東京 荒川流域5区 共同でハザードマップ作成 広域避難計画も(8/22 NHK)

 

江戸川区と江東区、墨田区、足立区、それに葛飾区の荒川や江戸川の流域にある東京の5つの区は、土地が海面より低い「海抜ゼロメートル地帯」が多く、洪水や高潮などで大規模な浸水が起きると想定されています。

 

 

これを受けて5つの区では、区の外の自治体に避難する「広域避難」について協議を行い、その計画がまとまったとして、大規模な水害で被害が想定される地域を示したハザードマップを22日、公表しました。
 

 

ハザードマップは、台風や豪雨などによって、3日間の総雨量がいずれも想定される最大規模で、荒川流域で632ミリ、江戸川を含む利根川流域で491ミリに達する雨が降り、この両方の川が氾濫した場合を想定しています。

 

 

浸水の深さを示したマップでは、5区のうちおよそ9割のエリアが浸水し、このうち足立区の北千住駅周辺を中心とした地区など、浸水の深さが最大で5メートル以上と想定されるエリアは1割を占めています。また浸水が2週間以上続くエリアの人口は、5つの区で合わせて100万人に上るとしています。

◆250万人が床上浸水想定のエリアに


江戸川区と江東区、墨田区、足立区、それに葛飾区の5つの区では、人口およそ260万人のうち、9割以上に当たる250万人が床上浸水が想定されるエリアに住んでいます。


今回策定された「江東5区大規模水害広域避難計画」は、昭和9年の室戸台風や昭和22年のカスリーン台風などの規模や被害を想定したうえで、住民など多くの人が浸水区域にとどまった場合、救助が難航してすべての人を救助しきれないと明記しています

 

このため浸水が想定されるエリアの住民を広域避難の対象として、5区が共同で広域避難に関する勧告や指示を出すことにしています。

 


それによりますと、中心の気圧が930ヘクトパスカル以下に発達した台風の予報円が東京を含むと予測されたり、荒川の流域で3日間の雨量が500ミリを超える可能性があると予測されたりした場合、氾濫が想定される3日前から5区の区長が自主的な広域避難を呼びかけるとしています。(引用終了)

 

(参考)

江東5区広域避難推進協議会の検討結果について(足立区HP)

※PDFファイルあります。

 

関東でゲリラ豪雨と停電、そして「ゼロの焦点」(8/13)より

どうしてこのタイミングで「能登金剛!」なのかという点です。能登半島で地震ということではないらしく、わたしのインスピレーションに訴えるようでしたので、ヤセの断崖➡ゼロの焦点➡海抜ゼロメートル地帯ではないかと思います。(引用終了)

 

台風20号が関東地方を通過するわけではありませんが、いつかはハザードマップのようなことが起きてもおかしくありません。

 

「浸水の深さが最大で5メートル以上と想定されるエリア」が1割あります。バスがすっぽり浸水してしまいます。高い建物への避難よりは、早目に他県、他区の親戚宅等に避難するしかなくなります。

 

 

しかし、それってかなり難しいと思いますよ。首都圏の人って、他人と関わるのを極端に嫌いますのでねぇ・・・ではでは~ベル

 

(過去記事)東京にて(4)【孤独の街】(4/24)