悪い奴ほどよく眠る(昭和35年 黒澤明監督)
昨夜から夏カゼを引いたようで調子が悪いです。よって、本日の記事はこの記事のみにさせていただきます。
22日の「祇園祭・花傘巡行中止と対照的な夢」におきまして、主人が葬儀の夢を見たことをお伝えしましたが、今夜、お通夜になりました。夢の通り、子どもさん二人がいる奥様がお亡くなりになりました。ただ、高齢の奥様で子どもさんもひとり立ちしていますので、それほど辛い葬儀ではありませんが・・・
(参考) 悪い奴ほどよく眠る(Wikipedia)
わたしは自宅待機ですが、葬儀の帰りにレンタルビデオを借りてきてもらいます。26日の「ある夢とオウム全員の死刑執行が終了」におきまして、黒澤明監督の「天国と地獄」をご紹介しましたが、黒澤作品を観てみたくなり、数少ない現代社会を表現した映画の中から、「悪い奴ほどよく眠る」「天国と地獄」の2作品を選びました。
政財界におきまして、「悪い奴ほどよく眠る」は今に始まったことではありませんが、「安倍一強」となってからは、眠っているどころか、隠すことさえしなくなりました。それもこれも、異様な社会になっていることに全く気づかない国民が多いからです。
先日、拉致問題を取り上げた番組があり、年配女性がインタビューに答えて、「拉致問題を解決できるのは安倍さんしかいません!」と真底信じているようでした。IR法案成立に関してのインタビューでは、「地域活性化、雇用創出が期待できるので賛成、依存症対策だけはしっかりとお願いします」
いかりや長介さんじゃなくても、「だめだ、こりゃ~!」ですよ。
犯人から「酒匂川の鉄橋が過ぎたところで、身代金が入ったカバンを窓から投げ落とせ」と指示される。特急の窓は開かないと刑事が驚くも、洗面所の窓が、犯人の指定した鞄の厚み7センチだけ開くのだった。
権藤は指示に従い、その後進一は無事に解放されたものの、身代金は奪われ犯人も逃走してしまう。(引用終了)
(参考) 天国と地獄(Wikipedia)
酒匂川(Wikipedia)より
「天国と地獄」では、特急こだまでのシーンが有名らしく、酒匂川(さかわがわ)がどうも気になり、是非この映画を鑑賞したくなりました。機会があれば、2作品の感想をお伝えするかもしれません。ではでは~
天国と地獄(昭和38年 黒澤明監督)