【海外ドラマ】これからゲーム・オブ・スローンズ観る方へ!前編 ※ネタバレなし | "Q"の日々

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こんにちは、Qです

 

先日ゲーム・オブ・スローンズのS1-S6を観終わったという記事書いたんだけど、多分まだ観てなくてこれから観る方もいると思う

 
 
ものすごく壮大なドラマで、玉座をめぐる覇権争いがメインテーマなんだけど、投入されている制作費も壮大で、S1で60億円、S6で110億円。S6は1話あたりの制作費が11億円、S6で言うと

 

1分あたり約1500~1800万円です

 
ちなみに日本の「映画」の平均制作費は3.5億円。大作映画でも1本10-20億円
 
海外のドラマは制作費がすごく大きいんだけど、これはかなり多い部類じゃないかな

 

ただ、これ以外にも巨額の制作費が投入されているドラマはあって、海外ドラマのスケールの大きさには驚かされる・・・

 

1話平均制作費】

・ザ・パシフィック 22億円

・ER(シーズン3) 14億円

・バンド・オブ・ブラザーズ 13億円

・ROME 9億円

 

 

 

さて、僕自身も視聴開始前に情報収集はしたものの、以下の項目についてはなかなかに苦しんだ

 

・登場人物が多すぎて、観始める段階では頭に入りきらない←特にこれ

・家ごとの相関関係が複雑、家自体も多い

・S1開始直前までのストーリーが分からないのに、ドラマ開始時から展開が唐突

 

残り2シーズンを残してせっかく自分自身S6まで観る事が出来たし、ネタバレなしの範囲で事前知識として得ておいた方が良い内容をまとめてみようと思う

 

内容としてはこんな感じ

 

1、ゲーム・オブ・スローンズの時代設定や背景、進行イメージ

2、S1開始前までの大まかなストーリー

3、S6に至るまで、物語の中心になる家や人物

4、少なくともS1視聴前に覚えておくと良い家や組織

 

 

1、ゲーム・オブ・スローンズの時代設定や背景、進行イメージ

 

個人的には現実7割・ファンタジー3割くらいの味付けと感じてる。特に序盤はファンタジー要素が少ない

 

・ゲーム・オブ・スローンズの時代背景は現実世界で言う中世にあたり、かつイングランドの七王国時代をモチーフにしている(西暦409~825年頃)

 

・西のウェスタロス大陸、東のエッソス大陸が主な物語の舞台(七王国はウェスタロス大陸)

 

季節の移り変わりが不規則で、現在の季節が何年続くか分からない

 

・黒魔術や人外の存在やドラゴンの存在など、ファンタジー要素はあるがS2あたりまでは影響は少なめ。特に戦争のシーンはS6に至るまで、現実的な兵士同士の衝突で決する事が多い(局所的にファンタジー要素が影響する事もあるが)

 

・物語の進行は、1本のお話・一人の主人公を軸にずーっと描かれていくのではなく、主要な人物や家の各視点で、1エピソードの中の時間を分割してそれぞれ個別に描かれていく(三国志が好きな方には、それに近い描かれ方と言えるかも)

 

※物語進行イメージ

 

上記のCのように、何話かにわたって状況が描かれない視点があったりする

 

 

2、S1開始前までの大まかなストーリー

 

少なくとも、「300年前の出来事」以降は把握しておくとS1の視聴をスムーズに始められる

 

■12,000年前~4,000年前

西の大陸ウェスタロスの最初の住人で魔法を使う「森の子ら」と、東のエッソス大陸からやってきた「最初の人々」で戦争が繰り返された。結果、森の子らが森に、最初の人々が開けた土地に住む条約が結ばれた

 

その後、はるか北方から謎の種族「異形」が現れ、多くの破壊と死、そして長く続く闇と冬をもたらしたが、「森の子ら」と「最初の人々」によって退けられた。以降、ウェスタロス最北部に作られた巨大な氷の「」により、南への進行は阻止される

 

※「異形」というのが物語の中で言う「ホワイト・ウォーカー

 

■2,000年前

東のエッソス大陸からアンダル人がウェスタロス大陸に上陸、南部を征服。ただし北部は制圧できず、北部は「最初の人々」の影響が残った

 

やがてウェスタロスには6つの王国が生まれ、さらに南部のドーン半島にその名を冠する7つ目の王国が生まれた

 

■300年前

ヴァリリア人家系のターガリエン家がエイゴン征服王のもとウェスタロスへ3頭のドラゴンを伴い侵攻。7つの王国のうち、ドーンを除く6つの王国を服属させた。ドーンは最終的に政略結婚で併合

 

エイゴンは制圧した相手の剣を溶かし、鉄の玉座を作らせた

鉄の玉座

 

■200年前

ターガリエン家で、王位をめぐる「双竜の舞踏」と呼ばれる内乱が起きる。この時にドラゴンがほぼ死滅。双竜の舞踏はドラマ本編でも書籍として登場する

 

■16年前

ターガリエン家の残虐な「狂王エイリス2世」にスターク・バラシオン・アリン・タリー各家(のちにラニスター家も加わった)が反乱を起こし、バラシオン家のロバートが鉄の玉座を奪った

 

ロバートの婚約者リアナ・スタークがエイリスの息子レイガーと姿を消し、エイリスがリアナの父と兄を処刑した事により反乱が起きた

 

ターガリエン家は、デナーリスを身ごもっていたエイリスの妻と、エイリスの息子ヴィセーリス以外皆殺しにされた

ヴィセーリスとデナーリス

 

■9年前

グレイジョイ家のベイロンがロバート王に反乱を起こしたが、鎮圧され、ベイロンの息子はシオンを残して殺された。シオンは北部を治めるスターク家にて人質および里子となった

ロバート王

 

 

時代背景などの設定や、ドラマ開始までの簡単な歴史はこんな感じ

 

ここまででもすでに長くなってしまったので、一度この辺で区切ります・・・僕も書くの疲れたw

 

3、S6に至るまで、物語の中心になる家や人物

4、少なくともS1視聴前に覚えておくと良い家や組織

 

この部分については次回スクリーンショットも添えて、視覚的にご説明できればと思う

 

少なくとも残り2シーズンは予定されているので、まだ観ていない人が観始めるきっかけになったら幸いです

 

好みもあるだろうけど、ここ最近観た海外ドラマでやっぱりGoTが一番壮大で見ごたえがあったと僕自身も感じてる

 

 

ただし、海外でも良く話題にあがっている「残虐な描写」について、苦手な人は観るのが辛いかもしれない

 

現実の戦争の歴史を考えれば描写としては正しいし、日本だって過去に斬首や拷問もあった訳だけど(GoTも舞台設定は中世だし)やっぱり映像として観るのがきつい・不快と感じる方がいるのも間違いなく。それが原因でもう二度と観ない!なんて言う人もいたりする模様

 

あとは性的な描写もかなりあるので、小さいお子さんと一緒には観るのは難しいかな

 

僕としてはこの辺は映像表現の一部だし、変にクリーンな内容にするよりはリアリティがあってよいと思う。なので、これらの点を考慮しても大いにおススメです

 

 

それではまた時間をみて続きを書けたらアップします

 

ではでは~