エクリン腺から出る汗
ツーンとした、酸っぱい汗のニオイ
子供が遊んで帰ってきたときの頭のニオイなんかは、
まさしくエクリン腺からでる汗のニオイです。
もともとエクリン腺から出る汗は無臭のことが多いです。
出てきた汗が、皮脂や雑菌と混ざりあっってニオイを発します。
雑菌が繁殖しやすい環境は、次の3条件です。
温度、水分、栄養
雑菌は、30度から40度が最も繁殖しやすいとされています。
体温と同じ温度ですね。
次に
水分は、汗です。汗をかくことで雑菌は増殖します。
しかも、頭には髪がジャングルのうように生えわたっています。
服をきています。靴をはいています。
汗が蒸発しにくいですし、
衣類や靴に汗がしみこみ多湿の環境になります。
3つめの栄養は、
皮脂や垢です。
不潔な体は、雑菌にとっては好条件なのです。
対策としては、
これら雑菌が繁殖する3つの条件を満たさないようにすることで、
防ぐことができます。
●温度条件の対策は、やりようがないですね。
冷たいタオルでふくことで、30度以下にして、
繁殖のスピードを減速させることぐらいでしょうか?
0度以下の冷凍庫に入ると繁殖活動は止まるでしょうけどね笑
●水分条件の対策は、
汗をかいたら、できるだけ早く水分をふきとる。
ただし、注意しなければならないのは、
乾いたタオルでふきとらないことです。
洗いたてのいい香りがした、ふわふわのタオルでふくと、
気持ちいいですし、よく汗を吸い取ってくれそうですが、
汗をふきとっても、雑菌やニオイ成分は、
皮膚に残ったままなので、また繁殖していきます。
ですから、ウエットティシュや水で濡らして、固くしぼったタオル・ハンカチなどで
皮膚上の雑菌・ニオイ成分をふきとります。
「固くしぼる」ことが大事です。
ふいた後でも、皮膚が濡れている状態だと、
再び雑菌が繁殖しやすい環境を与えてしまうからです。
それと、エクリン腺の汗は、アポクリン腺の汗より蒸発力が強いので、
衣類にしみつきます。
しみこんだ衣類は雑菌がどんどん繁殖してしまうので、
着替えましょう。
●栄養条件の対策は、
当然のことですが、お風呂に入って体を洗って、溜まった皮脂や垢を洗い流すことです。
汗をかいたら、
すばやくふきとること、お風呂で体を洗うことが大事ですが、
洗いすぎると余計にニオイが強くなってしまいます。
そのことは、別の記事で書くことにします。
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