法隆寺の夢殿(国宝)
夢殿

(参考) 法隆寺(Wikipedia)


黄金と太陽神の国ジパングに隠されたフリーメーソンの秘義!②

『聖書』の預言者と太子の預言は同じ

もし、そのような情報なり記録があったとすれば・・・それは聖徳太子の『未来記』をおいて他にないはずだ。

四天王寺には今もなお、聖徳太子直筆の『未来記』があるという情報を、四天王寺関係者から聞いたことはすでに冒頭で書いた。だが、同時にその概念は『聖書』にある、という発言もあったことを、ここで思い起こしていただきたい。

聖徳太子の「未来記」(1)より引用

ただし、そのためには宗教、歴史について勉強なさってください。天皇とはなにか、仏教とは、神道とは。そして天津金木学(あまつかなきがく)も『未来記』解読には絶対必要です。学んでください。その素養がないと『未来記』は決して読み解けません。それから『聖書』も読んでください。いいですか、これは予言ではない、預言です。その概念は『聖書』にあるものです」(引用終了)

いや、さらにいうならば『未来記』の構成が、『聖書』における「ヨハネの黙示録」に対応していることも、私はT氏から聞いているのだ。

「先代旧事本紀大成経 封印された古代史真実の伝承」


聖徳太子の預言は、「夢殿」のなかで神霊に会い、見聞したものの記録であると、『先代旧事本紀大成経(せんだいくじほんぎだいせいきょう)』にはある。今ある法隆寺の夢殿は、天平年間に聖徳太子の遺徳を偲んで建てられたものである。

先代旧事

もともと夢殿は、聖徳太子が禅定して夢を見るための聖所であった。それが643年に蘇我入鹿によって焼かれたとされている。

エゼキエル
エゼキエル

注目すべきは、太子の預言は夢のなかで神靈に会うことによって得られた、ということである。実はこの夢見による預言は、まさに『聖書』に登場する預言者たちとまったく同じパターンなのだ。 

預言とは、神の言葉を預かることである。したがって預言者とは神の代弁者に他ならない。聖靈は預言者の口によって語るのだ。その聖靈は夢に幻となって現れる。

イザヤ
イザヤ

エゼキエル、イザヤ、ダニエル、エレミア・・・キリスト教における預言者の言葉は、いずれも夢に幻として現れた擬似体験の記録である。さらにいえば、「ヨハネの黙示録」もまた、幻としてヨハネに示されたものであった。

キリストの生誕にしても、天使がマリアの夢に現れて、聖靈を身ごもったと告げられている。これは実に興味深いエピソードで、なぜなら聖徳太子の母、穴穂部間人皇女もまた、夢のなかで金色の僧侶を見て「われに救世の願あり、しばらく皇女の腹に宿る」と告げられたというのである。

(参考)穴穂部間人皇女(wiki)

それが厩戸皇子(聖徳太子)であり、やがて皇子は、夢殿で夢を見て、神靈と問答をして預言を行うようになる。

すなわち、聖徳太子の『未来記』なるものが実在したとするならば、それは『聖書』の預言者たちとまったく同じ方法による預言書、ということになるはずなのだ!(次回へ続く)

「月刊ムー5月号』より

穴穂部

「月刊ムー5月号」に掲載された「聖徳太子の未来記」は中山市朗氏の執筆によるものです。「もしかして中山氏の動画ってあるのかも?」と思い探してみましたらありました!

そこには「四天王寺コード」と題してN0.1~NO.29まであり、全て拝聴させていただきました。皆さんも時間に余裕がある時に見てください。面白いですよ~♪

聖徳太子の生母【穴穂部間人皇女】は数か月前から気になっておりました。すると、なんと!京都の貴船神社と縁があるお方でした。「うわっ!金星やぁ~!」。聖徳太子に降りたエネルギー体ってもしかして?(謎)



この後、石上神宮(天理市)に行きます。石上神宮は「スサノオの十握剣に由来する【刀御守り】」でお知らせした石上布都魂神社とつながります。
(参考) 石上神宮HP 石上神宮のレイライン