さっき…ちょっと朝からテンション落ちた(´・ω・`)んですが、【狩猟音楽集Ⅰ】の№26【英雄の証】を聴いたら、ちょっと気持ちが上向いてきましたw


単純だな、俺。


…なんか、最近、漠然とした不安が、何気ない一言で頭の中で膨れ上がる瞬間があります。


今日は、【証】がそれを打ち消してくれました。


なんかなーたまってるんでしょうねー。


ぬかないとねーヽ(゜▽、゜)ノボーンするまえに。


今日はいくつかの用足しと、モンハン関係のことで時を使うことにします。


時間の無駄?


まあ、そういう日があってもいいでしょう。


絶一さんや麒麟さんには、

「かいちょー、いまさらですか?。(;°皿°)クワッ」

…と怒られそうですが((((((ノ゚⊿゚)ノアワワワッ、発売日には購入していて、その次の日くらいには読み終わっていた(*´Д`)=зハフーッのですが、なかなか感想を書けなかったのです( p_q)ヒーッ

先ほど、アマゾンにレビューを投稿してきました。
以下は、その投稿前の原文です。なかなかまとめられなくて、投稿したものは内容を大幅に削ってあります。原文のままだと、まちがいなくボツられていたと思いますので(;^_^A

今回のレヴュー、今までに私がアマゾンに投稿してきたもののなかで、一番、ぐだぐだだったりします((((((ノ゚⊿゚)ノアワワワッ…なんか、勝手な意見しか書いていない、と言いますか…m(_ _ )mオモサゲナガンスオモサゲナガンス


私は下手の横好きで駄文を書いて公開しちゃったりしています。
正直、氷上先生のように作品を綴ることなんか絶対に無理です。なのに、以下のような感想を書くなんて、もう…おもさげないことこの上ないのですが、

「まあ…発売日までドキドキワクワクしながら待ち焦がれて、発売日には仕事帰りにコンクリートにまみれた作業着のまま本屋に入って(やめれ)、買わせていただいた、一読者だから…いいかw」

…とあえて記事にしてみました。


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氷上慧一先生の描かれるモンスターハンター小説『疾風の翼』シリーズの第4巻です。

主人公のハンター・テアンは、辺境の地「ポッケ村」に住む家族の家計を支えるため、オトモアイルーの「コジロー」とともにハンターの街「ドンドルマ」に出稼ぎに来た若きライトボウガン使いのハンター。
物語は、このテアンと、ベテラン太刀使いの女ハンター・マディリアを中心にして展開していきます。

本巻では、ドンドルマの街を襲った強力なモンスターを迎え撃つテアン君、マディリア嬢を始めとするハンターたちの活躍・苦闘が描かれています。
内容的には、前シリーズ【魂を継ぐ者】の3巻、シェンガオレン戦に近いものとなっています。

内容的には、アツい(暑苦しいという噂もw)漢の登場で、前シリーズのファンの方も喜べる出来ではないかと思いましたw

モンハンの小説を好んで、発行されているものはほとんど読んできたのですが、今回、4巻を読んで少し感じたことがあったので書きますと、若干、物足りないかな…と。

短く言いますと、【恋】と【死】、とでも言いますか…

長く言いますと…

【恋】。『萌え』よりは『燃え』の方を好む私ですが、狩りの中で育まれる信頼関係や反発が、いつしかお互いを意識し始めて、やがては恋に…なんていうありきたりなお約束も、モンハンの…ハンターの世界の中で読んでみたくなったりします。
『魂』では、主人公はあるキャラクターと結ばれますが、そのキャラクターの主人公との絡みがやや希薄に思え、読み手からするとその両者の結婚という場面に「いきなり」感があったような気がしたのです。

【死】。ゆうきりん先生のシリーズでは、たびたびハンターたちの『死』が描かれます。ほとんどが、名も無きモブキャラクターたちの亡骸であったり、狩りの果ての死であったりでしたが、その最期の姿が描かれることによって、ハンターを狩ったモンスターの強さが際立った気がしました。
モンハンシリーズのテーマである『狩り』。ハンターが『狩る』こともあれば、モンスターに『狩られる』ことも当然あり、フィクションの中のリアルを読み手に意識させることが出来る一瞬ではないかと…
また、主要キャラクターの死であれば、遺された者たちの精神的な成長があると思うのです。(基本、モンハンのゲーム中ではキャラクターが死なないので、それも影響しているのではないかと思います)

