「旅のつばくろ」 沢木耕太郎 著 | 上尾のアンのブログ

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沢木耕太郎といえば「深夜特急」が有名ですが、私はこの本は読んでいません。

俳優大沢たかおが、列車に乗って沢木耕太郎の世界を演じてたのを見ただけ。

最近、沢木耕太郎が国内を旅をしたエッセーがあると知り読んだのが「旅のつばくろ」。

海外ばかり行ってた著者が国内ならどこに行くのだろうと気になったからです。

 

沢木さんがまず向かったのは、太宰治のふるさと津軽だった。

やっぱり沢木さんも太宰治なのかあ~と思っていたら、檀一雄が太宰治と親交があったから行ってみたかったということだった。

私は太宰治は苦手だったが、以前、太宰の書いたエッセー「津軽」を読みこの本の太宰は自然体で好きでした。

 

沢木さんの旅のエッセーは、奥入瀬渓谷や小海線の旅など私が行ったことのある所が多く楽しく読みました。

文章もとても簡潔で読みやすいのもいいなあ~と思いました。

その中で気になったのが「近くても遠いところ」でした。

最寄の駅が世田谷の著者が、奥多摩の知人の家に行くのに3時間半かかり知人が必ず奥多摩駅まで迎えに来てくれるとのこと。

特に青梅駅から奥多摩駅までの四季折々の景観が気に入って何度も行ってるという。

 

俄然興味がわきました。

青梅線に乗って奥多摩へ行こう~と時刻表とにらめっこ。

自分が行くならと計画をたててみたら・・・。

世田谷から3時間半なんてかかるかなあ~と思ってましたが列車の本数も少なく、乗り換えが多い。

   立川ー青梅間→12分毎  青梅ー奥多摩間→45分毎

確かにかかるかも?と思いました。

私が上尾から出発するとしたら、新宿経由・武蔵野線経由・川越線経由とあります。

奥多摩までは思ったより距離がある。

私が群馬の実家に行くのと距離が変わらない。

でもこれだけ計画を立てたのだから、旅にでてみようかな?

そんな気持ちになった本でした。

 

たまたまこの2冊が図書館にあり借りて読みました

 

たまたま借りた本でしたが、エッセーとリンクしてて興味深く読みました。

 

青梅線に乗って奥多摩にいこう~。

青梅には吉川英治記念館があるのでぜひ立ち寄りたい。

最寄りの駅は「二俣尾駅」

    

 

お天気が良くて玄関先できれいに咲いてるネモヒラ

 

 

 

早朝散歩にて 月と水仙