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Scene no.2-12
Start
大阪での仕事を ほぼ終えた。
東京行きのジェットは、伊丹空港にするか、関西空港にするか、
迷っていた・・・、けれど無意識に足は関西空港に向かっていた。
伊丹に降りるとき、民家の中に舞い降りるジェットに
戸惑いに似た違和感を感じていたからかも知れない。
それと最初に、関西空港に降りたときのひとつのエピソードが
記憶の淵にあったからなのだろうか・・・
初めて関西空港に到着した時の出来事だが、
どの電車に乗って、ミナミに向かおうとか思案していたときに、
左肩越しに声を掛けられた。
「こちらのほうがいいですよっ」
流暢な日本語で話しかけてきた方は、
ピンクのブラウスにラペルピンが衿に付いているグレーのスーツを着て
茶色の髪を綺麗に纏め上げ、瞳が優しく輝くブラウンのご婦人だった。
「大阪に行くのでしょう」
「私も途中までだから、一緒に行きましょう!」
フレンドリー&ポジティヴゥ~ とっ 思います。 (これですよねっ)
チィケットを一緒に買い、席もご一緒させていただきました。
電車が動き出してから、
「失礼ですが、お国は、どちらですか・・・?」
と・・・ お尋ねをすると、
「私の国は、オランダよ!」 (あれッ)
「日本語、お上手ですねっ」
「関西弁は、まだよく分からないけどねっ」
と・・・ 気さくに答える。
お互い初対面ではあるけれど、違和感なく・・・ 会話が弾んだ。
やおら・・・、
「あなた 見たことあるよっ」
と・・・ 突然言うのです。
「・・・」 (!静!)
「ホッカイドゥ でしょうっ」 (!驚!)
「ええ・・・ どうして分かるんですか?」 (?疑問?)
「前に仕事で住んでいたの・・・」 (!納得!)
「そうだったんですか・・・」 (・安心・)
「確か、あそこにいたでしょう・・・ 見かけたことがある・・・」 (エッ!)
「う~ん・・・」
もう、沈黙するしかありません。 (バレバレです。)
動く電車の窓を眺めながら、懇切丁寧に教えて頂きました・・・
(これって普通、逆じゃ~ありません!)
会話が進むうちに、少しずつこの街の気風が、
ほんの僅かに理解することができたのかもしれません
彼女の目的地点が迫り、別れ際に
「あなたは天王寺駅で乗り換えてねっ」
と・・・ ご説明を頂き、
「北海道にいらしたときには、是非お寄り下さい」
と・・・ 返す言葉に、
「北海道には、もう 誰も オ・ラ・ン・ダ・」 (ニッ)
とっ・・・ 悪戯っぽく笑みを浮かべたのが印象的だった。
「サ・ヨ・ウ・ナ・ラ」
と・・・ 日本語のご挨拶でお別れしました。
そこからのボクには、親しみある大阪の街の始まりだったのです。
犬も歩けば・・・、(棒に当たらず・・・、)
お好み焼き屋さん、たこ焼き屋さん、(焼きそばも外せません)
そして、笑顔、マジ当たるですねっ 何を食べても美味しいのです。
関西空港に着いた時、予定の便には間に合わず
次の便まで 少しばかり時間の余裕タイムになり
ぶらぶらと相変わらず、着の身着のまま散策を始めたが、
人々の多くが横行するこの空港内の空間が、
やけに 無機質に感じた。
『行きはよいよい~♪ 帰りはこわい~♪』
「通りゃんせ」の歌詞が・・・ 頭の中に木魂した。
・・・ つづく
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Everyday everybody everytime.
愛のペタンコリー ![]()

