2017年6月6日(火) はれ
午後の部スタートです!
広域農道を快調にクルージングします。
千五沢ダムにご対面〜!
◯千五沢(せんごさわ)ダム基本スペック
所在地:福島県石川郡石川町
河川:阿武隈川水系北須川
形式:中央コア型アースダム
堤高:43m
堤頂長:176.5m
総貯水量:1300万㎥
管理者:福島県/東北農政局
着工/完成:不明/1950年
管理事務所は建て替えたばかりで真新しいですね。
この千五沢ダムは只今工事中でして、灌漑専用ダムだったのを新しく洪水吐を設けて治水機能を持たせる予定です。
完成は2022年の予定、工事進捗状況は30%とありました。
ラビリンス型と呼ばれる新しい洪水吐はこういう熊手型の構造になるそうです。
心のBGMは…。
現洪水吐は「千五沢の赤備え」とでも呼びたくなる真っ赤なラジアルゲートを備えていますが、隣に新洪水吐が出来ることで撤去される予定だそうです。
非常に特徴的なだけにちょっと残念な気もしますが…。
工事中につき天端をはじめ立入禁止区間が多く、ゲートを正面から見ることは叶いませんでした。
あの運搬用の足場は完成後に撤去されるんでしょうね。
ダム湖は母畑湖(ぼばたこ)、近隣には母畑温泉があります。
ダムカードゲットです!
「工事中」のダムカード、しかも写真ではなく完成予想図(イラスト)というレアカード候補ですか?
完成したらまた来なきゃ!
記念ステッカーまで頂きました!
ヘルメットにでも貼っときましょうかね。
では、阿武隈高地を横断しまして〜。
手打ち中華そば味楽さんに到着〜!
…って、また食うのかよ(近くまで来たので寄ってみました)。
店内は広く落ち着いた空間です。
確か白河「とら食堂」のお弟子さんのお弟子さん、孫弟子でしたよね。
じゃ〜ん、中華そば!
ツボは抑えつつも独自性を追求しています。
…間違いないのはオリジナルの「とら系ラーメン」が高度に完成されているということですね。
ごちそうさまでした!
次なるダムは小野町のこまちダムです! こまちダム管理事務所は平日のみ、しかも15時で閉まるという敷居の高さです。 小野町は小野小町の生誕伝説がある町で、それにちなんでの「こまちダム」ですね。 天端は徒歩でのみ通行出来ます。 ダム湖はそのまま「こまち湖」。 天端から見下ろす洪水吐導流部、水がサラサラと放流されています。 反対側から…なんというか、年式が新しいだけあって無駄がない印象ですね。 こまちダムを後にし、三春町の三春ダムに向かいます。 春田大橋を渡ります! 到着〜渡ったばかりの春田大橋が見えます! 管理事務所ではなく、隣の三春ダム資料館1Fの喫茶でダムカードを配布しています。 こちらは阿武隈川水系について。 堤体を見ようと下流側に回ると…ぎょぎょっ!! 天端の上から見下ろす導流部、高所恐怖症にはしんどいアングルです…。 帰りがけ、猪苗代湖畔に立ち寄りました。 う〜ん、ツーリングのたびに台湾女子に出会うなんて、やはり「持っている」のか…?
ダム湖が見えてきました!
簡単なアンケートに答えてダムカードゲットです!
◯こまちダム基本スペック
所在地:福島県田村郡小野町
河川:夏井川水系黒森川
形式:重力式コンクリート
堤高:37m
堤頂長:150m
総貯水量:3.4万㎥
管理者:福島県
着工/完成:1994年/2006年
治水・利水を主とする多目的ダムです。
横から見る堤体。
いかに低コストで作ったかといった点がセールスポイントになるあたり、現代的な感じがします。
マニアの間ではこういうのを量産型ダムと言うとか言わないとか…。
あぶくま高原道路の下をくぐりまして…。
三春ダムのダム湖・さくら湖に架かるシンボル的な橋です。
さくら湖はさすがの美しさですね〜。
そして三春ダムにご対面〜!
◯三春ダム基本スペック
所在地:福島県田村郡三春町
河川:阿武隈川水系大滝根川
形式:重力式コンクリート
堤高:65m
堤頂長:174m
総貯水量:4280万㎥
管理者:国土交通省
着工/完成:1988年/1998年
中通り地方中部の治水・利水を目的としたダムで、やはり比較的新しいダムです。
ダムカード頂きました!
では、2Fの資料館を見学してみます。三春ダムの仕組みが模型で説明されています。
構造はオーソドックスですが、ダム本体の打設にブロックの継ぎ目をなるべく少なくする拡張レヤ工法を国交省直轄ダムで初めて採用したそうです。
宮城県まで流れて太平洋に注ぎます。
な、なんなんですか!?この装飾は!!
う〜ん、せっかくのシャープなラインが…。
城下町である三春町らしくお城の石垣をイメージしましたって…城下町のイメージありましたっけ?
三春のイメージといえば寝返り…じゃなくて桜ですよねぇ〜。
…気を取り直して天端を歩きます。
やはり車両は進入禁止です。
背後から押さないでください。
下流の導流部と副ダムです。
迂回して下から見上げるとまた違う角度で楽しめそうですが、疲れてきたのでやめておきます(笑)。
一方のさくら湖とダムサイト、地域に開かれたダムというコンセプト通り、よく整備されています。
三春といえば滝桜、桜の季節に合わせて楽しみたいダムですね。
景観に配慮して桜を植えているダムは相当多いので、桜の季節のダムマニアは忙しいですね(笑)。
あぁ〜1日に5ヶ所もダム巡りするとさすがに満腹だなぁ〜と、黄昏れていると…。
「Excuse me!」
と背後から女性の声が…。
このアジアなまりの英語は…と振り返ると、とびきり可愛らしい女性が!!
写真撮ってもいいかって?
どうぞどうぞ!!!
…あ、私じゃなくてオートバイのほうですか。
どーぞどーぞ。
聞かなくても雰囲気で台湾人てわかるんですが、一応聞いてみると大当たり!
先月台湾に遊びに行ってきた話とかしたらちょっと喜んでくれたりして。
「再見(さようなら)〜。」
とバスに戻っていきました。
…って、なんで後姿隠し撮りするだけやねん(笑)。
「一緒に写真撮ってくださ〜い!」
とか旅先だと平気で言うくせに、地元だとシャイな会津人に戻ってしまうのです(笑)。
本日のルート。