そういった部分でピリッとスパイスが効いてくると、もっともっと読み応えが出てくるのではないかと、一読者として思ったりしました。

氷上先生のモンハンシリーズの特徴か、巻と巻の間が作品内時間で3~5年経つのですが、個人的には、もっと短いスパンで、描かれたものを読んでみたい、とも思いました。新人から中堅、ベテランという成長の『過程』を省いて『結果』だけをつまみ食いしている印象があって、「もったいないっ!」と思ったりもしてしまいます。

本文と並んで、毎回楽しみにしている布施龍太先生の巻頭カラーマンガ。
今回は暑苦し…アツい漢が暑い場所で熱い戦いを繰り広げる場面を書いておられました。読んでいて、ニヤニヤが止まりませんでした(失礼)。

…と長く書いてしまいましたが、モンハン小説として、


おもしろかったですよ!


次巻も楽しみに…また、次回で最終巻ということでしたので、3(トライ)を舞台にした新シリーズにも期待しながら、ドキドキワクワクしながらお待ちしております!


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実際、4巻、楽しんで読ませていただいたんですw

180ページのハンターたちの仕草なんて、読んでてニヤニヤしっぱなしでしたし、テアン君とマディリア嬢の熱い漢、ロッヽ(゜▽、゜)ノピーッとのやりとりなんて、ニコニコしっぱなしでしたしねw

でも、物足りなさを感じたのも確か…だったんですよね((゚m゚;)アワワッ


ほんと、オモサゲナガンス(方言。「たいへんもうしわけない」の意)です。

「謝るくらいなら言わなきゃいいのに」

…これはある方のブログに投稿されたコメントにコメントした私の言葉なんですが、うーん…あのときの教訓がぜんぜん活きてないぞ、私(ノДT)



モンスターハンター3のCMをw

ナレーターさんの声が渋くていいですねw GwiiのCMはモンハンに無印からはまっておられる、芸人のアメリカザリガニさんがやってました。…まあ、本人さんたちは出ず、声のみではありましたがw 扱いがアメザリさんたちらしいといえばらしいのですがw


午前4時ころにシャワーを浴びたので、目が冴えて眠れませんでした。
まあ、昨夜11時から今朝3時くらいまではソファーで寝ていましたが…

ポスターを眺めていたら、書きたい欲がオッキしてきまして…最近、休日(平日でも)は消防団の行事でつぶれていて、なにげに仕事以外をやる気力を喪っていましたが、今日はいろいろとできそうです。

仕事が無い時期(3~4月)はご飯作ったり、ウォーキングしたりしていたのですが、最近はやってなかったです。なんか疲れちゃって(-。-;)フゥ

だから今日は、やろうかな、と言ってみたり。

アギのブログ


『白い春』(フジテレビ 火曜22時より)…



よすぎっ!!(゚ーÅ)イイハナシダナー



「まりこ…サチを守ってやってくれ…」

「サチの命…まもってやってくれ!」



阿部さぁぁぁぁぁんっっ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


予告編だけで泣きそうになったよ。゚(T^T)゚。ポロポロポロポロ



正直、ジャニーズ系のタレントさんがわんさか出て、あんまりな演技力なドラマは見たいとも思わないのですが、『白い春』だけは毎回見てますねw



さて、明日は仕事が休みです。

今日は久々にGオンラインにつなごうと思います。


さんざん、モンハンモンハン言ってるわりには最近、ゲームはぜんぜんやってませんw


こないだの布施さんたちとのパーティプレイで、満足度がMAXになってしまったのかもしれませんw


無印のポスターを買って、狩り魂は燃え上がっているのですが、やっぱ疲れてるんでしょうね。

でも、今日は行きますよw そして、こそっとオンラインしている、こおりのつく方を見つけ出して、荒らされた畑の仇をとるんだ、と言ってみたりw


※この記事はアギが書きかけのリプレイを確認するための記事投稿です。


■ モンハンPBM⑤ 第1回目『狩りの無い日に○○する』リプレイ
テーマ:モンハンPBM

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 ロックラックの船着場。

 広大な砂漠の中心に位置し、砂上船や飛空船交易の中継地としているこの街には、毎日数多くの船が出入りする。
 ある船は砂漠を横断するために水や食料を補給しに訪れている。
 またある船は狩りを終えたハンターたちを狩り場から回収してきたようだ。
 戻る船がある一方、港を出る船もある。
 補給物資を積み込んだ交易船が帆をいっぱいに広げて出て行った。
 その後には狩り場へと赴くハンターたちを乗せている。

