2017年6月12日(月) くもり のち はれ



本日は……………………福島方面〜!

ということで、磐梯吾妻スカイラインを走っちゃいま〜す!
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すでに寒いんですけど、天気は大丈夫でしょうか…。


絶景ワインディングには違いないですが、無料化されてから交通量が増えてますね〜。
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なんで、正直走りそのものはあまり楽しめなくなってきてますね…。



標高1622m・道路最高地点、まぁ撮るよねぇ〜。
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しかし、このあたりから滝のような雨が降ってきました。



たまらず浄土平レストハウスにピットインしました。
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あわよくば少し山歩きも楽しもうかなんて思っていましたが、それどころではないです。





…雨宿りすること30分、やっと青空が見えました!
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吾妻小富士に別れを告げ出発です。



スカイライン後半戦は福島市街地に向かって一気に下ります!
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浄土平を適当に撮影。
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火山性ガスが出ているので駐停車禁止です!
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って、ものの数分も経たないうちにまた激しく降ってきました…。



手袋にまで浸水してきたので、たまらず不動沢のトイレに緊急避難させてもらいました。
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さすがは山の天気…。



再び雨宿り…降りしきる雨に煙る谷をぼぉ〜っと眺めます。
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まぁこういう時間も嫌いじゃないですけどね。





ちょっと小降りになったところで旧不動沢橋の跡地を見学。
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かつてはこういう風に橋があったのですね〜。



こちらはつばくろ谷と不動沢橋。
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雨に当たらなければこの景色を見ることはなかった…やはりツーリングは筋書きのないドラマだなと。



せっかくなので橋の上から眺めてみます。
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不動沢橋からの福島盆地とその向こうの霊山です。
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谷底までは80m、腰が引けています。





里に下りました!
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めちゃ晴れています(笑)。





昼メシどうしようかなぁ〜と考えて、以前から気になっていた福島市飯坂のレストラン「リンカーン」さんにチェックインしました。
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なぜ「リンカーン」という名前なのかは聞きそびれました(笑)。

屋号を冠した「リンカーン焼き」も気になりますが、ガッツリいきたい気分だったので「ポークステーキ(ドビ風)」で!
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ドォ〜ンッ!!!
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うわっこれ絶対旨いやつ!!

それにしても他のテーブルに運ばれるハンバーグ、オムライス、カツカレー…全部美味しそうなんですけど!

あくまでも「街の洋食屋さん」であり、ちょっとだけ贅沢風味が加わっているあたりが人気なんでしょうねぇ〜。





お腹いっぱいになったところでダム方面へ向かいます。
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後で気づきましたが、ここに「すりかみ浄水場」の案内板があったんですね。




国道399号はいわきから阿武隈高地を縦断して米沢まで達する酷道(?)として知られますが、この区間は摺上川に沿って走る気持ちのいいルートです。
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…というよりダム建設によって国道が再整備されたんですね。




道中、気になっていた茂庭の道祖神へ立ち寄りました。
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白い幕で覆われていますが、御神体は確認できます。
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男性器を模した御神体は古く平安時代から続く民間信仰で、外来の疫病や悪霊から地域を守ると考えられていました。
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柵の裏にも無数の御神体が…。

一番ご立派な神様にお賽銭を供えました。
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御利益がありますように…(何の?)。

畏れながら裏に回らせて頂くと八百万の神々が…。
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ひとつだけ、割れ目のような形をしたものも(以下自粛)。
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…なんというか、日本人は神話の時代から性にはおおらかだったんですよね。

変わったのは明治時代に西洋の価値観が入ってからだったかと。





…先に進みます。
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摺上川の流れです。
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この景観は天然なんでしょうか?




そして摺上川(すりかみがわ)ダム現る!!!
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民家と比べると壁の巨大さが引き立ちますね〜まさに進撃の巨人の世界!



間近で見てもデカいですね!
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摺上川ダム管理事務所&インフォメーションセンターに到着しました〜!
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まずはここで情報収集とします。


◯摺上川ダム基本スペック
所在地:福島県福島市
河川:阿武隈川水系摺上川
形式:中央コア型ロックフィルダム
堤高:105m
堤頂長:718.6m
総貯水量:1億5300万㎥
管理者:国土交通省
着工/完成:1994年/2006年



摺上川ダムなう!
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ただ今ほぼ満水です。

ダムに沈む前の茂庭地区の古地図とか。
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お約束、模型で学ぶ放流の仕組み。
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自由越流式の洪水吐から水が流れる仕組みがよくわかります。

地下の配管から発電用の水を送る仕組みです。
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治水機能の他、上水道用水や工業用水など幅広く役立っています。



ダムカード、ゲットしました〜!
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ではじっくり見学させて頂きます。





このダムの最大の特徴が曲線を駆使した独特な非常用洪水吐!
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水がこの壁を越えて流れる瞬間は相当ダイナミックなんでしょうね〜。



堤体に使われた岩石はひとつの山から用途別に分別採取したことで環境負荷が最小限に収まったそうです。
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近くで見ると色あいがまちまちなのがわかります。



天端を歩いてみます。
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ここは市民マラソン大会のコースにもなるという無駄のなさです。



ダム湖名は一般公募で決まった「茂庭っ湖」。
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これだけの大きなダム湖に沈んだ集落のことを思うと…どれほどのお金が動いたのだろうと(笑)。



天端から見た下流側、公園もあってよく整備されています。
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堤体ロック材の最後の一石は地元の小学生によって置かれたんでしょうか。
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堤体の手触りは…ザラついています。
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左岸から堤体を見ると…アーチ型だと思ったら直線と曲線を組み合わせているみたいですね。
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そしてダイナミックな導流部。
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坂を下りて下のほうに回ってみました。
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キャンプ場があり、バーベキューもできます。
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隣に「もにわの湯」もあるし、ダムツーリングついでにダムキャンプもいいですね。



右岸には東北電力の摺上川発電所が見えます。
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歩いてウォールモニワに近づいてみます。
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残念、あと10mくらいの所で立入禁止でした。
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角度的には十分よじ登れますね。



そして川岸にはなんと水遊びエリアまであります!
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海パン持ってくればよかった…。



新しいダムだけあって、建築物だけにとどまらない設計思想を感じました。
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実は堤体内部の監査廊も見学できるんですが、5名以上で要予約というハードルの高さ…。

監査廊見学ツアー参加者急募(笑)!





続きはのちほど。





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