お久しぶりです。ワン公と申します。
此度は、私とゆうせい君含め5人がデッキをシェアし、見事オリオティスジャッジと5000GTを獲得したアクアンメルカトール採用型5cドギラゴン剣デッキの委細解説、採用理由、握るに至った理由を説明いたします。
まず最初に私からの視点で、このデッキ自体を握る候補に入れた理由をご説明致します。
1.ゴールデン・ザ・ジョニー襲来
ゴールデンベストの発売に伴い、一般にこのカードが使用可能になった事がとても環境を左右した週であったと言えます。不利対面を逆転した程のカードパワー。あからさまにこの一週間の環境の中心にジョーカーズは存在しました。
速度、中盤の潤沢なハンド、一体に付与される爆発的な打点、除去性能…これらを下す事が、まず課題になる。これらを満たすカード群の羅列が最初になりました。
メガマグマドラゴン…デッキの核になる札ではなく、また相手側の意識で出るタイミングを左右される不確定なカードであり、対面を極端に選んでしまう。
暴走龍5000GT…可能なら3ターン〜4ターン目に安定降臨を目指すデッキがあれば握ったかもしれない。実際考えついたレシピは4t降臨を安定させたが、既存アーキタイプに弱い部分が多い。
テック団の波壊go!…弱かった週なんてなかっただろ!と言われてしまえばそこまでですが、今週は特に強い札に考えられました。特に…意図的に禁断に当てる他の札を用意できれば。
etc.etc…
ゴールデン・ザ・ジョニー下でも有用な「1発でターンを貰える」呪文トリガー。ターン周り的に殴られた返しで「確実にダイレクトまで走る」カード。それら要求を満たす「軽い強ドロー=リソース拡大」。
僕はとあるデッキと、ゴールデンベスト同弾で出たカードを思い出しながら、あるプレイヤーに調整を願い出た。
今回のデッキレシピの考案者。ゆうせい君である。
ではここらで各採用理由と役割について解説したいと思う。あくまで私個人の見解ではあるので、本人との齟齬があった場合にはご容赦願いたい。
2.各採用理由&枚数の理由
・蒼き団長 ドギラゴン剣…4
前述した「殴られた返しで確実にダイレクトまで走る」カードの要求を高水準かつ高精度でこなす強カード。デッキ全体のカードパワーを遺憾なく発揮するカードであり、自身が基盤色の緑を含有するのも高評価。
後述するが、ベル・ヘル・デ・スカルによる回収効果と合わせて、粘り強く戦う事もコントロールの様に立ち回る事も、このデッキでは可能になっている。
・Mの悪魔龍 リンネビーナス…4
これもまたバスターから絡んで前述の「走れる」要求にトリガーケアを挟める意味合いや、色。また、粘る戦いを迫られた際にリアニメイト効果がドローやメタ、多彩な立ち回りを可能とする。
盤面に一度落としてしまえば、それだけでかなり選択肢の増えるカードであり、6マナで盤面に落とし、7マナで波壊go手打ち、そのまま走って勝つなどは多々あり
特にこのデッキでは、アクアンメルカトールがドローと兼任し、めくったアクアンメルカトールや単騎マグナムを墓地に落とす墓地肥やしも兼任するので打点形成自体はかなり高速で行う事が可能。
一枚からアクアンメルカトールを噛んでバスターラフルルを呼び込む試合もあり、やはり4枚以外はないと感じました。
・界王類邪龍目 デッドブラッキオ…3
こちらはクリーチャーとしての受けとはなりますが、「1発でターンを貰う」要求を満たすための札であり、「確実に返しでダイレクトまで走る」札でもあります。
ジョーカーズの特徴としては、一体に莫大な打点を付与し、1発で盾を消し飛ばす豪快な攻撃がウリとなります。
そう。盾を一度に受け取れるのです。
デッドブラッキオのスーパーストライクバックで墓地に送るカードを故意的に選ぶ事ができます。これが何を意味するかというと、返しでリンネビーナスが走る場合に
意図的に盾の単騎を落とした状態で走れる。
状況が作れます。
採用されているアルカディアスパークを踏ませた際に友だって出せばセンノーを除去しながら気兼ねなくタップ効果を使用できます。
4枚採用では、緑の配分枚数が多すぎて他に色が割けなくなること。後からベル・ヘル・デ・スカルで拾えることを考慮し、3枚。
・テック団の波壊go!
