さて、乳化剤を使わないクリーム・乳液 作り その4 実践-夜用クリーム-です。
今回の実験がこのクリームにとって一番大きな成果を出しました。
今度は夜用クリームを作りました。
アロエベラジェルはオレンジフラワーさんのものを。 >>詳しくはこちら
月の花、ピーチピッグのベラジェルと違い、こちらは固形のゼリー状ではないです。粘度の高いどろっとした液状です。ただ、本当に粘度は高い。。。
さかさまにしても落ちてくるのに時間がかかるほどです。
日焼けと虫よけを気遣った昼用とは逆に、夜用として肌を休め、若返りの栄養を与える「アンチエイジング系」をコンセプトとし、「アルガンオイル」と「マカダミアナッツオイル」を選んでみました。
精油は夜用にふさわしい「抗炎症作用・癒傷・抗アレルギー・安眠」の効能がある【カモミールジャーマン】と若返りの【ネロリ】を。時々肌に乾燥性のかゆい「ポツ」ができる私にはもってこいです。
前回の失敗
から学び、今回は分量を【ベラジェル15ml:キャリアオイル2種5ml】とし、ベラジェルに対して約1/3のオイル量にしてみた。
前回は入れすぎてオイルが浮いていたのですが、 目的が「日焼け止め」であるため、日焼け止めの役割そのものの天然オイルが多い事はそれはそれでよしとするw
★レシピ
○【オレンジフラワー】アロエベラジェル:大さじ1
○アルガンオイル+マカダミアナッツオイル:小さじ1/2
○エッセンシャルオイル:ジャーマンカモミール、ネロリ:数滴
前回思ったのは、「わざわざ見ミニ泡立て器で混ぜる必要があるのか?」ということ。
思ったより短い時間で混ざる。しかも振っていたらベラジェルの塊もなくなっていた。
というわけで、瓶に直接キャリアオイルを入れ精油を希釈したのち、アロエベラジェルを入れて混ぜもせずガシャガシャと瓶を振ってみました。
そしたら…
ガシャガシャして一分もしないうちにできました!!!
こちらです。
(・∀・)!!!これは画期的です。
すごく簡単。
このクリームの綺麗なブルーはカモミールジャーマンの天然の色によります。
これによって乳化剤を使わず、いつもめんどくさく思っていたクリーム作りが簡単になります。
テクスチャは単純にジェルにオイルが加わったまんまの単純なものですが、さっぱり目で私好み。
月の花やピーチピッグのゼリー状ベラジェルで作ったスライムっぽい仕上がりと比較すると、よりなめらかでクリームらしいテクスチャになりました。こちらも使い切るまで分離はしませんでした。
一応使う前に振ってはいますけどね。(・∀・)
これからはずっとこれでいきます☆
30mlあれば約2週間くらい持ちます。ベラジェルに保存料も入っているので安心して使えます。
今は夏だからさっぱり目がいい。でも冬はどうだろう?乾燥肌の私には少し厳しいかな?
そうなったら、ボラージオイルやローズヒップ、キウイシードオイルなどの重ためのオイルを使って作ってみようと思います。
実はこのクリームたち、初めて作ったのは1ケ月ほど前。あれから数回にわたり作っています。
またこの写真のポンプ容器は100均一(キャンドゥ)で買ったもので、素材はPP(ポリプロピレン)とPETです。
プラスチックを溶かすリモネンが沢山含まれた精油を使うとなると少々心配があります。
まあ長期間入れっぱなしにしなければあまり心配する事もないのかもしれませんが。
最近ガラスの遮光瓶に変えたんですね。
また友人が100均PP容器でピーチピッグとオレンジフラワーのベラジェルを混ぜて使ったようなんです。それもまたいいかんじだったそうですYO。
簡単に、そして安全に。
あっという間にできるクリームとの出会いでした。色々なキャリアオイルでためしてみたいです。
色付けにはカモミールジャーマンEOや、ハイビスカス+ローズヒップの他、紫根を入れてみてもよさそうですねー。
こんな簡単なクリーム。
失敗しないためのコツがあることに気がついた。つまりコツを抑えないと失敗するってことです。実際2回ほど混ざり具合に不満がでて、失敗?というほどではないけどイマイチだったことがあります。
しかしそのコツがあまりに以外で。ええ、難しいことはなんもありませんでした。たった一つのモノの存在が重要です。その原因が全く分からずすなお~に考えてみたところ、ようやっと原因がつかめました。
それは次回。こちらへどうぞ。
>>乳化剤を使わない乳液・クリーム【失敗なく作るコツ編】