 喧騒と活気…怒声と笑い声が響く。この船着場は交易の街でもある、ロックラックの中枢であり、顔でもあるのだ。

「うあーっと…やっと着いたぜ~っ!」
 そんな声を上げながら、先ほど船着場に接岸したばかりの砂上船から一人の若いハンターが降りてきた。
 若い。
 年の頃は十代の半ばといったところか。ハンターの身に着ける防具としてはもっとも一般的とも言われている【ハンターシリーズ】を装備していることから、見る者が見れば、彼が駆け出しのハンターだということが分かっただろう。
 彼――ジャンボ村出身のハンター、ダニエルは狭い船倉に押し込められてすっかり凝り固まってしまった全身の筋肉を背伸びして伸ばしながら、岸壁に降り立った。
 一週間に渡る長い船旅だった。この街に向かうという交易船に乗せてもらえたのは良かったのだが、客室などあるはずもないこの船での生活は、日々広大な自然の中を駆け回ってきたダニエルにとっては苦痛以外の何者でもなかった。
 狭い船底近くの倉庫に、運んできた商品の詰まった大タルといっしょに押し込まれてきたのだ。さらに、金をなるべく使わないようにと食費を切り詰めた結果、食事は毎日3食とも穀物や豆を粉状にして焼き固めた携帯食料や船に乗る前に自分で作っていた干し肉、水ですごしてきた。
(まったく…我ながらよく耐えてきたもんだぜ…)
 そんなことを考えた途端…

 ぐ~~~っ

…と、ダニエルの腹の虫が鳴き出した。
「ちっ…腹が減ったな…」
 思わず口に出してしまった。
(まあ、無事にロックラックに着いたことだし、久々に美味いものでも…)
 そうダニエルが思ったその時だ。
「ハンターさん、ロックラックへようこそなんだニャー!」
 ダニエルの足元からそんな声がした。『おやっ?』と彼が目線を下に下ろすと、そこには赤い帽子と赤い服に身を包んだ猫型のモンスター、『アイルー』が立っていた。

『ロックラックガイド』

 ロックラックの街の要所に立ち、道を尋ねる人々に街の案内を行うことを仕事とする、ロックラック観光協会に所属するアイルーたちの名だ。
 そのガイドアイルーがダニエルに向かってパタパタと手を振っている。
「ハンターさんはこの街は初めてかニャ? お腹が減っているならコレを見てみるニャー!」
 そう言うと、ガイドアイルーは懐から取り出した小さな冊子をダニエルに渡すと、他の旅人に向かってトコトコと駆け寄っていった。
「ついこないだまで、オレもここに居たんだけどな…」
 ちょっと苦笑いしながら受け取った小冊子を見てみた。
「『ロックラックグルメガイド』…か。どれどれ…」
 ちょうど腹も減っていたこともあり、ダニエルは中に書かれた内容に目を通す。獣皮紙にロックラックの人気店の情報が、それぞれの店のおすすめメニューのイラストと共に書かれていた。
 説明文を書いた人物はよほぼ文章力があったのだろう。ただ冊子を読んでいるだけで、ダニエルの食欲は急激に高まっていく。
(すきっ腹にはたまんねぇなぁ…)
 そう思いながら読み進めていったダニエルの手があるページで止まった。 
「おっ? 『ロックラックサンド』か。こいつは美味そうだな。ふむふむ…『さくら亭』か。おいっアイルー!…っていねえし」
 先ほどのガイドアイルーは、ダニエルが冊子を読んでいるうちにどこかに行ってしまったらしい。彼は『ちぇっ』と軽く舌を打った。
(案内を頼もうと思ってたのによぉ…まあ、いいか)
 これからの予定があるわけではない。久々に来た街の観光がてら…そう思いながら、ダニエルは街中へと歩いていった。


