諏訪大社の二社四宮

 

◎上社本宮(右上・諏訪市)、上社前宮(左下・茅野市)

◎下社秋宮(左上)、下社春宮(右下)➡ともに下諏訪町

 

諏訪大社は、諏訪湖周辺に4ヶ所のお宮をもつ神社で、全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社でもあります。御祭神は建御名方神(タケミナカタ)と妃神・八坂刀売神(ヤサカトメノ)となっています。

 

 

諏訪大社の特徴ですが、本殿と呼ばれる建物がありません。代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しております。

 

【諏訪大社】謎のミシャグジ神(2017/3/19)より

中央構造線

 

諏訪明神は古くは風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神。また武勇の神として広く信仰され、現在は生命の根源・生活の源を守る神として御神徳は広大無辺で多くの方が参拝に訪れます。下記の2017年2月21日の過去記事をお読みください。実話だと思いますよ。

 

(過去記事)

「神様ありがとうございます」(2017/2/21)

【夢】御柱祭と「牛に引かれて善光寺参り」(2018/6/2)

新品の「鉈」とミシャグジ神(2018/6/11)

【夢】未来人と富士山、そして「東方神起」(2018/6/13)

 

(参考)諏訪大社公式HPONBASHIRA諏訪大社(wiki)

 

◆主な御神事(御柱祭を除く)

◎蛙狩神事(上社のみ)1月1日

上社本宮前の御手洗川で蛙を捕らえ、神に贄として捧げる行事。真冬の川から必ず蛙が見つかることから諏訪大社の七不思議の一つに数えられている。その後、御頭御占神事が行われる。

 

◎筒粥神事(下社春宮)1月15日

 

束にした葦の茎44本で作られた筒を入れた釜で、夜半に熾された火で米と小豆を夜通し炊き上げ、翌早朝に筒に入った粥の状態でその年の吉凶や作物の出来等を占う

 

◎御頭祭(上社のみ)4月15日

 

大祝(諏訪大明神の子孫に当たるとされる生神)が三ヶ月間にわたるお篭りを終えて儀式を執り行う日とされ、本宮から、宮司・神職・大総代など、総勢200人近い行列が大祝のいる前宮に向かって出立し、神事が前宮十間廊を中心として執り行われる。この際、贄として様々な作物や動物が供えられ大地の恵みに感謝の意を捧げるという意味を持つ。

 

◎お舟祭(下社のみ)8月1日

 

下社春宮から秋宮へと御霊代(神)を遷座する。遷座の行列の後に、「柴舟」と呼ばれる神輿に翁媼人形を乗せ、御頭郷(当番の地区)の氏子によって秋宮へ曳かれて行く。2月1日には、秋宮から春宮への遷座祭が執り行われるが、御舟祭の様に盛大には行わない。(諏訪大社の主な年中行事より引用)

 

他に、御射山祭(8月27日)、御田植祭(6月上旬)、御神渡拜観神事(冬期間)などがあります。諏訪大社七不思議もご一緒に・・。

 

(過去記事)

口永良部島で爆発的噴火、筒粥神事は「三分五厘」(2019/1/17)

 

 

御柱祭については次回にします。余談です。諏訪湖のほとりにある旅館に宿泊しましたが、夕食までの時間、主人が国道20号線(窓の下)を走行する車の流れを見ていました。この辺りの国道20号線は片側1車線です。甲州街道でもあるんですね。知らなかったわ!笑い泣き

 

「諏訪のドライバーは運転マナーがいいなぁ~。さっきから救急車が何台かサイレン鳴らしながら走ってきたけど、進行方向の車だけじゃなくて対向車も止まって、救急車が通り過ぎるまで待ってるんだ。道を譲られたパトカーはマイクで礼を言ってるし、国道に入りたい車を気持ちよく入れてくれてるし・・・大したもんだなぁ~」

 

琵琶湖を抱えた滋賀県もそうですが、湖があるために、どうしても十字路が少なくなりT字路が多くなります。よって渋滞は日常的に起きることになりますね。対岸まで行くにはグルっと回らなければならないので、昔から「お互い様精神」が備わっておられるのでしょう。北海道の一般道は広く、高速道路と変わりませんので、「ドライバーのお互い様意識」は少ないのかもしれませんね。(苦笑)

 

諏訪大社下社・お舟祭(平成27年)