡辺歩監督版・こっちの方が泣ける、桜や雨の演出が好きです。すべてが優しい)
 
しかし、ひみつ道具で遊んでいるシーンやタケコプターの浮遊シーンは非常に楽しくわくわくしました。
 
それと、未来ののび太が現在のび太に
『ドラえもんを…。ドラえもんといる時間を大切にしろよ。』と言ったシーンはとても良かった。
 
あと、大山ドラ時代、のび太の部屋にあった畳が復活してたのはかなり嬉しかった。
ただ、原作にあったジャイコと結婚する未来から、しずかちゃんと結婚する未来へ変更したらセワシが産まれなくなるという疑問に対する説明が一切なかった事は不自然で残念。
 
セワシがドラえもんに電流流すという行為は虐待だから、本当にやめてほしかった。
 
子ども向けだから特にしてはいけない事だと思いました。
 
いくら嫌々やったとしても暴力だからいかん。
 
個人的には楽しめましたが、しつこいようだけど電流とNG集だけはマジで嫌だったです(涙)
 
『まぼろし橋とサニカ橋』
というタイトルの夢を見た。
 
大掛かりな人形劇で出来ている昔からありそうなオーソドックスな童話。
 
ストーリーは書くと長くなるので、あえて書かないけど、舞台美術が綺麗だった。
 
その日、見た夢は三本立てで
 
他は好きな特撮の『未来戦隊タイムレンジャー』の続編と
 
 
我が家に忍び込もうとした不届き者の変態爺さんとその息子を亀甲縛りにして警察へ突きだす夢。
 
三本見たのに、僕が出てたのは一本のみ。
 
僕の夢なのに、僕が出てないのでおかしいと文句を着けたら、
 
『黙って見てて下さい。』と言われた。
 
『お前も俺の空想の産物だろうが!俺の思考の一部だろうが!っていうか俺だよ!自分に何言っちゃてるの!チョイ役でいいから出させろ』と反論すると
 
『それが、貴方のいけないところです。興味のある物事にとりあえず手を出す。だから全てが中途半端。絵だってそうですよ。貴方のは幼い感情をただぶつけただけの誰にでも描ける下手くそな絵です。時にはただ眺める事も必要なのです。』
と言われ
 
ぐうの音も出なかった…。
 
 
最近、レンタルで見た映画。
『サーシャの魔法のワンダーランド』
 
これだよ!これ!
俺が求めていたのは!ここまで純粋に見る者を楽しませようとしている子ども向け映画久しぶりに見た。
 
セットも可愛いし、独特の世界観がたまらなかった。
 
子ども時代に感じた世の中に対する違和感や
 
子ども目線から見た大人の怖さや
 
子ども時代に親に支配された経験のある人(悪役がその人)が大人になっても永久にさ迷い苦しむ様子がよく書かれていた。
 
だけれど、悲しい話でもお涙頂戴でもない点悪役の気持ちを察してあげる主人公の優しさが素晴らしい。
 
『チャーリーとチョコレート工場』よりリメイク前の『チョコレート工場の秘密』の世界観が好きな僕には丁度良かった。
 
他にも
エルファニング主演の
『フィービーインワンダーランド』
『くるみ割り人形』
を見た。
 
 
 
くるみ割り人形は昔からあるストーリーのままで現代的にアレンジされていたけど、結末もほとんど一緒だった。別れのシーン凄く良かった。安心のラスト(^^)
 
フィービーは、イマジーナリーフレンド的な物が見えてしまう女の子の話。
ラストのシーンで画面に向かって思わず、『よく頑張った。』と声を掛けてしまった。
 
おわり。
 
冬になりました。
 
寒いです。
 
たしか、“北風”の話では、
 
『今年は、去年と比べ、より一段と寒くなる』そうです。
 
困ったものです。
 
しかし、僕は、気づきました。
 
『去年と比べ、より一段と寒くなる』
 
と言っても、それは冬を司る“北風”の匙加減でどうにでもなる。
 
僕は、“北風”に手紙を書きました。
 
 
『“北風”さんへ
初めまして、僕は、南の町で酪農をやりながら年老いた両親と一緒に住んでいる男です。
唐突ですが、御相談があります。今年の冬の温度を3℃程上げて頂けないでしょうか?
このままでは、牛と両親が凍ってしまいます。
 
