乳化剤・合成界面活性剤を使わないクリーム・乳液 その6【使い心地】 | あぐりのあぐりずむ

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好奇心旺盛な自分のため欲を満たす【手作りコスメ】メモ用ブログ

乳化剤を使わないクリーム・乳液の続き。


今回2種類のクリームを作ってみた。

いつも通りの、カモミールジャーマンの水色のクリームと、紫根のチンキを入れたラベンダー色のクリーム。

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今度は【使い心地】について。


このジェルクリームのテクスチャは。
アロエベラジェルは何の成分で粘度を出すかによってテクスチャや材料の混ざり具合が変わってくるので、オレンジフラワーさんのアロエベラジェルを使った場合が大前提となりますが。

ポンプから押し出すと、ニュルニュルっとした形が少しの間残ります。「乳液」というよりは「クリーム」に近いですが、硬すぎず柔らかすぎずでちょうどいいです。日頃はこのテクスチャで満足。

ただ、夏のクソ暑いはもう少し水分のひんやり感が欲しい時もある。

というわけで、乳液らしいテクスチャにしてみようと思い、色々考えてみました。


とはいえ「水分が欲しい」「テクスチャを乳液っぽくゆるくしたい」と思うなら水分入れるしかないわけでw
なので、材料を各順に入れガシャガシャ振って出来上がった後に自分で作った化粧水をごく少量入れてもう一度振ってみたのですが。


good!


いかにも乳液らしくなりました。


ただし、ほんとに少しでいいです。でないと完全に水が混ざりきらず、分離してしまいます。

分離させてしまってあわてて作り足しましたから。ええw

特にチンキ入り(紫紺)の方が。チンキで既に薄まっとりますからね。


というわけでこれで「乳液・クリーム」どちらのテクスチャもイケます。


色々と楽しい実験でした。こうしてなんやかんやと


・乳化剤を使わない

 ⇒自分で扱った場合の活性力などの問題が不安

・気にいったテクスチャ

 ⇒硬すぎず緩すぎず & 乳化剤や合成界面活性剤のヌルっとした感触が苦手

・ベタベタしない

 ⇒使うキャリアオイル(軽/重)や量で調節可能

  ※ただし入れすぎると分離するので注意

・少量から作れる

 ⇒ほんとにちょびっとから作れる(30mlくらい)ので昼用・夜用とわけて作れて楽しい

・とにかくかんたん

 ⇒混ぜる(瓶を振る)だけですぐできる


という自分好みの条件にぴったりと合う、さっぱりしたジェルクリームが完成しました。


どことなーくお気に入りで使っていた「あ○ゅらいずの秀くりーむ」に感触も似ていて満足!

これからの季節、乾燥してくるのでオイルを変えて作ってみようと思います。

その時またレポートします。