未来予測の重要性。4月23日に投稿したなう | 言語分析未来予測

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言葉で表すもの全てが分析可能です。言葉での分析は予測的な文章となります。


現実に未来が予測できたとしても、そんなことみんなには関心のないことなのかな?
4/23 10:50



 しかし未来を予測することは重要だ。

世界経済4
2008年06月23日 10時07分23秒 | 分析
 「世界の食糧供給に深刻な影響で、穀物価格を一段と押し上げ、途上国の食糧事情を深刻化させる恐れ」と記事は書いているが、問題はその後に起こる事態である。
 合理的な競争とは言えない行動が、さらに悪い状態となって世界に波及するのではないか。原油価格の高騰と同じようなことが、今度は穀物や作物、食品価格に起こるのではないか。
 平成19年(2007)7~12月の平均価格1バレル=90ドル。現在(6月20日)は、1バレル=131ドル。半年も経たない内に68%の上昇。
 シカゴ商品取引所のトウモロコシ先物価格は今月約30%も上昇。これで半年経ったら世界はいったいどうなるのか?
 

日本経済予測
<< 作成日時 : 2008/08/23 12:43 >>
 物価の安定が重要課題だと言っても、世界貿易機関(WTO)は関税撤廃を目指している。
 しかし、外国の安価な農産物が、国内価格を下落させ、農家に損害を及ぼしているのなら、それは独占禁止法違反ということではないか。
 この対策には、輸入元などの商社、販売に関わる卸、小売業などに、国内生産価格に近づける程の税金をかけることしかないのである。

 しかし日本はこのような政策はおこなわない。
 福田政権は日本をデフレのままにして、中国との貿易を優先させようとしているのである。
 これからも安い輸入農作物は、自国の農業を衰退させるか、それとも世界的な食糧危機で輸出を停止され、苦しめられるのか、という両極の不安にさらされるであろう。
 経済も同様で、中国の発展に期待しているだけなら、単にグローバル経済頼みの、成行きの物価に、日本の生産者や消費者は、ただ翻弄させられることとなる。

 逆に世界的な食糧危機から輸出を停止されるという情況となると、自給率が低い日本では、本格的な需要インフレに陥り、農作物の高騰から、国民全体が貧しさを経験することとなる。こうなると低所得者層は困窮することとなり、それによって犯罪などが横行することで社会はより退行してしまうこととなるだろう。


気候変動による影響の【検証】
2009年08月12日 14時45分02秒 | 検証
 気象・気候変動は数年来、世界的な問題となっている。
 去年は穀物価格が高騰して自給率の少ない輸入国・特にアフリカの国でインフレとなったばかりだ。

 政治家は日本が不作でも外国から輸入すればいいと思っているのではないか? 民主党は農作物の自由化を目指しているようだし、円高で安心しきっている。小沢元代表・金権政治家らしい考えだ。
 しかし日本であることは世界でもある。グローバル化する危険性は、特に農業分野では《世界的な気象・気候変動》が巻き起こす大規模な不作なのだ。「100年に一度だから想定外」では、すまないのだ。


 そして分析予測は、未来に現実化する。

アイスランド火山灰:飛行機への影響と「飢饉」の可能性
2010年4月19日(月)12:25
気象への影響

最も大きな影響は、天候にあらわれる。エイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火が世界的な天候に影響するかはまだ明白ではない。しかし、過去の大規模な噴火では影響が確かに出ている。

たとえば1783年、ラキと呼ばれるアイスランドの火山亀裂で大噴火があった。プルームとともに大量の二酸化硫黄ガスが運ばれ、その後1~2ヵ月にわたってヨーロッパ全域で多くの人が[呼吸困難によって]死んだ。

しかしこれも、気象への影響に比べたら些細なものだった。1784年、ヨーロッパと北アメリカは記録上、最悪の冬を迎えた。ニューオリンズのミシシッピ川までもが凍ったのだ! ラキ火山の噴火は、その直後に起きたアイスランドの別の噴火とあいまって、それから数年にわたり、フランスの農作物に深刻な影響を与えた。これが1789年から始まるフランス革命の要因になったともされている。[日本でも、1783年の浅間山の噴火と重なって冷害が発生し、合わせて天明の大飢饉の原因になったと考えられている]

このラキ火山の噴火がひどいものだったと思うのなら、1815年にインドネシアのタンボラ山で起きた大噴火はもっと重大だったことを知るべきだろう。タンボラ山の噴火で北半球は1816年に「夏のない年」を経験することになった。米国のコネチカットで6月に氷点下を記録したと報じられており、米国とヨーロッパで凶作が広がった。

[1815年に起きたタンボラ山の噴火では、大爆発音が1750kmまで聞こえ、500km離れたマドゥラ島では火山灰のため3日間暗闇が続いた。半径約1000kmの範囲に火山灰が降り注ぎ、農作物は壊滅的な被害を受けた。同年、米国北東部では異常低温となり雪や霜が6月までみられた。英国やスカンディナビアでは5~10月まで長雨が続き、やはり異常低温により不作、食糧不足の事態となった。翌1816年は「夏のない年」と言われた。農作物の不作は全世界的に数年間続き、ヨーロッパでは食料をめぐって暴動が発生し、ヨーロッパ全体ではおよそ20万人もの死者が出たという説もある]

今回のエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火がどのくらい続くかはわからないし、その影響も不明だ。われわれができることはあまり無いが、現代は火山灰の様子を衛星から監視できる。気象激変の理由がまったくわからずにいた昔の人たちよりはましだといえる。1991年に起こったフィリピンのピナトゥボ火山の噴火も、大きなものではあったが全世界的な影響までは行かなかった。今回の噴火も同様であってほしいが、この結末は誰もわからない。[前回1821年の大噴火は1年以上にわたって続いた]

[ピナトゥボ火山の噴火では、大量のエアロゾルが成層圏に放出され、全球規模の硫酸エアロゾル層を形成し何か月も残留。地球の気温が約0.5℃下がり、オゾン層の破壊も著しく進んだ]


大手スーパーを視察=野菜価格高騰で-農水相 (2010/04/21-11:55)
 赤松広隆農林水産相は21日、低温や日照不足による生育の遅れで野菜の価格が上昇しているのを受け、大手スーパー、ジャスコの品川シーサイド店(東京都品川区)の野菜売り場を視察した。


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