無理は承知ですが何卒宜しくお願いします。』
 
3日後。返事が来ました。
 
『無理です。
確かに私は、冬の風物詩の“北風”ですが、冬を司ってはいないのです。諦めて下さい。』
 
~以下速達のやり取り~
 
『じゃあ、誰が司っておられるのですか?』
 
『“冷鬼(れいき)”達です。』
 
『“冷鬼”…?』
 
『読んで時のごとく“冷たい鬼”です。』
 
『じゃあ、今度は、その人達に手紙を書きます。教えてくれてありがとう。』
 
『手紙…?手紙をかくのですか?“冷鬼”に?』
 
『そうです。またこのような形でお願いするのです。』
 
『それは、およしなさい。無駄です。』
 
『何故です?』
 
『彼らは“冷たい鬼”です。身も心も冷たいのです。そもそも、全体的に識字率が低く、“冷鬼”のほとんどが字が読めませんし、会ったとしても、あなたを餌さとしてしか見ないでしょう。命の保証はありません。』
 
『そうですか…。わかりました…。…?…?…?ッ…おや…おや…おや?』
 
『どうかされましたか?』
 
『おやッ…おやッ…おやッ…!?』
 
『一体どうしたのです?』
 
『おやッ…おやッ…おやッ…!?』
 
『だから、一体全体どうしたのですか!?』
 
『あの…。先ほどからこの手紙のやり取りを配達して下さっている郵便屋さんなのですが、様子がおかしくないですか?』
 
『そうですか…?それ、どらどら…?ちょいと郵便帽を失礼しますよ…。青い肌に黒い角!』
 
『白目のない眼球に!!槍の様な尻尾!!』
 
『人間では!!』
 
『ない!!』
 
『れ、“冷鬼”だ…!!逃げろー!!』
 
~ここで“北風”との文通が終りました。~ 
 
その後、僕は、すぐにヘラ鹿に乗って北へ北へと急いで逃げました。
 
そして逃亡から2週間が経ったある豪雪の夜。
 
僕とヘラ鹿が洞窟に身を隠し、焚き火で暖をとっていると、
 
『ポキリパカリピリ!!』
 
一人の少年が凍えながら洞窟の中へ入って来ました。
 
『ポキリパカリピリ!!』
 
聞きなれない言語で何か訴えています。
 
『ポキリパカリピリ!!』
 
『ああ寒かったんだね。何言ってるかわからないけど、中の方に入って、火にあたりなさい。』
 
僕が洞窟の奥まで少年を案内すると、
 
『ポキリパカリピリ!!!!ポキリパカリピリ!!ポキリパカリピリ!!』
 
少年は、突然、焚き火を指差して、えらく脅えはじめました。
 
顔は青白くなり、眼には白目が無くなり、尻には尾まで生えてきました。
 
何やら様子がおかしいです。
 
『れ…。“冷鬼”だ!!逃げろー!!』
 
僕が騒ぐと、
 
『逃げる必要はないでがんす。』
 
今まで、一言も言葉を発しなかったヘラ鹿が重たい口を開きました。
 
『親分、ようく奴を見るでがんす。
火に当たって体が溶けているでがんす。
このままほたらかしにしておけば、勝手に消えるでがんすよ!!』
 
『それもそうだな!!アーハッハッハー!!』
 
『アーハッハッハー!!』
 
『アーハッハッハー!!』
 
『アーハッハッハー!』
 
二人で大笑いしたのが、いけませんでした。
笑い声が洞窟内で響きあい、竜巻を起こし、焚き火の火を消してしまいました。
 
“冷鬼”は元の元気な姿に戻り、僕とヘラ鹿を食ってしまいました。
 
そして、僕は、干し首にされ、ヘラ鹿は角をへし折られ剥製にされました。
 
 
そんな29歳最後の11月27日。