その日は、つくってあそぼ!の日で、長机が出ていました。
紙皿でポシェットを作り、色鉛筆でお絵描きも。
そしたら、Tくんが、長机をくっつけた溝に色鉛筆を並べ始めた。
まるで電車みたいに長くつらなって✨
押すと色鉛筆が溝を進み、最後はポトポト机の下に落ちていく。
その繰り返しを楽しむTくん。
その様子を見た電車好きのSくんも、同じように色鉛筆を並べ始めた。
Tくんは自分だけでやりたくて、S君の手を止めようとする。でも、ママが一緒にやろうよ、みんなのだよ、と、Tくんの動きを制したら、Tくんの口がこんなへの字に…
自分がやりたいことをやってるSくんをみて、泣いちゃったりも…
そうだよね、やりたいよね。Tくんが発明したあそびだもんね。
Sくんがすぐやってみたくなるくらい、Tくんが楽しそうにやってたってことだよな。
Sくんのおばあちゃんが、Tくんが悲しくなってる姿を見て、Sくんを止めようとするけれど、Sくん止まらず…
Sくんがしばらく遊んだ後に、おばあちゃんが「この絵本読む?」と、違う遊びに誘ったら、「読む!」と、気持ちが絵本の方に行ったSくん。
色鉛筆電車あそびをやり切ったのか、その後Tくんが色鉛筆で遊んでいても、Sくんは全然気にしませんでした。
Tくんは、自分の番がやってきた!とでも言わんばかりのにこにこの表情で、イキイキと色鉛筆を並べて走らせて。
それぞれの“やりたい!“を見守った時間でした。
そして、帰るときに、とあるママがこんな一言を残して帰られました。
「Sくんがやりたい!ってなるのわかる。だって私もおもしろそうって思ったから」
とのこと。
他の子がやってることを、やりたくなる気持ちが大人だってわかるって心強い。
それぞれの気持ちを大事に、どうやれるかなと一緒に過ごしていきたいあそぼうよです
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