舞台はなんと女子刑務所!
「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾!
神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。当初は、受刑者との距離を感じていたが、同僚から授かった不思議な聴診器を胸に当てると――
(出版社情報より引用)
女子服役者の心の内を覗いたら
「不思議な聴診器」がなぜそこにあるのか、同僚たちはなぜ太田香織医師に貸してくれたのか、??と思いながら読んでいたら、本書はシリーズ第三弾だったのね。どうりで!
本書だけ読んでも面白かったけれど、「不思議な聴診器」の事を知るためには、シリーズの最初も読みたくなるわ。ちらりと出て来た同僚たちもなかなか個性のある人たちのようで、1や2では主役を張っているのだろうか。
ともかくこの「不思議な聴診器」を患者さんの胸に当てると、その心の内の言葉が聞ける。本心を聞き、過去の出来事まで見えてしまうと、中には理不尽な事で服役している人や、罪は罪であるけれど、苦しい状況に追い込まれた結果であった、などなんとか救われる道は無いものかと思われてくる。
金髪女医の香織さんは、見かけによらず正義感と公平感にあふれる人で、大らかかつ優しい肝っ玉母さんのような相棒看護師のマリ江さんとともに、受刑者たちを幸せへの道へと歩めるようにちょっとしたお節介をするのである。
幸いにして、自分はまだ刑務所にて服役した経験は無いので、女子刑務所の内部の様子や、刑務作業の内容、日々の日課のスケジュールなどの描写にも興味を引かれる。
解説は元厚生省労働事務次官の村木厚子氏。
「受刑者は私だったかもしれない――
そんな想像を読者に抱かせる本書を心からお勧めします」
村木氏を陥れようとした捏造事件は、そのとんでもない内容と、長期間拘置所に拘留されながら、自分を保って冤罪に抵抗した村木氏の強さに、記憶から薄れない一件である。
その氏に、「リアルさに圧倒された」と言わしめている。
人生に突如現れる落とし穴や、罪と罰。
本来の道に戻れるチャンスはあるのか。
テーマは重いながらも、ストーリーは登場のキャラクターのおかげで、明るく楽しい、するする読めてしまう面白い一冊である。
この夏お初の鰻![]()
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所用でサツエキ周辺に。ここらで鰻といえば大丸デパートの宮川本廛さん。
夏ともなれば、鰻屋さんも混み合って、なかなか思い立ったら吉日、なんて具合に伺えないお店も多い。こちらは、デパート内とあってクローズタイムも無いし、お邪魔した夕刻も並ぶことなくすんなり入れました!注文してからの焼きなので、もちろん待ちますが、それも心楽しいひと時。但し、ビールのお替りが増えてしまうという、、![]()
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ああ~、美味しかった!!

