◆ブラジルで大洪水、ダム決壊も

 

 

ブラジルで洪水被害 18人死亡、数万人避難(12/27)

 

南米ブラジル北東部で大雨による洪水が発生し、当局によると少なくとも18人が死亡、280人以上が負傷している。

 

 

★バイア州のルイ・コスタ知事

「とてつもない悲劇だ。バイア州の近年の歴史上、こんな状況は思い出すことができない。大量の街や住宅が巻き込まれた。本当に恐ろしい。あまりに多くの住宅や道路が完全に水没した」

 

 

バイア州の市民保護当局によると、3万5000人以上が自宅からの避難を強いられているという。イタンベ市では25日遅く、大雨のためにダムが決壊し、さらなる洪水が懸念されている。(引用終了)

 

◆マレーシアでも大洪水

 

洪水の死者46人 マレーシア(12/25)

 

マレーシア警察は25日、先週末の洪水による死者が計46人になったと発表した。ここ数年では最悪の被災となった今回の洪水は、首都クアラルンプールを囲むセランゴール州で特に被害が大きかった。(引用終了)

 

◆大寒波襲来

 

 

カナダで-51℃“超低温警報”「凍傷になる恐れ(12/28)

 

ブラジルとマレーシアでは大洪水、カナダでは「-51℃」を観測しました。

 

日本も大寒波の真っ最中、あちこちで交通網が乱れています。大晦日から再び大寒波が襲来するとの予報があり、新年のスタートは荒れ模様です。

 

さて、大洪水といえば、26日の『世見』では、東京で大水害の予測が出ておりました。

 

【東京の大水害】(12/26 世見)

 

来年も、大水害には注意が必要です。近年、台風の大型化や都市部の集中豪雨が顕著になり、風水害への危機感が心を凍らせます。


来年起きて欲しくないことのトップは、東京南部を貫流する荒川です。下流には海抜0m地帯もあり、洪水は最も深刻な問題になるからです。
都市の地下では進められている洪水対策。

 

あり得ない話ではない「荒川氾濫シミュレーション」(2018/7/25)


この洪水対策には「調節池」が有効だと言われています。川の水位が一定以上になると、この池に水が流れ込みます。そして川の水位が下がると、水をポンプで戻す仕組みになっているようです。

 

戸隠神社と造山運動、気になる「荒川」(2018/9/8)


だけどね、想定外のことが起きやすいのが今の日本です。

 

もしもですよ、足立区の千住付近の荒川右岸堤防が決壊でもしたら、北千住周辺は水深5m以上になるかもしれないのです。

 

あり得ない話ではない「荒川氾濫シミュレーション」(2018/7/25)

 

 

それだけで終わらず、氾濫した水が大手町や銀座に到達、更に地下鉄路を伝わって、大きな被害が広範囲になるとしたら、東京はパニックです。
 

大地震も心配ですが、大水害も恐怖なのです。猛烈な雨が降ると、人は息苦しくなるような圧迫感と恐怖感を抱くようです。(一部転載終了)


★過去記事