「1発でターンを貰う」カード。
相手が禁断入りジョーカーズで、初動が挫けた時点で宝箱で山を見て、これが盾に入ったことを確認して5マナを到達した時点で、ほぼ勝ちを確信して良い位には信頼性、応用性の高い呪文トリガー。
ドラグハートにも触れる点が評価が高く、あらゆる場面で高水準に効果を発揮してくれる。
青黒の色も優秀であり、アクアンメルカトールのプレイする為の色にもなる。
踏ませたい対面があまりにも多い為4枚。
・神秘の宝箱…4
このデッキにおいての神秘の宝箱は、他のドギラゴン剣系アーキタイプと一線を画す役割があると私は思います。
色合わせ、プレイ方針の決定…一番大きいのは盾や封印の中身をロストしたカードから推察する事。ここぞと踏み切る時に封印を掘るタイミングで躊躇わなくて良いのは、試合中も心強く思いました。このデッキにおいての封印からリンネの蘇生先が降りる自体は、多くが意図的なものです。
早期に引くことを期待するカード故、4枚。後半でも腐りづらいです。
・フェアリーライフ…4
この構築でもっとも早くプレイ出来るカード。2t目にライフを打つ事が出来れば、次回以降しっかりレインボーのカードを手埋めしていても、動きが濁らないという、可能なら2t目に優先してプレイしたいカード。対面を見ながら打つ事にはなりますが、同速or鈍足相手であれば宝箱優先でプレイして構わないと思います。
トリガーライフの期待値や、基盤のブーストカードの一定数確保のため4枚。
・アクアンメルカトール…4
「軽い強ドロー=リソース拡大」を叶えるカード。
コスト帯も絶妙で、宝箱でブーストした次の手番でレインボーを埋めてもプレイ出来るのが何より魅力で、ブーストで消費したハンドを倍にしてリターンすると言うまさに現代に蘇ったアクアン。
青以外で各文明一枚ずつ拾うテキストは、つまるところ青いカードは全自動で落ちていく事、色かぶりは意図して墓地に送れることを意味します。
めくった単騎、ラフルル、メルカトールを意図して墓地に落とし、リンネビーナスのカードパワーを底上げします。
今回の5cバスターのコンセプトカードであり、膨大なハンドリソースがゲームメイクを左右する場合が多いため、4枚。
・音精ラフルル…2
貴重な青白の色要員兼呪文トリガーメタ。
旧構築の場合、ラフルルを攻撃時に機能させるには墓地を作ってリンネで釣るかバスターで直接出すかしか選択肢が有りませんでした。かろうじてカーネルからチェンジか?
この構築では、アクアンメルカトールが公開にないラフルルを山札から掘り出してきた上で、自身がラフルルにチェンジ可能という高性能を発揮したがために、いちいち墓地に置く必要もわざわざ手置きする必要もありません。リンネから釣ればラグも無し!
基本ゲームエンドか、下のクリーチャーでのビートプラン時にしか大きい活躍を見せないのと、一枚絡めば十分な事を考慮し、宝箱採用もあって二枚。
・アルカディア・スパーク…2
「1発でターンを貰う」カード。
テック団の波壊go!とは違い、盤面のメタクリーチャーを飛ばすまでは首が回らないがテック団の波壊go!よりも状況を選ばずにターンを貰えるカード。色も優秀。
宝箱でのシールドチェック時にこれが埋まっている期待値が高い場合は、なるだけデッドブラッキオのキープ。踏ませた返しの突撃の安全性を増す札回しを行なっていきたい。これだけ言っておきたいのは、アルカディア・スパークはただ踏ませただけでは意味がない場合が多いという事。
可能な限りデッドブラッキオとセットでトリガー処理しよう。
・単騎連射 マグナム…2
クリーチャートリガーへのメタ。「返しに確実にダイレクトまで走る」為のカード。
後述するが、盤面に据え置きする場合確実にエンターテイナーの方が役割は多分に存在する。が、単騎連射マグナムでなければならない状況の方が裏目の「比重」が大きいことを鑑みて、ラフルルと同枚数の採用と相成った。
クリーチャー自体が場に登場しないメタ特性は強力で、エンターテイナーではカバーしきれないホーリーやクロックをケア出来ることは、事の重大さを物語るだろう。
・メガ・マグマ・ドラゴン…1
ゆうせい君いわく「お守り程度に考えるのがベスト」なカード。
今週の環境において確実に使う場面が存在し、なおかつ機能した場合に大幅にプレイに余裕を作り出せるカード。しかし重要度としてはあまり高くないために一枚。自由に動かすならこの枠か。
・ウソと盗みのエンターテイナー…1
主にロージア対面や同型ドギラゴン剣アーキタイプ。それとこの構築自体でカバーしきれなかったレッドゾーン系アーキタイプに対して優先して立てる。
こちらはメガマグマドラゴンと違い、宝箱での色揃えの都合でマナに優先して落とす場合が多く、またドギラゴン剣でマナから引きずり出して使う、またはリンネで釣ることも多い為、採用は一枚となった。
・絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート…1
このカードの強みに関しては他バスターと同様かと思う。一枚落ちているとリンネから封印を掘り下げる動きが加速する為、こちら側の状況を整えやすい。
