ネットじゃたどり着けない絶品地元料理の世界へ。
「タビメシ」の達人が、世界中のうまい!を探す。
垂涎の旅グルメエッセイ!
街なかのちょっとした食堂や一般家庭で、ガイド本に載るような名物料理を超えるウマいモノが食べられていたなんて! タビメシの達人が世界のあちこちをうろつきまわり、嗅ぎまわり、時にはトラブルに巻き込まれながらも見つけた絶品地元メシの数々。読めばきっとあなたも旅に出たくてウズウズするはず! (文庫版裏表紙の紹介文を引用)
そろそろ皆さま、海外旅行にもお出掛けになり始めているのでしょうか。
TVのバラエティ番組でも、海外ロケが始まっていいなあと羨ましく眺めております。
自分はまだまだ出掛けられないなと、淋しく思いつつ、せめてもと楽しそうな旅行記などを読んで心の隙間をうめているのです、、、。
旅行記の中でも、各国のお食事事情を沢山書いてあるものが特にお気に入り。
本書の作家・岡崎大五氏は、お若い頃から世界中を放浪し、旅行会社の添乗員も務め、その長い経験を活かして旅行作家になっただけあり、各国の料理事情に造詣が深い。
特に、高級料理よりは地元メシ、ディープな(一般人にとってはこちらの方が敷居が高いかも)その国の人々が毎食普通に食べている美味しいご飯を、たっぷりと紹介してくれる美味しい本です!
行ったことも無い国の、見た事もない料理を岡崎さんの描写で、想像しながら読みました。
旅行事情がもう少し良くなったら、ここへ行って食べよう、あそこにも行って食べよう!
食い意地だけが、育ってしまいましたな
岡崎さんの人脈につながる人々が、ご自分たちの足と舌で見つけた美味しい料理を集めて「地球の歩き方」としてまとめた一冊もあります。
そして、地元メシ愛好家の人々が集うFacebookのページもあり、何をかくそう、自分も参加しております。見るだけですが、皆さんの撮ったお料理写真が美味しそうで、たまりませんね!
自分のおすすめ地元メシ。
リヨンの豚皮のおつまみ。テーブルにどんと乗っていて、料理が来る前にワインとつまんでました。豚皮を揚げてある感じで、サクサク軽くて美味しかったですよ。