下田美咲「たぶん、セックスが下手」
誰でもひとつくらいは「人には言えない悩み」を持っているものです。 特に「恋愛」や「セックス」につい..........≪続きを読む≫
そもそも、セックス・性欲・性行為の定義が何もなくては正しいことは書けない。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1406/05/news075.html
下田美咲「たぶん、セックスが下手」
「恋愛している人のアプローチなんて、もれなくキモいものだよ!キモいことをしないと始まらないのが恋愛です」
「両想いじゃない場合は、基本何を言っても心の中でバカにされている」
「性行為に必要なのは愛だと、一般的に言われていますが、違います。エロさです」
「男女が交際するということは、性行為が予定調和になるということ」
予定調和の中にエロさはありません。つまり「絶対セックスできる相手」に対していつまでも性欲が湧く方が不自然なのであって、セックスレスを解消したいのであれば、相手に「もう一度恋をさせる」工夫と努力が必要なのです。
「うん、多分、下手なのだろうと思います」
「皆大体下手なはず」……本当にうまくなりたいなら、きちんと場数を踏んで、勉強したほうがいい
上達したいなら人に習ったり、経験を積むのが大事というのは、どんなことでも同じ。ただ、セックスは「初回荒らしは成長しないという法則があるので、1人の人との反復を重視するのが良いでしょう」
http://www15.atwiki.jp/hostclubdic/pages/63.html
<初回あらし>(しょかいあらし)
ホストクラブでは、初めての方も安心して楽しめるよう、初回は安価で遊べるようになっています。(飲み放題無料などもあります)
そのシステムを悪用して、いろいろな店を初回だけで遊んで回る客のことを初回荒らしと呼びます。
セックスでの「初回荒らし」とは、安価に・安いラブホテルで初対面の異性とすることだろう。
しかし、「絶対セックスできる相手」との交際相手とのセックス経験を積むのが上達する秘訣なら、それ以前に予定調和になる性行為を継続させるために、相手に「もう一度恋をさせる」工夫と努力が必要なのだそうだから、そんな実践は読むほど絶望的だ。
自然の疑問としては、どうして相手のセックス上達のために、こちらが工夫と努力をし、さらに教えなければならないのか、ということだ。
多くの人はキャリアを積めば上手になると思っている。場数や経験年数がセックスを上達させると思い込む。
しかし、これは古代から続けられている人類の日常だ。どんなに上手かろうが意味がない。
実際にあった話だが、モテのイケメンが自分はセックスも上手く絶倫だと思っていた。それもモテの要素だと思っていた。しかし話を聞けば、セックスは周に1、2度程度だ。そんな不熱心な男がセックスが上手いとはとても思えなかった。
人はくらべようがないものに関してひとりで過信したり卑下したりするものだ。
セックス・性欲・性行為の定義は快楽を求めることだ。感覚器官を刺激させ満足することだ。付き合いを長続きさせるのは、精神的な愛情が満たされることだ。
セックスだけではない、愛情の持続が重要で、そのために経済力からの生活の保障も必用になってくるわけだ。安心するために。
一緒に住むのは、経済力だけではなく、2人だけのプライバシーが必用になるからで、これもセックスと愛情を満たすためには必用なものなのだ。
下田美咲という女性が自分は下手だと書くのは、男性に称賛されてない、愛されてない、と思っているからだろう。精神的な愛情が欠如している典型だ。
肉体的欲望と精神的満足が、前者は高まり続けているのに満足や納得はせず、後者の精神的愛情は全く不足している、というアンバランスだ。
結局、女性のほとんどは性的な自己開放ができず、肉体と精神がバランスされていない。
性的に無意識にも抑圧的だから、いつも間違ったことを考えている。たとえば、「セックスが下手だから男性に称賛されない」など。
愛されないのは別な理由からだ。間違った考えから来る男性への対応や、自信のなさから来る卑屈な態度、落ち着きのない女性も男性は敬遠するはず。
次回は、性的な自己開放とはどういうものか? について書きます。
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こういう本か……。