ある存在は、他の存在によって条件付けられた存在である。
私も、あなたも、他者によって成立し、また制約も受けている。
このように人間関係は他者との媒介性そのものである。
夫婦とは、まさにお互いに認め合うことで成立する関係である。
妻は、様々に夫を認めている。
1.愛すべき人である。
2.優しい人である。
3.学歴がある。
4.勤勉である。
5.努力家・苦労人である。
6.高給である。
7.とても協力的である。
8.良き夫である。
9.良き父親である。
10.妻を愛している。
これで10点満点で評価できる。あなたの夫は何点ででしょう?
夫婦の条件として
第一に、
夫個人の性質や態度、言動について、妻は認めていなければならない。
1.愛すべき人である。2.優しい人である。7.とても協力的である。8.良き夫である。9.良き父親である。などの半数、50点は、妻が求める条件である。
第二に、
社会的かつ経済的な能力があること。
3.学歴がある。4.勤勉である。5.努力家・苦労人である。6.高給である。「努力」や、「苦労」も認めているところが、単に打算ではない関係を物語ってる。特に「高給」ではなくても、それを補う、「学歴」や「勤勉」があるところに、人の価値そのものを意識しているのだ。
実際に、昇進を期待していない公務員でも、高学歴のサラリーマンでも、さほどの努力や苦労がなくても、夫婦円満で、それなりの妻の評価があるものだ。
第三に、
妻が愛されていること。
10.妻を愛している。最後の1割が、夫の愛がなければならない、である。全体として「妻が愛されること」が、他の条件と同価値とは女性としては納得できないだろう。しかしこれは総合評価なのである。
極端なことを言うかもしれないが、妻を愛してなくても、
6.高給である。
7.とても協力的である。
8.良き夫である。
9.良き父親である。
で、40点は取っていることになる。
逆に、貧しくても、
2.優しい人である。
4.勤勉である。
5.努力家・苦労人である。
8.良き夫である。
10.妻を愛している。
で、50点を取っていることで、それ以上の価値となる。
結婚した当初の愛情が夫になくても、子は鎹(かすがい)で、経済的な価値で、家族のための夫婦関係が成立することがある。
また、能力がさほどなくても、社会的な態度と、妻への態度が評価されれば、過半数の評価が集まってしまう。
実際に、このような夫婦は結構いるものだ。
愛だけが全てではないし、お金だけが全てではない例だ。
一番嫌いで、落選させたくて、跡形なく潰れてしまえ、と思っている政党に、恨みの一票を投票しましょう!
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