        ◆        ◆        ◆


 所変わって、ここは宿屋通りに隣接するロックラックの市場。
 布製のテントが林立する、この街でも特に活気に溢れる場所だ。

「おじさん、こんにちはー!」
 そんなにぎやかな市場の中でも良く通る声で、さくら亭の看板娘、パティは肉を売る露天商に元気に挨拶をしていた。
「おっ、パティちゃんは今日も元気だねぇ」
 肉屋の主人は、そんな彼女の様子にニコニコとしながら声を返した。
「もっちろん! わたしから元気を取ったら何も残りませんからね!」
 冗談めかしてパティが言うと、肉屋の主人も『ははっ、そりゃあ違いない』と笑って返してきた。
「今日は店のお使いかい? いつものヤツでいいのかな?」
 主人が尋ねてくる。『いつものヤツ』とは、さくら亭の名物料理『ロックラックサンド』に使う草食獣『アプトノス』の腿肉だ。
「はいっ。じゃあ、『いつもの』を前回より気持ち多めでおねがいします!」
「ほうっ! ロックラックサンド、大好評のようだね。おっしゃ! じゃあ、今、切り分けるからそこで座って待っててくんな!」


 
■ モンハンPBM⑥ 第1回目『狩りの無い日に○○する』リプレイ(2)
テーマ:モンハンPBM

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「あれっ…あれは?」
 クエストボードに貼り出された依頼書を確認していたパティ。その目にカウンターを挟んでなにやら話し込む、二人のギルド受付嬢の姿が映った。
 酒場のカウンター席も兼ねるギルドの受付には、2種類の役割がある。
 一つは依頼主から受けたモンスター討伐などの『依頼』をハンターたちに斡旋するカウンター。こちらは赤い制服を着たギルドの女性スタッフ―ギルド受付嬢が担当している。
 もう一つは指定された武器と防具、狩猟用のアイテムを駆使して、ギルドが用意したモンスターと闘技場という限定された空間で戦う『闘技大会』への参加を受け付けるカウンターだ。こちらは青い制服を着た受付嬢の担当だ。
 その闘技大会の受付カウンターで、カウンターの内側の青い制服を着た受付嬢に、赤い制服を着た受付嬢がなにやら盛んに話しかけていた。
 その二人がパティの目に留まったことには理由があった。カウンターの外側から話し掛けている受付嬢。彼女の肩にボウガンが担がれていたのだ。
  遥か彼方…シェレイド地方と呼ばれる地のギルド受付嬢の中には、『ギルドナイト』として活躍する者もいる。店を訪れた客からそう聞いたことがあった。
 ボウガンを背負った受付嬢もその類かと思ったのだが、ギルドナイトはその職務上、目立つことが無い…隠密性が重視されているとも聞いている。それを考えると、街中で堂々と武器を持つギルドナイトなどいるわけが無い。パティはそう考えるに至った。
(こっちの赤い方はハンターさんなのかしら?)
 興味を引かれたパティはその二人の方へ近づいてみた。
…と、彼女たち二人の会話が聞こえてきた。
「…だから、どーしてコインが出ないわけ?」
 赤い受付嬢が青い受付嬢に詰め寄った。
「えっ、えーっと…そう言われましても~」
(『コイン』?)
 よくわからない単語だった。パティは首を傾げながらも話を聞き続ける。
「三匹よ、三匹っ! 同じモンスターを三連続で倒したのに、そのモンスターのコインが一枚も出てこないってのはどーいうことよ?」
「あ、あの、ですね、アップルさん?」
 アップル――その赤い受付嬢の名前らしい。青い受付嬢は彼女の胸倉をつかまんばかりの勢いで捲くしたてるアップルに、なだめるように言う。
「先ほどから申し上げているとおり、クエスト達成時に支給される報酬の内容を決めているのは私じゃなくてですね…」
「じゃあ、誰が決めてるのよ、誰が?」
「そ、それは闘技大会会場にいる担当者が…」
「よし! じゃあ担当者を連れてきなさい!」
「無茶言わないでくださいよーっ」
 アップルの口撃に受付嬢は今にも泣き出しそうだ。
(…ちょっと近寄り難い、かな)
 触らぬ神に祟りなし。アップルと可愛そうな受付嬢に背を向けると、パティは次の目的地へと向かうとした。すると…