効果使用時、墓地のクリーチャーは強制で加えなければならない事には注意。
・月の死神 ベル・ヘル・デ・スカル…2
クリーチャーも、呪文も拾えて、墓地からも、マナからも拾える。メルカトール効果で不必要に肥えた墓地を直接リソースに変えることが出来るカード。ある種メルカトールと同様の「軽い強ドロー=リソース拡大」の役割を果たすカードとなる。
ジョーカーズ側が下級一点入れてきた際にトリガーすると、ギリギリチョコっとハウスと相打ちできる3000のスタッツが活きる。
バスターが、イーヴィル以外でリンネや直出しからリソースを確保する手段としてかなり優秀な部類に入るカード。封印を不必要に剥がさない為、コントロールに寄った動きも可能に。
役割がかなり多彩な為二枚の採用。
・光牙忍ハヤブサマル…1
3t目ブーストの返しにはほぼ必ずジョーカーズ側は打点をモリモリ盛り込んで盾を叩いてきます。
下級ツッパにハヤブサを当てる程、プレイに余裕を作り出せる状況はなかなか無いでしょう。光単色なのもgood。
殿堂ゆえに一枚。
長々と申し訳ありません。ここまでが、このデッキにおいての採用理由、採用枚数の説明になります。
では最後に、各対面について注意することや優先事項などについての補足を付け足す事にしましょう。
3.各対面に対してのプレイ
vsジョーカーズ
先行2スタからナッシング二枚は盾の中身が相当強くなければ受け止められません。割り切りましょう。
ヤッタレ→センノー→ヘルコプ太のムーブでの前提となります。
2コストブーストをしっかり撃ちましょう。宝箱かライフかなら確実にライフを撃ちます。先手ならワンチャン宝箱でもアリです。
相手側に先んじて5色5マナに到達する事により、相手側に突っ込むのを躊躇わせる事が重要です。メルカトールをプレイしてデブラを見せるのも重要。余裕を作ったら即座に宝箱を撃って盾と封印の中身を確認すること。
突っ込んだら盾の中身とブラッキオで返して、ブラッキオのストライクバックで落とした墓地を使い、ジャスキルを狙います。
打点が雑破なので、ブラッキオのストライクバックで落とせる墓地を選べるのが何より受けやすいです。返しの強さが確約できます。ブラッキオをストライクバックで降ろすまで行けば後は単騎を添えてバスターが突っ込むだけで勝てます。
vs赤緑モルトNEXT
慌てないことです。ブーストは1発打てば十分。可能なら宝箱を撃ち、メルカトールまでプレイしたらかなりゲームは持って行きやすくなります。
スクランブルチェンジやフェアリーギフトが絡まなければほぼ確実にこちら側が5色5マナに到達するので、後は機を見て突っ込めば問題ありません。先に永遠を降ろされても、慌てずゆるりと除去を当てて、メルカトールでハンドリソースを確保すれば問題なく勝ちを拾いに行けます。
vs青白ロージア
可能ならエンターを立てましょう。
普通のゲームプランでも、メルカトールをしっかりプレイ出来ていればさほどキツイ対面では無いと思います。ラフルルの登場できる状態を維持出来るのは大きな強み。
ネオエンドからロングゲームに持ち込まれた場合には、なるだけアルカディア・スパークをキープし、盤面にドラゴンを一体落とす。この状況をキープすれば、8到達時点で点を捻じ込んで勝ちまで行けます。盤面を固められても諦めない事が重要です。
vs赤青バイク
かなりキツイです。
ブラッキオの機能域になる前にほぼ確実に盾が枯れます。縦に重なる打点なので、トリガーテック団でなんとか…ならないんです。
オニカマスがかなり重くて、しかもフィニッシュ打点で残された時点でブラッキオでは止められません。しかも、上バイクがない状態で相手側がグダッていても、なかなかオニカマスに触りに行けません。
しっかりブーストを撃ち、可能な限り早めに突っ込みましょう。メルカトールプレイした後に時間があったら、一点ずつ刻んで早めにクロックを踏みに行きましょう。
トリガーケアまで気にするだけの余裕を持たせてはくれません。男は度胸!
vsハンデス
もともと不利対面ではありましたがメルカトールによって半ば有利対面まで持ち込む事に成功しています。
基本は他バスターと一緒。ブースト撃たない。虹を優先で埋める。デブラやハヤブサを持たない。
後はメルカトールをしっかりプレイすること。それにつきます。過度に引くとワンチャンヴォルグで死にかけるので加減は必要です。リンネビーナスが本当に強いと痛感するマッチメイクです。
私が書ける知識としては、ここまでが限度でしょう。以上が、各対面における5cバスターの基本的な立ち回りと意識する点になります。
このデッキレシピ自体、ゆうせい君が枚数比や体感で二週間以上しっかり練ってきたデッキです。私も握って、今季初のオリオティスジャッジを取らせていただきました。
願わくば、この記事が誰かの目に入り、また新しい、強いアーキタイプが生まれることを願っています。
最後に、構築、調整、プレイ示唆まで教えてくれたゆうせい君に感謝を。
以上。閲覧ありがとうございました。また、何処かで。





