こんにちは!
台湾一周ツーリングを完遂し無事帰国したことを記念して、超久しぶりにブログを更新しますっ!
期間:2017年2月13日(月)〜2月17日(金)、4泊5日
はじめに…結論から申し上げますと、台湾ツーリングは他人にはオススメできません(笑)!
詳しくは後々述べますが、とにかくリスクが大きいので、やりたい人は自己責任で…ということになると思います。
…ただ、それでも抗えない魅力があったのもまた事実でして、そのあたりを私なりの視点でお伝えできればと思います。
アクセス
さて、どうやって台湾でツーリングをするかですが…。
フェリーの沖縄県石垣島〜台湾・基隆(きーるん、ジーロォン)航路は運営会社が2008年に破綻したことで消滅しています。
日本国内から自分のオートバイで乗り込むことは出来ません…残念!(2017年2月現在)
ま、フェリールートがあったとしても時間と費用の面で現実的ではなさそうですが(だから廃れた?)。
ということで、飛行機で現地入りしオートバイを借りて乗るしかないようです(そもそも雪国なので2月にマシンは出せませんけど)。
ちなみに自転車なら分解すれば手荷物扱いになって飛行機で持ち込めます。
…すまんな、今回は留守番頼むわ。
運転免許
台湾はジュネーブ条約に加盟していないので国際免許は使えません。
しかし、日本国内の運転免許証の中国語翻訳文があれば台湾国内でそのまま運転することができるという特別な制度があるんですね〜(やったネ!)。
発行は日本国内ならJAFの各支部、台湾国内なら台北か高雄(たかお、ガオシォン)の交流協会(大使館のようなもの)が窓口になっています。
JAFの場合、費用は1件3394円(税込)、郵送での申し込みは別途郵便代がかかります。
台湾の交流協会のほうが手数料は安いそうですが、現地に着いてから手続きに行くのは時間がもったいないので私は事前に準備しました!
有効期限は入国から1年間です(免許の有効期限がそれ以内ならその日まで)。
保険
まずは基本の海外旅行保険「損保ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険【off!】」に加入しました。
諸々入れて5日間で1660円でした(クレジットカードに付帯している人は不要です)。
この保険で滞在中の怪我・病気等はOKなのですが、自動車保険のような運転中の対人対物補償はありません。
適用されるのは借りた車両に傷をつけたり壊したりしてしまった、といったケースです。
レンタル車両には一応最低限の自賠責保険はかかっているそうですが…色々調べたんですが、台湾国内でレンタルバイクを運転中に起こした対人・対物事故を補償する任意保険というものは無いようです(あったら教えてください!)。
この点が今のところ私が他人に台湾ツーリングをオススメしない最大の理由です。
飛行機
航空会社はLCCのピーチアビエーションを選びました。
往路、2月13日(月)5:50羽田空港発〜8:50桃園(とうえん、タオユィエン)国際空港着
復路、2月17日(金)20:45桃園国際空港発〜0:45羽田空港着
と、ほぼ5日間現地に居られるという欲張りモード全開の日程が可能です!
料金は往路が28550円、復路が14350円、手数料880円、合計43780円でした。
実は一人で海外に行くのは初めてでして、これが高いのか安いのかピンときませんで…。
空席数によって料金が変動するそうなので、3週間前の予約ならこんなものですかねぇ。
スマホ
海外でスマホを使うには、海外ローミングとかレンタルWi-Fiルーターとか色々手段がありますが、今回は安いと評判の現地プリペイドSIMを購入することにしました。
一人旅なうえ、グーグルマップとかかなりガッツリ使う予定なので。
これを機に機種もiPhone5S→SE(SIMフリー機)に変更!
手が小さいので、片手サイズじゃないとイヤなんですね〜。
プリペイドSIMは中華電信という台湾最大手の会社(日本でいうNTTドコモ?)のサイトから予約をし、空港カウンターで受け取ることにしました。
予習
出発の1ヶ月前くらいから、台湾に関する本を片っ端から読みました!
せっかくの機会ですからね、より台湾のことを知っておいたほうがいいでしょう。
オススメは司馬遼太郎氏の「街道をゆく 台湾紀行」
街道をゆく 40 台湾紀行 (朝日文庫) Amazon |
そして、小林よしのり氏の「台湾論」
新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 Amazon |
それぞれ言わずと知れたベストセラーですので、この2冊さえ読めば台湾の歴史や日本との関係がよくわかると思います!
ガイドブックとして持参したのは「地球の歩き方」
D10 地球の歩き方 台湾 2016~2017 Amazon |
ベタな観光地だけでなく、旅人に必要な情報が全島まんべんなく載っています!
この1冊にどれほど助けられたことか…影のMVPですね。
装備
○ヘルメット
諸先輩がたの台湾ツーリングブログを拝見すると、バイクのレンタル屋さんでヘルメットも貸してくれるそうですが、臭い(笑)という声が多いようです。
なので、マイヘルメットを持ち込むことにしました。
普段はフルフェイス派なんですが、バックパックに入れて機内に持ち込むために幅がスリムなジェットにしました。
日差しが強いみたいなのでシールドはダークスモークで!
○グローブ
愛用のカドヤ製BHR-SPEED1。
○服装
これが迷いました。
ガッツリ走るなら革ジャン+チャップスでいいんですが、台湾のレンタルバイク屋さんは外国人にはあまり貸したがらないようなので、借りられなかった場合も想定しなければならないんですね。
台湾は2月といえども日中は気温が20℃以上になるため、全身革づくめで街歩きは避けたいところです(汗)。
なのでちょっと薄着で不安ですが、長袖のウインドブレーカー+防寒インナーでどんな天候にも対応できるようにしました。
持ち物その他
○パスポート
○バックパック(機内持ち込みギリギリの25×40×55cm)
○着替え2日分(洗濯1回予定)
○洗面用具
○常備薬
○手帳+筆記用具(筆談に威力を発揮)
○予備バッテリー+ケーブル類
ほんじゃ、行ってみっぺ!
つづく!