表現の自由派って、北原みのり氏の「過去を責めて」ないんですよね。

森奈津子さんやろくでなし子さんにしても、この方が勝手に「ミソ(ジニー)」と決めつけてる方々にしても、私にしても。

 

「私たちだって別に優等生じゃないよ。間違いは長い人生、何度もしてきたよ。女性が性を楽しむことに、微塵も駄目だと言ったことはないです。

でもそれは北原さんだってそうだったわけでしょう。なら他者の背景も少しは考え、他人に何かを強制的に強いたわけでもない他者に対しても、寛容になったらどうですか?

あなたは『私は女性だから責められてるんだ』と結局は女性性に逃げますよね。私は同じ女性として、それはやめてほしいです」と、少なくとも私は、言ってます。

 

逆に本当に北原氏の言う通り、どんな形でも「買春=性搾取」なのだとすれば、男性だけが女性からの「性搾取」「買われる」「札束で殴られる」「心身の主体性を奪われる」ことを、買い手の「背景を考えて」無条件で許し、耐えなければならない理由って、何なんでしょう??
男性が「性搾取」した女性に対し、それと同じこと言ったらどうなるか、想像つきますよね。
私がウリセン少年なら、納得しません。私は北原氏については「本当に都合よく女性性を利用してるよな、この人」としか取れないです。

 

私と夫とが、コロナ禍が少し収まった中、ある地方温泉街を訪れた時、ガイドの女性は「やっと本来の仕事が出来ます。これまで皿洗いのバイトで何とか繋いでいました」と嬉しそうに語っていました。若い方ならば、本当に困窮極まれば、したくない仕事をするしかなくなる可能性も、男女ともに高まります。無理をして故郷を離れ上京し、性産業に従事すること、不馴れな危険労働で、命を危険にさらすことなど。

その地方温泉街(に関わらず、地方)に、キャラ目当てであれ、経済的に大きく貢献しているのは、フェミニストではなくオタクの人達ですね。私の県の公認Vtuberにしても、2021年3月時点で経済効果は5億。

 

何の努力もしなくても、優先的に経済効果をあるものをガンガン建ててもらえ、或いは祖先たちからの歴史的遺産を多数持っており、その恩恵を受けられる都民(都会住み・或いは有名観光地住み)のままだったら、バタバタとシャッターを閉ざして潰れてゆく地方の商店街を、実際住んでみて目にしなかったら、私にも解らなかったことでした。

 
仁藤夢乃氏は、温泉むすめに気に入らない点があるならば、その温泉地の商工会に、こういう理由でその設定は変えてほしいと、穏やかに進言することも出来ましたが、敢えて温泉地を危険にさらす行為をしました。地方温泉街の方々は、それを忘れないと思います。

 

フェミニズムの背景を考えろと言ってる方々が、今の地方温泉街の背景をどれだけ考えたのか、私には疑問ですね。

 
ルッキズムについては、私自身、女子も男子も保育士としては平等に見てきましたので、苦笑しか湧きません。男子に対する女子のルッキズムも、酷いものです。
気の弱そうな男子を「チビ」だの「デブ」だの酷いいいようをする女子集団、自分の幼少期から散々見てきましたし、その男子が成長し、カッコよくなってくるや、同じ女子たちが掌返す様も見てきました。
 
>男性も「ハゲ」と言われることもあるけど「ハゲ」を笑っているのは男性だ。
 
いやー、幼少期から学生時代、社会人時代を通じて、私の見てきた殆どの女性社会が、幻想なんですかね…ちょっとこれはw
私の出た小学校では、クラスの知的障害ある女の子を「臭い、臭い」といじめてたのも、女子集団でした。私自身も大人しく、女子集団が強いる群れ行動を嫌った為に、攻撃されており、彼女を助けてあげられなかったのが、心残りでした。
 
女性の「キモいおっさん(曰く、仁藤夢乃氏)」という言葉だけを「長い歴史あっての物だからいいんだ」「男の方がヒドイからいいんだ」と美化する気は、私には全く無いですね。
どっちもダメです。
 
>原発作業員は男性が多い。
 
これは今更ですね。そもそも危険作業における殉職者が、日本は男性ばかりです。高層ビルの建設やメンテ作業、高圧線修理作業、トンネルや陸橋の建設等、危険作業に従事しようとする者が、男性しかいない。
上野千鶴子氏などは「男性は機械仕事をして女性に危険作業をさせてきた」等と歴史改竄しようとしてましたが、そんな欺瞞は日々のニュースや殉職者慰霊碑見れば、すぐ嘘だと解る話。連なる名前のほぼ全員が男です。100年前も今日も。
 

 

 

 
黒部ダムの殉職者慰霊碑です。
 
 
海外のフェミニストは「ガラスの天井」のみならず「ガラスの地下」である危険作業にも男女平等を進めていますよね。日本のフェミニストのように、フェミニズムとレディファーストという、本来相反するものを混合し、女性の権利ばかりを拡張しようとするのでなしに。
フェミニストが思う以上に、あなた方がミソと呼ぶ人達、これは調べてます。
そしてそれこそ、ジェンダー平等を声高に叫びながら、この箇所について何もしようとしない(寧ろ地方の若者たちを苦しめるなど、邪魔しかしない)のは、裕福なフェミニストたちだということにも気づいてます。
 
かなり厳しい言い方はしましたが、反論下さったのは感謝です。
前にも書いたと思いますが、大手フェミニストさんたち、言いたいことだけジャンジャン書いて、都合悪い意見は全部ブロックされますので。
Vtuber戸定梨香の時も全国フェミニスト議連は同じ手を使いましたね。
戸定梨香の作者板倉節子氏は、松戸市を盛り立てようと頑張っておられた、まだ若い女性クリエイターなのに、彼女の活躍のチャンスを潰し、7万票超えもの抗議署名を、何故議員特権で全国フェミニスト議連は無視できるのかと、私も抗議署名した立場として、正直呆れてます。
 
その時も、板倉節子氏やおぎの稔氏の会見の方は、広く門戸を開けて堂々と行われ(何故かフェミニスト議連からは、開催日時も場所もわざわざ知らせ、お誘いしたにも拘らず、一人も来なかったと聞いております。例により「忙しかった」んでしょうかね。)
フェミニスト議連の会見の方は、賛同してくれるマスコミの前でのみ、日時も場所も全く外部に知らせず、極秘で行われたのが、記憶にあります。
会見があるとい情報を何とかキャッチして行ったが「つまみ出された」と証言したジャーナリストも。
 
 
私の方も忙しいので、多少、後から加筆修正させて頂きました。申し訳ございません。