私のムーさんに対するピアノ虐待について続きです。




息子のムーさんに絶対音感がある!10000人に1人の才能!


これしかない!この道が最善!

喜んだ私は、ムーさんは音楽の天才だ!と思い込み、ピアノをどんどん練習させました。


さらに、その時のピアノの先生が、とても厳しい方で、レッスンのたびに丸をかならずもらいましょうという方針。先生は東京藝術大学卒の作曲家でもある。


丸をもらえないと親子ともども怒られる。また、私の中で、『先生に好かれたらこの子も一流の音楽家になれる』と思っていたところもあり、家での指導がどんどんエスカレートしてしまった。


先生に、『この子は(先生が)怒ってもどこ吹く風という感じ。そういう子には厳しくします。』とは言われていた。


なぜなら、先生曰く、『怒ってすぐむくれたり傷ついたりする子は、あまり注意せず、ピアノが嫌いにならない程度になだめてすかして指導する。でもそれだと、小さい時に治すべき癖とか手の形をしっかり治せないことが多い。怒ってもへこたれない子にはどんどん注意して、癖とかを治していくのがよい。』とのこと。


一理ないこともない、と当時の私は思いました。



私のピアノ虐待の内容ですが、具体的には、恫喝しながらの指導、できない場合できるまで続ける(2時間ぐらい)。です。3-4歳のムーさんにはとても辛かったと思います。


本当に、やってはいけないことをしてしまいました。それが、いまのムーさんの不登校に繋がっているのだと思います。


はっきり言うと、私のやってしまったことを思い出すと、死にたくなります。人の人生を台無しにしてしまったんです。私が母でなければ良い人生だったと本気で思います。


続きます。