(参考)
愛知県で120年に一度だけ咲く「笹の花」が一斉に開花…「120年前 1896年→ M8.5明治三陸地震が発生」

「明治三陸地震」(Wikipedia)より

1896年(明治29年)6月15日午後7時32分30秒、岩手県上閉伊郡釜石町(現・釜石市)の東方沖200km(北緯39.5度、東経144度)を震源として起こった、マグニチュード8.2- 8.5という巨大地震であった。更に、地震に伴って、本州における当時の観測史上最高の遡上高である海抜38.2mを記録する津波が発生し、甚大な被害を与えた。(引用終了)

笹の花

愛知県で120年に一度しか咲かない「笹の花」が咲きました。昨年は岐阜県で咲きました。色々なサインが出ているようです。まさに「花鳥風月」ですね~。もうひとつ気になったニュースがこちらです。

エベレスト登頂成功のなすびさん『福島凱旋』 家族と涙の抱擁

世界最高峰エベレスト登頂を果たしたタレントのなすびさん(40)=福島市出身=が11日、帰国した。快挙を成し遂げたなすびさんは「無事(日本に)帰ってこられた。一生かけて福島を応援したい」と本県への思いを語った。(引用終了)

なすび01

なすび02

先日から仲間の間で話題になっているのが「なすびと胡瓜」です。本州方面では盆棚に「なすびと胡瓜」を飾るんですってね~。牛については【牛頭天王】のことだと思います。

(参考) 「お盆」十題 その9“なす牛ときゅうり馬”

牛頭天王(こずてんおう)より引用
神仏習合の神。釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神とされた。

≪概要≫

牛頭天王は、京都祇園社(現八坂神社)の祭神である。(中略)太子は、7歳にして身長が7尺5寸あり、3尺の牛頭をもち、また、3尺の赤い角もあった。太子は王位を継承して牛頭天王を名乗るが、后をむかえようとするものの、その姿かたちの怖ろしさのために近寄ろうとする女人さえいない。牛頭天王は酒びたりの毎日を送るようになった。

3人の公卿が天王の気持ちを慰安しようと山野に狩りに連れ出すが、そのとき一羽の鳩があらわれた。山鳩は人間のことばを話すことができ、大海に住む沙竭羅龍王の娘のもとへ案内すると言う。牛頭天王は娘(婆利采女)を娶りに出かける。(続きはwiki参照)

八坂神社

婆利采女(はりさいじょ)は八大龍王1柱である娑竭羅龍王(しゃかつらりゅうおう)の娘であり、牛頭天王の后、スサノオの后である奇稲田姫とも同一視されています。昨夜の記事では、偶然にも八坂神社の【勝お守り】をご紹介しました。

塩釜神社

こちらは宮城県塩釜市【塩釜神社(鹽竈神社)】にあります「牛頭天王」です。十六菊花紋が刻まれていますね。不思議に思われるでしょうが・・・。

「モーゼが眠る街(1)」より引用

彼(モーゼ)は天皇に十戒を彫り込んだ「十戒石」を献上し、承認を待つ間、天皇の第一皇女である大室姫を妻に迎えた。そして12年間、神道の修行に励んだという。

モーゼは天皇の娘(大室姫)を妻にしたのですから天皇家と血縁関係になります。よって、「十六菊花紋」が刻まれていても不思議じゃないのです。

平家物語02

急に「平家物語」の有名な一節が出てまいりました。牛頭天王が祇園精舎の守護神とされていますが、后の父である娑竭羅龍王から【沙羅双樹】を連想したのが始まりです。

お釈迦様が菩提樹の下で悟りを得たのは有名ですが、釈迦入滅の際に四辺に「沙羅双樹(さらそうじゅ)」が4双8本あり、お釈迦様の入滅を悲しんでたちまちに枯れたと言われています。

「沙羅双樹」
平家物語01

「沙羅双樹の花の色」より
沙羅の木は天竺菩提樹とならんで仏教では聖木とされています。

日本における「沙羅双樹」はツバキ科落葉樹の「ナツツバキ」のことです。名前の通り初夏に白いかれんな花をつけます。この花の寿命はわずか1日です。朝に咲き,夜には落ちてしまいます。椿の仲間ですから花びらを散らさず,花全体がそのまま落ちます。このはかなさが平家一門の「盛者必衰」を表していると平家物語の作者は考えたわけです。(引用終了)

「諸行無常」とは、この世の一切の事象は常に移り変わり、不変のものはないという意味ですが、日本に限らず世界中で「祇園精舎の鐘の声」が密かに鳴り響くことになるでしょう。

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