みんなとの思い出


出演舞台

『電撃メトロ』

2024/04/14(日)

無事終演しました。




ブログから

売上に繋がらないので

コチラでは宣伝してませんでしたが。


完全ダブルキャスト

1チームわずか4回の公演

スペース・ゼロ

という大きな劇場


貴重で大事な公演となりました。




今回は途中休憩ありの

2幕モノでして

1幕は

戦火の地下鉄

避難所、シェルターとして

そこで過ごす日本人街の人たちの様子




2幕は

戦後間もなく開かれたクラブがメイン舞台




戦争中生き延びる人々

戦後混乱続く中で生き延びようとする人々


僕は

日本人街の理事

政治家の

相島与志夫

を演じました。



基本スタイルが
白ワイシャツ
スラックス
だったので
衣装チェンジが
主にネクタイだけだったトコロは
衣装の多い他メンバーと比べると
ラッキーでしたね笑

ただ
役のポジションが
戦争が起きる様な国の
政府よりの政治家であること
状況や現状の説明的な台詞が多いこと
初めは
はて、どうしたものか?
悩みました。

イメージは分かりやすいですよね。

今、戦争が起きてる国や
戦争に参加したがってる日本
の政治家を
イメージすれば良いのですから。

でも
それを
決まった台詞に落とし込むというのは
やはり役者の個性なわけで。

こんなんあんなんと
思考して
演出・堤さんの
ディレクションありつつも
普段通りの笑
味付け濃い作り方で
持っていったら
堤さんからOKが
もらえたので
お客様にご提示する
一つの正解としては
良かったんじゃないか?と思います。


この脚本には
キレイにハッピーにいかない
戦争のリアルが
描かれてるので
『嫌いだわぁ、こんなヤツ』
てキャラクターがいっぱい笑

だからこそ
戦争の愚かしさ酷さが
伝わってきたのかな?と。

こんな世の中にならないでくれ!
て思える作品になったのかな?と。

戦争が始まったら
こんな奴らいっぱい湧いてくるんだろうな。


戦争、内戦、内紛が起きている国
はいくつもあり
そこに関わろうとしてる日本があり

僕たちの未来に
確実に影を落とそうとしている現状があります。

せっかく
こういう作品に関わったのだから
思考や言葉を失わないでいたいと思ってます。





18人
別チームも加えれば
36人
欠けることなく最後まで完走出来ました。

ありがとうございました!


【こぼれ話】
衣装として
計7本のネクタイを絞めていたのですが


3本は
父の遺品でした。
(おじさんに見える様に
実家からネクタイ送ってもらった)
今公演の初日4月10日は
その父の命日でした。

役者に反対したまま逝った父に
首絞められるかと思いましたが笑
無事乗り切れました。

台詞噛んだりしたんで
ちょっとしたイジワルはしてきたかもですが😂


さて
ココからは
反省点も

個人のチケット売上枚数
ココ最近で1番売れませんでした。
小劇場俳優の価値は
チケット何枚売れるか?
にかなり大きなウェイトしめられています。

殘念ながら
チケット売れない俳優の
芝居の良し悪しは
使う側からすると関係無いことも良くあります。
お金を運んで来ないから。
経済的に考えれば当たり前で
(それじゃないと成り立たないシステムに
問題があるかないかは置いといて)

やはり
悔しくて仕方ないです。

この座組は
売れない僕をよく使って下さってますが
ここ以外での活動を考えると
やはりダメなんです。

かといって
明確な改善方法があるのか?
というと
僕には?で
デビュー以来
ずっと悩ましい問題点です。

ここも含めて
ココから1年以内に
次の俳優としての活動が
決まらなかった場合
引退しようと思っているので
(前回の舞台感想にも書きましたが)
色々
努力をしていきたいな
と思っています。

老い先短かくなるか長くなるか分からない
役者人生となってきましたが
もう少し
見守りや応援を頂ければ幸いです。