クーパー捜査官のブログ
3ヵ月前くらいから急に更新頻度が増えた事も怪しいが
それ以上に内容が生温い!
ポスト印象派だの、人形浄瑠璃だの、
なんか読者から良く思われたいと思って
気取って書いてるでねーのか!
と多方面からお叱りを受けております
あははは、バレたか!(笑)
ここはひとつ初心を取り戻して
世間をぶった切る過激で社会派で硬派な記事を書かねば
という訳で最近のトレンド、映画・TVドラマ評論シリーズで一筆
少し前に仕事でProduction I.Gというアニメ制作会社を訪問しました
アニメ映画「攻殻機動隊」関連のイベントを企画するから
取材に行くと言う部下に面白そうなのでついて行ったのです
この映画は未見だったので行く前に見ておこうと思っていたのですが
忙しくて見る事が出来ず訪問当日になってしまいました
まぁ付き添いなので適当に話を合わせればいいかと思い
実際適当に話を合わせて帰ってきました(ひどい話だ)
で先日ネットで「攻殻機動隊」をみつけて見たので早速レビュー
(Production I.Gさん、ちゃんとお金払って見ましたよ~)
物語の設定は、西暦2029年、科学技術が飛躍的に高度化した日本
人間の脳とPCが接続されているめちゃくちゃ便利世界です
しか~し、物事にはすべて代償があるのだ!(みんな知ってるよね)
現代社会ではハッカーやコンピュータ・ウィルスが蔓延しているが
攻殻機動隊の世界ではハッカーやウィルスが
人間の脳に直接入りこんじゃうからさぁ大変!
物語は脳みそをハッキングして人を人形のように操る
凄腕ハッカー、通称「人形使い」に
脳を除く全身をサイボーグ化した
公安9課の女性リーダー草薙素子少佐が戦いを挑むのです
凄く良くできているし話も面白いんだけど
全体のタッチがオタクすぎてちょっとついてけないな
というのが正直なこの映画の感想です
この手の近未来デジタル世界から人間の本質を読み解く的な映画って
色々面白いのあるけど
皮肉なことにこの映画を見ることで
自分は心の機微を描いた生身の人間の物語が
本当に好きなんだなと改めて認識させられてしまいました
そんなこんなで日常の生活に戻り
仕事したり、テレビ見たり、ブログ書いたりしていて
ふと気付いてしまいました
いつのまにか我々の生活の一部になっているSNS
ブログ書いては世間の反応が気になり
Twitter見ては他人のつぶやきが気になり
あれやこれやに一喜一憂する現代人
これって脳みそがハッキングされてるのと大して変わらないんでない?!
生身の人間の物語が好きっていっている本人が一番
ネットワークの海に溺れているんでない?!
恐ろしや、ああ恐ろしや現代SNS社会
以上過激で社会派な記事でした
ってどこがやねん!
単なるオタク・アニメのしょーもない感想やないかい!
すんません、なんかちょっと大胆な記事書いてる人がおったんで
わしも対抗して過激な内容書いてみたかったんやけど
文章力がついていかなんだった
堪忍しとくなはれ
え~い、こうなったら、上手い文章書けへんかったら、
代わりに実際の人生で勝負や!!
仕事バリバリ働くぞぉ
うんうん!
スポーツに芸術に趣味も充実させるぞぉ
うんうんうんうん!!
女性関係も積極的に攻めに攻めまくるぞぉぉぉ
うん、う、あ~、
それはもちっと後にしよう(笑)
最後の三行のオチを書くためだけに
膨大な前振りを書くのも如何なものかと思うけど
それはまた別のお話♪
前回『ちかえもん』ネタを書いてラストの部分が気になってたので
NHKオンデマンドで216円を払って最終回を見直し
深い感動と同時に全てが理解できてスッキリしました
最終回はとにかく怒涛の展開で頭の中が一杯で
最後に明かされるドラマ上の「お初と徳兵衛の結末」には
正直モヤモヤしたのですが…
わし一個も正しく理解できてへんかった!
