アッシュ・パルマンティエ
アッシュ・パルマンティエ

こんにちは、カザマです。
シルバー・ウィークに入りまして、忙しくなって参りました。沢山のご予約、ご来店、ありがとうございます。お客さまに楽しんで頂けますよう、シェフともども頑張っております!
■お知らせ:余市産桃のデザートは終了致しました。沢山の方に召し上がって頂けて嬉しいです。 また、お問い合わせの多い余市産ブランデーワイン梨のデザートは、10月半ば頃からのご用意になります。もう少々お待ちくださいね。


では本日のお料理ご紹介です。
白糠町茶路めん羊牧場産仔羊のひき肉のアッシュ・パルマンティエ
アッシュは刻むという意味です。
パルマンティエは人名で、18世紀にフランスで飢饉対策のためにじゃが芋の栽培を奨励した人です。そのため、じゃが芋料理にはよく、パルマンティエと付いています。ポタージュ・パルマンティエといえばじゃが芋のスープのことです。
ということで、刻んだ肉(ひき肉)とじゃが芋のピュレを重ねて焼いたお料理がアッシュ・パルマンティエです。

当店では、めん羊牧場さんから半頭単位で骨付きの羊肉を仕入れまして、部位ごとに色々な調理でお料理に仕立てます。ローストなどに向かない部位や端肉などは、ひき肉にして使います。ひき肉にする道具を持っているのですが、これが一苦労です(^-^; お肉には脂や筋などがあり、手動でハンドルを回すひき肉器ではとても力が必要です。ひき肉器を固定した台が動かないように、抑えるのはワタシの役目。シェフと二人がかりで汗をかきかき、挽いています。


そうして用意したひき肉をトマト煮込みにして、耐熱皿に敷き詰めて、上からバターとクリームで煮たなめらかなポム・ピューレをたっぷりと乗せて、オーブンで焼き上げます。熱々のクリーミーなじゃが芋と旨みある仔羊のトマト煮込み、さじを持つ手が止まらないかもです。
元々アッシュ・パルマンティエは、家庭料理、おふくろの味なんですね。気取らない優しい味わいのお料理です

アッシュ・パルマンティエ
白糠町茶路めん羊牧場産仔羊ひき肉のアッシュ・パルマンティエ
アラカルト ¥2200
スペシャル・ランチ¥3500・ディナーA¥4000のお肉料理としてご賞味頂けます。