【大規模噴火】インドネシアのマラピ火山(12/3)
マラピ山噴火、2遺体発見し死者13人 なお10人不明(12/5)
インドネシア・スマトラ島のマラピ山が3日、噴火した。火口付近で登山者11人が死んでいるのが見つかり、5日さらに2人の遺体を発見し、死者は13人になった。
「火の山」を意味するマラピ山は、インドネシアに127ある火山の中で最も活発な一つ。1979年の噴火では、同山最多の60人が死亡した。マラピ山の標高は2891メートル。
インドネシア群島は、いわゆる環太平洋火山帯に位置する。この場所では大陸プレートがぶつかり、高度の火山・地震活動が引き起こされている。(引用終了)
インドネシア、西スマトラ州のマラピ火山での大規模な噴火
3日の記事で「フィリピンM7.7の地震」を取り上げましたが、間髪入れずにインドネシアのマラピ火山が大規模噴火しました。
記事作成中に共同通信グループのサイトを見つけましたので、ご紹介します。記事は2021年のものです。
噴火が世界で激増(2021年8月 スペクティ)
【火山の噴火】は、飛行機の運航に大きな影響を与え、溶岩流が人の住むエリアに迫ることもある自然災害の一つです。
スペクティでは、世界中の火山噴火のSNS投稿についても収集・配信を行っていますが、2021年の3月、4月に配信数が急増していることに気がつきました。
上の棒グラフは月別の配信件数です。20年7~11月は非常に落ち着いていた配信数ですが12月から増え、特に21年3、4月で跳ね上がったことが見て取れます。
グレー色の部分が日本国内の配信で、このうち多数を占めるのは鹿児島県の火山・桜島です。世界でも類を見ないほど人々の日常生活に密着した距離にあることから、SNSでの投稿も多くなります。
次に、配信件数が多かった火山を世界地図上に表しました。
地図に「~倍」とあるのは、20年5月~21年2月の期間に比べて、21年3~6月の配信件数(月平均)が何倍に増えたかを表しています。
アイスランドのファグラダルスフィヤル火山、コンゴ民主共和国のニーラゴンゴ火山はそれまで噴火がなく新たに活動を始めたため「-」としていますが、どの火山も軒並み活動を活発化させていることがわかります。
アジアを見ると2~9倍に増加しました。「環太平洋火山帯」の火山活動が活発化し、それが日本からインドネシアに至るエリアでも噴火という形で現れたということができます。(引用終了)
(参考記事)
M7.6大地震や大噴火などが相次ぐ!日本では不気味な沈黙 震度5弱以上の地震は半年もストップ、東日本大震災前と類似(12/5 情報速報ドッドコムさん)
【フィリピンで地震相次ぐ】
気になることには意味がある(192)(11/14)
3日の記事でも申し上げましたが、日本列島は「環太平洋火山帯」に位置しておりますので、地震、津波、火山噴火から逃れることは不可能です。
ましてや、日本列島はフィリピン海プレート、太平洋プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレートという4つのプレートの上にあります。先人たちはその中で生きてきたのです。
なお、メンバーへのお知らせです。午後2時過ぎに【守護靈からのサイン(11/29~12/5)】をサロンの方に掲載しますので、ご高覧くださいませ。それでは~
★過去記事