Lorsqu'un appétit était supérieur à somnolence | Mr.Doredore の Blog

Mr.Doredore の Blog

昨日に今日と明日への活力 健康一番 元気が二番 三四が なくてゴメンチャ~(^_-)-☆

映画 Scene no.4-2 カチンコ start


Mr.Doredore の Blog-d&d2


どこからともなくほのかなコフィーの香りが漂ってくる。

「もう起きたらっ」

はっ と、目を開けるとそこに妹の笑顔があった。

目の前にコフィーカップを突きつけられている。

入れたての茶色い熱い液体をひと口流し込むと一気に眠気が覚めたようだった。

「もう夜の8時だよっ みんな夕食待ってるから、早く起きて一緒に食べようねっ」


茶の間は、もうもうと煙が立ち込めている。

「あっ やっと起きたっ 何回も起こしにいったんだよっ」

弟が、怪訝そうな顔でポツリと言う。

テーブルには、ジンギスカン鍋が鎮座していたから焼肉のようだ。

ビールをグラスに注がれたけど、

そんな時は、真っ先に温かい白いご飯が美味しく感じる。

無言で・・・、頬張る。


誰しも 胃袋が満杯状態になると、やはり寡黙のまま

ご馳走様も言わず失礼をして また部屋に戻り 窓を開け放ち ベッドに転がった。

爽やかな冷たい外気がカーテンを揺らす。

目を閉じると 下の通りから行きかう車のクラクションや排気音が、

三半規管に やけに木霊して聞こえてきた。


・・・


体が少し揺れている。

ボクは、デッキの手摺りに両手をかけ海を眺めている。

何故か悲しく無常観に襲われている。

その船は、北風をまともに受けながらも

静かなる海原の永遠なる神秘を讃えながら

限りなく果てしなく続くであろう未知なる明日を予感させてくれる。

けたたましく襲う波間を突き進むボクの船・・・、

甲板の陰に誰かが立っている。

じっと・・・、視線を感じる。

キミは・・・、誰っ・・・。


・・・


「窓開けっ放しで寝ると 風邪ひくよっ」

妹の声が、遥か遠くのほうから聞こえてきた。



・・・つづく



ペタしてね ドキドキドキドキドキドキ next see you パー(=⌒▽⌒=)