水嶋ヒロさんに悪い噂 | 言語分析未来予測

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 海老蔵さん暴行事件といい、大桃美代子さんのつぶやきといい、何が真実で何が嘘なのか、報道を見てもよく分からないことが多い昨今だ。
 水嶋ヒロさんの小説にしても、良い作品なのか、駄作なのかも、報道や批評でもよく分からない。
 難解な文章でよく分からないなら、まだいいのだが、「読みやすい」のに賛否両論があるとは、まるで「読みやすい」という好評が無難な言い方のように思えてならない。

 さらにこんな悪い噂・記事がある。

 週刊ポストが、一般応募はウソ、本人側からポプラ社に売り込みがあり受賞は八百長、大賞賞金2000万円を辞退の代わりヒロさんに十数%の印税を支払う約束、12月15日発売を前に複数の書き手が後半部分を中心に手直しした、などと報じている(J-CASTニュースから)。
 ポプラ社は事実無根と抗議している。


http://www.j-cast.com/2010/12/20084024.html?p=2
週刊ポスト「水嶋ヒロ受賞は八百長」 事実無根とポプラ社は抗議
2010/12/20 20:32
ポプラ社の宣伝広報課では、J-CASTニュースの取材にも答え、水嶋ヒロさん側からの売り込みを改めて否定。社内で否定的な意見が多かったこともなく、発言力のある人物のプッシュもないとした。
また、印税支払いについて、ヒロさんに規定額を支払い、その他の支払いは一切ないとしている。小説の手直しについては、「著者と編集者のあいだで、ブラッシュアップの作業を行いました」とだけ言っている。



http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0na/19835216305450/
ブラッシュアップ【brushup】
[名](スル)みがき上げること。学問などの再勉強や鈍った腕や技のみがき直し。また、一定のレベルに達した状態からさらにみがきをかけること。


 作品に何らかの手直しがあったことは、ポプラ社も認めているようだ。

 作家の内藤みかさんの評「命というテーマが全編に流れ、考え込ませる良作でした」。
 発売前に原稿を入手したという小説家の岩井志麻子氏は各局ワイドショーの直撃に感想を語った。「読みやすいのは間違いない。前評判だけで、絶対これ、ゴーストが書いていると思っていたのですが、ヒロさんすみませんでした。本当に書いてますね。どんでん返しのオチもある」

品川祐 水嶋ヒロの『KAGEROU』を「面白かった!」と評する
 お笑いコンビ・品川庄司の品川祐(38)が、話題の小説『KAGEROU』を読みその感想をブログで報告≪続きを読む≫
 品川は読後の感想として、「面白かった!計算して書かれている伏線はあるけとれど何よりも文章と話の進め方に潔さがあって清々しい。命をテーマにした重い題材なのに会話がコミカルでテンポ良く進んで読みやすかったのも良かった。まさに新人賞って感じ!」と水嶋の作品を評価している。

 色々な作家が評価していたが、高評価した作家に恥をかかせるようなことはしてはならない。作家の魂があるのなら……。


http://ameblo.jp/ageishi/entry-10736173436.html
2010-12-13 23:17:49
セールスとは己を売ることと見付けたり
 作家なら宣伝や話題性でなく、作品先行で話題となっていくことが自然な流れであり、それでこそ作家としての確固たる地位を築くことができる、というものだ。
 しかし今回の水嶋ヒロさんの小説では、作品先行ではなく、話題先行となってしまっている。

 出版不況と言われ、先に予約受付での手応えで、初回の製作部数を決定する、という計画販売の手法は、資金の限られている出版社では多量の在庫を抱えないための必須条件だった。しかしそれが、だから話題先行が条件であった、となると「第5回ポプラ社小説大賞受賞作」という栄誉が企画としてだけの意味しかなく、齋藤智裕氏が、水嶋ヒロという名前を頼りにして、作家の魂を売った、とも見えるのだ。


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