シングルマザーでも大切な人の為、大好きな音楽の為に生きる♪ -53ページ目

入院初日 後半

病室に入り、変化が起こる



家では痰の絡まりに眠れない状態だったが、その痰が一時間に一回出るか出ないかのレベルまで減った



酸素を入れたり、水分点滴したり処置をしているのだから当然なんだろうね



でも私達はこんな事も知らないんだ


小さな変化で一喜一憂してしまう





看護士さん等に口の中のケアの方向や痰の取り方、口の潤し方を教えてもらう


この目的は口の中を清潔にしないとバイ菌が発生

このバイ菌が肺等に入り肺炎など起こす可能性を防ぐ為


この事は知ってはいたが、止まらない痰と体の傷みで苦しんでいる母に家では出来なかった



↓看護士さんが教えてくれた口腔ケア用品





こんな口腔ケア専用ブラシとジェルがあるんだ


教えてくれて、姉がすぐ売店に買いに行ってくれた



スポンジは歯磨きにも利用でき


痰が出た時はこれを使って取りにくい場所にある痰も簡単にとる事ができる



ジェルは口の乾燥を和らげるために塗ったり、歯磨きの際滑りをよくしたり


今は口から水分が取れないため、どうしても口の中や唇が乾燥してしまう



口の中乾燥してたら誰でも嫌でしょ?



だから専用ジェルで口の中を潤してあげるんだって



母は口から摂取する際、必ず看護士さんの付き添いが絶対となっている。


食べる時はベッドを30度起こす

食後30分~1時間はこの角度のままにし、胃から腸まで運ばれ易い体勢を維持する


本人が食べたがらなければ、私達からは勧めて食べさせない。



理由は上手く飲み込めない状態で私達素人が母に食べさせようとすると



その食べ物も肺に入り、肺炎等の原因を引き起こすかもしれない




看護士さん等から教えて頂いていたらいつの間にか14時とっくに過ぎてた



そうしたらね



母さんが笑ったんだ



呼びかけに反応し、少しずつ会話も出来るようになった



意識混濁しているから、私を孫と勘違いしたり

同じ質問を繰り返してくるけど



何より言葉を発する事が出来た。



母さんにね何度も


「ここは病院だからね。痛いの取ってくれるから、大丈夫」


聞かれる度に答えてたら




お母さん笑顔で

「ラッキー♪」


だって




明日はどうなるか分からない



でも今日は母さん“ラッキー”と思えた




もうそれで充分だよ

入院初日 前半

ここ2、3日意志の疎通出来ず

口からの水分、食事摂取できず


痩せて脂肪がなくなり、骨が出っ張ってしまっている為同じ姿勢でいると痛くなる

自力で寝返りは出来ない為、傷み出したら姿勢を変える




主治医より
「現状口から水分が摂取できない為、いつどうなってもおかしくない状態。会わせたい人には今のうちに連絡してあげて下さい」


と言われる。



脱水状態の為水分点滴

酸素濃度低下の為 酸素2リットル鼻からチューブで送る







余計な事を考えない為のblog

一週間程前から自らトイレに行けなくなり、オムツとなりました。



今では水分も殆ど取れず、本当は1.5Lの水分摂取をいわれているが 1日に500mlも摂取できてきません。

自ら寝返りをする体力もありません。



往診の先生から

「現状では月単位では保たない」


「このままでは水分を取らなくなる。そうなると日単位だろう」



と、言われました。




家族は4月中旬から緩和ケア病棟への入院を希望し、往診の先生や病院に相談していました。



理由は


【また元気になって帰ってきて欲しいから】



悔しいけれど家では充分な処置ができないのが現実



入院すれば、情緒不安定になった母の話しを上手く聞く事ができる看護士さんがいる。それで母は安定するかもしれない


リハビリの先生もいて、寝たきりにならないようマッサージや助言もしてくれる



私達家族は素人で何をするにも不十分


4月は自立歩行が出来ました。


だからこそこのタイミングで入院し、元気になって帰って欲しかった



ですが母は一貫して

「入院したくない」


と言い続けていました。



家族で相談し“母の気持ちを優先しよう”と、皆色々な思いを抱えて飲み込んで過ごしました。




そして水分すら取れなくなった今



母から「入院したい」と言い出したのです。



母は病院に助けを求めてくれました。




今私は母の隣りにいます。



水分を取っていない為、痰が絡みむせます


自分で飲む事が出来ない為、吸口で母の口へ水を入れます。




4月に入院出来ていれば…


流石にここまできたら、もう家には戻って来れないかな…




今考えてもどうしようもない事を考えてしまいます。



だから私は自分を落ち着かせ余計な事を考えない為、ここに書いています。