赤外線写真 第12話 たっぷり露光のあっさり現像 | アトリエ・フロール(株)写眞研究課

アトリエ・フロール(株)写眞研究課

写真家・花井雄也がお送りする、写真ブログ。商品写真から赤外線写真・ピンホールカメラなどマニアックな写真まで、多様な作品を掲載しています。
※当ブログ内の写真は無断転用・無断使用禁止です。


アトリエ・フロール(株) 写眞研究課 


昔、モノクロフィルムのころによくやっていた撮影方法ですが、
ここへ来て赤外線写真がこの方法だと綺麗に仕上がる事が解りました。
モノクロフィルムの時はISO400のT-MAXを使って、ISO320で撮影(+1/3)、
現像時に現像時間を浅くすると(減感現像)、粒子と階調を殺さずに、半切ぐらいまで引き伸ばせるネガが出来ました。

デジタルになってからは、初期のCCDは白飛びが多かったので、アンダーに撮って加工で持ち上げると言う方法が主流でしたが、
最近のカメラは白飛びも少なくなってきたので、適正露光が一番綺麗に撮れます。
というわけで、いままでは適正露光で撮影していたのですが、どうも画像処理の段階でノイズが気になって仕方がありませんでした。

色々考えてみて、昔の方法を試した見たところ、ドンピシャ嵌りました。
赤外線写真は撮ったままだと、赤い色が付いているので、明るく見えがちですが、いざ赤を抜いていくと、
RGBのデータ量の総量が減り、それが原因でアンダーになり、明るくしようとするとノイズが出るという仕組みだったのです。
モニターで見るとちょっと飛んだかな・・と言うぐらい(+1段位)明るめに撮影しておけば、
赤を抜くと適正になると言うわけです。

これで、なかなかクリア出来なかったSD14のノイズ問題を少し緩和出来そうです。


アトリエ・フロール(株) 写眞研究課 


アトリエ・フロール(株) 写眞研究課 


アトリエ・フロール(株) 写眞研究課 


アトリエ・フロール(株) 写眞研究課 


アトリエ・フロール(株) 写眞研究課