エイジリバース通信11/13 | ■守ろう【日本の食文化】、学ぼう【未来ある子供達】の為に■
小倉は冷たい雨になりました。七十ニ候は立冬の次候「地始めて凍る」となり、北国では氷が見られるようになります。

数えで男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の時に、健やかに成長したことを祝って、その年の11月15日には、神社へ七五三のお参りをしますね。

昨日会員さんから、乳児期の予防接種についての質問がありました。この問題は子供はもちろん判断できませんので、親が責任を持って判断しなければなりません。

最近、薬の弊害や、ワクチンの効果に対する疑問視、また副作用が大きく報道されたりして戸惑っている親御さんは多いでしょうね。

僕は乳児期の予防接種は、しっかりスケジュールを立てて行うべきだと思っています。

西洋医学の最大の貢献は乳児期死亡率を飛躍的に下げた事です。

昔は、多くの子供を産んだお母さんは、たくさんいました。なぜ、人間は多産なのでしょうか。生物学的に考えると、人間以外の生き物はバランスを維持するため、2人の親から生まれ、無事に大人になるのは2つという事になります。これが崩れてしまうと、瞬く間に数が増え、餌が不足し、その種は絶滅の危機を迎えます。逆に少ないと、何世代か後に自然消滅する事になりますね。

人間も同じだったと考えられます。たくさんの子供を産める身体の人間は、あらやる敵と闘い、その闘いに勝利したものだけが大人になれたのです。その闘いの中で、最大の敵がウィルスや細菌だったのです。西洋医学の発達は免疫力の弱い乳児をウィルスや細菌から守るという、人類史上最大の貢献をしたんです。

この半世紀で世界の人口は倍に増え、日本では平均寿命が85歳を超えています。この最大の原因は、乳児期死亡率が下がったからなのです。

未だに、貧困な国や地域、紛争が絶えない地域の子供たちはワクチンを打てずに死んでしまっています。

薬には副作用は少なからず、必ず発生します。ただ、大事な事は効果とリスクのバランスです。

今の日本は少子化が最大のリスクです。親御さんにとっても大事なお子さんの無事な成長は最大の願いです。

大事なお子さん命を預かるのは親ですから、一方的な意見や中途半端な知識を押し付ける人たちの意見に惑わされることなく、正しい判断をして欲しいと思います。

今日は、北九州の会員の集いです。楽しくやってきます。

エイジリバース倶楽部  久保でした。