 どんっ

「あいたっ!?」
 振り返った瞬間、パティは後ろを通った人の背中に額をぶつけてしまった。
『んっ?…なんだ?』
 ちょっとくぐもった、低めの声が返ってきた。
「あいたたたっ…おおっと!?」
 赤くなったおでこをさすりながらパティが顔を上げると、そこには壁があった。
 壁。それは深い緑色の重厚な鎧だった。その色と形状には見覚えがある。最近、さくら亭によく食べに来てくれる常連さんの一人だ。『金剛シリーズ』と呼ばれるとても珍しい装備を着た双剣使いの男性ハンターだ。名前は確か…
「タンクさん!…あっ、すみません!」
 そう言って、パティはタンクに向かって深々と頭を下げた。
『んっ? なんだ、パティじゃないか。どうしたんだ、突然頭を下げて?』
「あ、いえ。タンクさんにぶつかっちゃったので…あたし、周りをよく見てなくて…」
『なんだ、そんなことか。気にすることはない。まあ、この酒場の客の中には気性の荒いヤツも多いからな。これからは気をつけることだ』
 パティがぶつかったことを気にも留めていない様子で言うと、タンクは彼女の持つ買い物袋を覗き込んだ。
『ほう、店の買出しだな』
「はい。これからアギさんのところに行って、野菜を分けてもらってきます。タンクさん、アギさんって今、畑ですか?」
 パティはタンクに尋ねる。次の目的地はアギという名のハンターが耕作する畑だ。このタンクはアギの古くからの友人なのだ。

 広大な砂漠のほぼ中央に位置し、交易の中継地として各地から様々な物が集まるこのロックラックでは畑をする者はほとんどいない。
 畑を耕し種を蒔く。芽が出れば水をやり、雑草が生えてくれば刈り取り、育ちが悪ければ肥料を与える。そして育った作物を収穫する。
 そんな手間隙を掛けるよりも、交易船でもたらされる近隣の村で収穫された農作物を市場で買った方が楽で、かつ安上がりだ。
 そんな中、シェレイド地方から流れてきたハンターのアギがギルドマスターより土地を借りて、作物を植え始めたという話が出たときは、街の住民は『バカなことをするヤツがいる』と冷ややかな反応をした。
 だが、今ではその評価は覆っていた。
 彼の作る農作物の数々。それはこの街に入ってくる交易品の野菜や果物よりも新鮮で、かつ味がいいとの評判が立っているからだ。

『あー…アギのヤツか。さっき、あの弟子になったっていう子…なんだっけ…カンナ、だったかな?』
「『カナン』ちゃん、ですね」
 タンクの言葉に、思わず苦笑いしながらパティは言った。
「あー、そうだったか。そのカナンとかいう子と畑の方に歩いていくのを見かけたから…農作業道具を持っていたからな。多分、畑にいると思うよ」
「そうですか…わかりました! ありがとうございます!」
 タンクの話に、パティはもう一度頭を下げると酒場の入り口へと向かっていった。
「…まったく。元気な娘だな~」
 パタパタと駆けていくパティを見送りながらタンクは
 

 ■ モンハンPBM⑦ 第1回目『狩りの無い日に○○する』リプレイ(3)
テーマ:モンハンPBM

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「うわぁっ…ここがししょーの畑なんですかぁっ!?」
 ロックラックの街の外れ。街を見下ろす丘の坂を登りきったカナンは、目の前に広がる光景に感嘆の声を上げた。
「すっごいですね! 私、もう少し小さい畑だと思っていました!」
 目を輝かせながらカナンは『すごい! すごい!』と繰り返している。
 そんな彼女の横では、鍬や草刈り鎌を担いだ彼女の狩りの師、アギが誇らしげに『うむうむ』と頷いていた。

 【骨の人の畑】

 街の住民たちからはそんな渾名をつけられているアギの畑は、この土地の地主であるロックラックハンターズギルドのマスターから特別に借り受けたものだ。
 最初はただの荒地だったのだがアギにより手を加えられ、今では十本ほどの果樹と、大衆酒場がすっぽり納まってしまうほどの広さの畑が二面、耕作されていた。
 その畑にアギはカナンを連れてきたのだが…
「…で、ししょー。私、ここで何をするんですか?」
 カナンの言葉に、アギは『にやり』と笑って見せる。
「ヴ…なんです、ししょー…いやだなぁ…」
(ししょーがこの笑い方をしたときって何かあるんだよなぁ…)
 カナンはそのアギの笑顔に不吉なものを感じ取って頬を引きつらせた。
 だが、当のアギはというと、そんなカナンの様子に楽しそうに笑っている。
「さて、カンナよ…」
「『カナン』ですっ!」
 本日四回目の名前の呼び間違いに、カナンは目を『くわっ』と見開いて訂正した。
「おお、すまんすまん」
(ぜったいワザとだ…)
 カナンの指摘に『カッカッカッ』と笑うアギ。そんないつもと変わらない師の様子に、彼女は『むーっ…』と頬を膨らませた。
「ん? おい、カンナよ。そんなにほっぺたを膨らませると、まるでチャナガブルのように見えてくるぞ!」
 からかうような口調で…いや。実際からかっているのだろう。アギは笑いながらカナンに言った。
「だ・か・ら、私の名前はカ・ナ・ンっ! もうっ…チャナガブルみたいってだれのせいだと思ってるんですか! それで…」
「何をするのか?…だったな、カナンよ。今日は、おまえにこの場所を耕してもらう」
 そう言って、アギは二面ある畑の横…まだ何も手の入っていない荒地を指差した。広さは大衆酒場よりも少し狭い程度だ。
「えっ!? あ、あのーししょぉ? ここを? 私が?…ですか??」
「うむ」
 当然だ、というように頷くアギに、カナンは彼と荒地とを何度も見比べている。
「前回の孤島での狩りで、私はおまえに、ハンターとして足りないものを幾つか指摘したな」
 『覚えているか?』とアギはカナンに答えるように促した。
「えっ!?…あ、はい。えーっと、確か…」

