日刊ゲンダイ 「 70歳からのゴルフ改造計画 」 ⑯
「 素振りシングルですが、100の壁が立ちはだかる 」
雨上がりのゴルフ場は厄介のものです。
ボールは良いライであっても沈みがちで、少しでもダフるボールは飛んでいかない。
フェアウエイであってもバンカーのようなものです。
プロゴルファーでも神経を使います。特にプロは、ボールに泥が付くのを嫌がります。
ボールに泥が付くと長いショットでは、どんな飛び方をするか解りませんし、アプローチでは、どんな転がり方をするか解らないのです。
またドライバーショットでは、ランが出ない為、コースがいつもよりも長く感じます。
とにかく気の抜けにラウンドになることは間違いなしです。
“マン振りは、厳禁です。 1番手大きめのクラブでゆったりしてリズムで打ちましょう。
またルールも有効に使いましょう。
特にカジュアルウオーターの場合、ちゃんと処置して無罰でドロップしましょう。
ゴルフは自然との闘いとも言われますが、このような日は我慢大会です。じっと我慢してラウンドすることです。
また冬場のグリーン周りは、この時期芝生が生えていないことが多く、雨上がりでべたべたになっているので、アプローチは特にダフりやすいです。転がしが有効な手段です。
特に安全なのは、パターもしくは、フェアウエイウッドを使ったランニングアプローチです。
是非、一度試してください。