改めて見直してみると、最後の最後に言ってますね!
「てな陳腐な結末は わしのプライドが 許さんのである!」と
二人の結末はいくらなんでも陳腐過ぎます
全8回に渡ってドラマ終わりに繰り返されたこの言葉は
この最終回のために言っていたんですね
ドラマでは二人の話を聞いてちかえもんは怒ります
それがなんや!?皆嘘やったて…
そないな嘘の浄瑠璃かけられるか!
竹本座の木戸閉めい!
のぼり降ろせ!
すると突然周りの人たちが消えて
どこからか万吉の声が聞こえます
嘘の何があきまへんねん
嘘とほんまの境目が一番面白いんやおまへんか
それを上手に物語にすんのんが、あんたの仕事でっしゃろ?
なっ?ちかえもん
周りの人たちが消えるところが重要です
まさか、全てはちかえもんの妄想!?
遊女・お初と醤油商の手代・徳兵衛の曽根崎の森での情死は
元禄16年(1703年)に大阪で実際に起きた事件です
近松が事件を題材にして人形浄瑠璃を書き
『曽根崎心中』の題で竹本座で演じられたことも事実です
では、『曽根崎心中』を書きあげるまでのちかえもんのこの物語の中では
どこまでが事実で、どこまでがちかえもんの妄想なのでしょうか?
ドラマではそれを曖昧にしています
じゃあちかえもんは義太夫としか話をしていなくて
徳兵衛、お初、久平次、お袖等との交流は全部ちかえもん想像なのでしょう?
その解釈はありだと思います
万吉が言っているじゃないですか
嘘とほんまの境目が一番面白いって
お初と徳兵衛のあの結末はこのことを言うため
見事な筋書きで震えが来ます
もちろんたとえ事実でも妄想であっても物語は本当に素晴らしい
竹本義太夫の圧巻の演技の人形浄瑠璃から
終演、そしてちかえもんと母上との再会までのくだり
日本ドラマ史上に残る名場面ではないでしょうか
てな陳腐な言い回しは…あっまだ終わりでなかった(笑)
素晴らしい物語を語る事は僕にとって究極の憧れです
そして物語を語るという事の意味を
これほどまでに強く示されたドラマはこれまでにありませんでした
とのんきにブログを書いている場合ではあれへん事を
この時のわしは知る由もなかったのであるが
それはまた別のお話♪
相変わらず暑い日が続いていますが
みなさんいかがお過ごしですか?
こんばんは、クパえもんです!
今年の3月まで放送されたNHK木曜時代劇『ちかえもん』
江戸時代に活躍した人形浄瑠璃のシナリオライター
「ちかえもん」こと近松門左衛門が
名作「曽根崎心中」を完成させるまでの
苦悩と笑いと人情に満ちた日々を描いた爆笑時代劇です
お袖、笑ろうてくれ
わしはえらい事に気ついてしもうた
一見栄、二男、三金、四芸、
五精、六おぼこ、七せりふ、八力、九肝、十評判
おなごができる十カ条や
なんとびっくり!
わし一個も持ってへんかった
アハ、アハハハハ
ここ、最高に好きなシーンです
この自虐っぷリは他人事とは思えません(笑)
ラストの二人の結末に関しては
クパえもんもプロの端くれなのでお見通しでしたが
(ああならんでもと思いましたが、ご愛敬ということで)
「人形を抱えるラス前のシーン」は
僕も唸らされました、やられたーと
今まで何も興味の無かった文楽(人形浄瑠璃)に
親しみを覚える事が出来た事もよかったです
ドラマの見どころはたくさんありすぎるのですが
僕はちかえもんとお袖とのやり取りが大好きです
ゆう…、あいや、優香が魅力的であることに気づいたことが
このドラマの最大の功績なのである
てな陳腐な言い回しはわしのプライドが許さんのであるが
それはまた別のお話♪