『まず、体力面。長時間活動するための『スタミナ』…ハンマーを扱うための『腕力』。それから技術面では状況に合わせたハンマーの使い分け。それに基本的な『型』の習得!』

…と、カナンは孤島でのケルビ狩りの後、アギから指摘された自分に足りないことを思い出し…本当はまだまだあったのだが、とりあえず、主なものだけを挙げてみた。
「ふむ。よく覚えていたな、カナン。そう…今回の農作業はな、その中でも特にスタミナを身につけるための物なのだ」
「は…はぁ…?」
 アギの説明にも、カナンは腑に落ちない、といった様子だ。
「いいか? この鍬を使って土を掘り起こすのだ。見ていろ。こうして…」
 そう言うと、アギは担いできた鍬を持つと、大きく振りかぶった。そして…
「振り上げて…落とす!」

 がごっ

 鈍い音と共に、振り下ろされた鍬が土に食い込んだ。さらに、アギが鍬を引き起こすと表面の乾いた土の下から、黒い湿り気のある土が顔を覗かせる。
 さらにもう一撃振り下ろすと、黒い土が衝撃で宙を舞った。
「見たか、カナンよ。この畑を耕す動きはハンマー使いの基本…『縦振り』に通じるところがある。振りの型の練習と共に、長時間の作業による持久力…スタミナの向上も見込めるだろう。このように、畑の仕事はハンターとしての力を身につけ、磨くのに非常に効果的と言えるのだよ!」
「な…なるほど~」
 実演を交えたアギの解説に、カナンは『うんうん』と感心したように頷いた。
 考えてみればそうかもしれない。そうカナンは思った。
「…わかりました。やってみます!」
「うむ。目標は昼までに半分。明日の午前で残り全面を仕上げる。まぁ、やってみるがいい!」
「はいっ、ししょー!」
 アギから手渡された鍬をぎゅっと両手で握る。モガの村で父親や村長の息子さんの仕事を手伝った時もしたことがない、初めての作業だ。
 カナンはハンマーでするように手を握り替えると、大きく振りかぶった。
 

        ◆        ◆        ◆


「えいっ!…ふ~っ」
 鍬を振るい始めてかれこれ二時間ほどが経過しただろうか。カナンは畑を耕し始めてから初めて、その手を休めて大きく息を吐いた。ふと後ろを振り返る。彼女の後ろには、表土を掘り返し黒土があらわになった、新しい畑が出来上がっている。
 よほど集中していたのだろう。あっという間に時間が過ぎていた。八つ時頃から始めて、今、十の時を告げる鐘が鳴った。その約二つ時(二時間)の間、彼女は休憩も取らずに鍬を振るった。素晴らしい集中力だ。
「カナン、休憩しろ!」
 畑の脇で、カナンの働き振りを観察していたアギが、カナンに向かって声をかけた。さらに、手に持っていた木で出来た水筒をカナンに向かって放り投げた。
「おっと!?…ありがとうございます!」
 気づけば喉がからからだ。カナンは鍬を傍らに置くと、水筒の栓を開けて中の水を飲み始める。
 『ごくごく』と喉を鳴らして水を飲む。
 美味い。
 おそらく氷結晶のかけらが入れてあるのだろう。強い日差しに晒されている外に置いてあったはずだが、水筒の水はよく冷えていた。
 すきっと冷えた水にはハチミツでわずかに味がつけてあり、それがまた、疲れて火照った体に心地いい。